配信日:2013/06/17
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
橋下徹 大阪市長『定例会見』
全文書き起こし
― 6月5日定例会見 ―
全文書き起こし
― 6月5日定例会見 ―
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第1部
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<市長>
僕からは3点あります。まず第1点目なんですが、大阪アーツカウンシルの統括責任者が決まりました。
平成25年の4月に公募を開始しました、府市共同設置の大阪アーツカウンシルの責任者であります、統括責任者の最終合格者が決定しました。
文化行政の在り方を大きく変える試み、チャレンジといいますか、今までの様に、行政の部局がですね、特に行政マンがこれまでやってきた文化行政といいますか、文化補助金をそのまま維持することだけの、文化行政といいますか、そういうものを変えようと、しっかりと文化について芸術文化活動について評価をしてですね、審査をして、きちんと補助金を出していこうとまた、文化行政といいますか、文化補助金がですね、ものすごい既得権になっているそういう状況もありますので、新規参入も促してですね、切磋琢磨をしてもらう、しっかりと評価、審査を行ってですね、しかるべき補助金を出していくと、助成金を出していくという、当たり前といえば当たり前なんですねど、これまで文化の領域は何か聖域化していまして、ここの補助金ってものに手をつけようものなら、文化知らずとか、文化の破壊者だとか、まぁ、知事時代からさんざん言われてきましたけれども、やっと、新しい枠組みといいますか、まさに、統治機構改革ですけれども、行政、まぁ自治体がですね、文化行政という、いわゆる統治の仕組みがですね、大胆にこれで変わったんでないかと自信をもっております。
しっかりと審査を行って補助金を入れていくと、去年一昨年補助金を出していたから、そのまま補助金を出し続けるということはしないという、そういう文化行政にチャレンジしていきたいと思っております。
統括責任者の公募合格者は、佐藤千晴さんです。
主な経歴といいますか、今はフリージャーナリストと、元朝日新聞の大阪本社生活文化部次長という、ずっと文化一筋で来れた方だという事も聞いております。
25年の6月7日任期は原則2年と再任可という事であります。佐藤氏は新聞社の文化記者としてですね、主に大阪で報道に携わって来られた方で、大阪の文化について造詣が深いと。これまで、培ってきた経験、専門知識を生かして、大阪アーツカウンシルの統括責任者として、大阪の文化の更なる発展に向けて熱意をもって取り組んでいただけるものと期待をしております。まぁ、とにかく、自治体といいますか、行政の文化行政の在り方をですね、思い切って大転換してもらうぐらいの、それくらいの気持ちでチャレンジしてもらいたいなと思っております。
なかなか補助金を付け替えるという作業は新聞社出身の方ですから、僕が知事時代にやろうとしていたこと、それを外から見て、もちろん批判的な意識も持たれていたと思うんですが、実際に補助金を付け替えることがどういう作業かってことも経験してもらいながらですね、果敢にチャレンジしてもらいたいなと思っております。
次に、学校教育ICT活用事業モデル校の授業を公開します。
大阪市教育委員会ですね、本年4月から小中学校7校のモデル校において電子黒板やタブレット端末などの最先端のICT環境のもとで授業を行っています。
これは、僕の大方針でもありまして、世界最高水準の教育環境で世界の土地間競争に負けないようなですね、教育というものをしっかりやって欲しいという事で、予算はどんどん付けるからという事で、これは2年後ですかね、2年後にもう全校で、タブレットの端末を全生徒に、全生徒じゃなくて3年生以上でしたっけね。とにかく生徒にですね、タブレット端末を配布して世界最高水準の教育をやっていこうと思っているんですが、今モデル校でですね、実際にタブレットを使ってどういう授業が出来るのか、どういう授業が効果的なのか、今、一生懸命大阪市モデルを作っております。
まぁ、そういう中でですね、今回モデル校2校において、記者の皆さん向けに公開授業を行います。それぞれ、年間3回の公開を予定しておりますので、ICTを活用した授業がどういうものかって事についてですね、是非記者の皆さん、メディアの皆さんにですね、取材をして頂きたいと思っております。
6月の22日の土曜日、土曜授業でやるんですね、阿倍野小学校ですが、1時限目家庭科、6年生。2時限目が図画工作4年生。3時限目が国語5年生と。さらに、阿倍野小学校では11月7日、来年の2月7日実施予定と。
タブレットの端末って、これ何年生からやる予定なんでしたっけ。小学校3年以上で、今、全校配布が平成27年の二学期から全校配布で今やっていく予定で教育委員会頑張ってもらっておりまして、そこで、全校配布する前にですね、どういう形での授業がいいのかって事を今しっかり中身をつめている作業であります。
大阪市という規模で、タブレット端末全校配布、小中、特に、小学校3年生以上から中学校1・2・3年。全生徒にタブレット端末を配るという、これだけ大規模でやるのは、大阪市くらいだと思っていますけれども、国もやるような動きもあるみたいですが、国の動きを待っていても遅いので、大阪市は27年の9月から全校配布で今やる予定で進めています。
旭陽中学校の方では、6月24日月曜日5限目数学2年生ですね、11月22日、来年の1月31日も実施予定と、これ、阿倍野小学校では土曜日授業を活用してくれるんですかね、これ、土曜日授業も活用するという事で、どんどん大阪市の教育動いております。これまでの授業でのICT活用事例と社会見学。これ4月から早速こういう授業やってくれてわけですか。
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
コメント
コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。