配信日:2016/08/18
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松井一郎 大阪府知事『定例会見』
全文書き起こし
― 8月10日定例会見 ―
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2016年8月10日(水) 松井一郎知事 定例会見
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第1部
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<知事>
まず、関西経済同友会が文化政策などに対する緊急アピールをされました。これに対しての府の見解についてお話をします。大阪府では、現在、第4次大阪府文化振興計画を策定中です。今週金曜日には、大阪府市文化振興会議からの答申を頂きまして、府議会やパブリックコメントの意見も踏まえ、秋には計画を取りまとめます。別途、取りまとめ予定の新たな都市魅力戦略においても、文化のパーツをしっかりと位置づけることとしており、その計画の実現に向けて、必要な予算は確保し、対応をしてまいります。
先日、関西経済同友会が文化政策などに対する緊急アピールを出されました。同友会のアピールの基となった文化庁の調査結果を見ると、他府県の文化予算の中には美術館などの管理運営経費、それから施設の耐震改修の工事費が多くを占めているケースがありまして、単純に比較できるものではありません。また、同友会が指摘した一人当たりの芸術文化の支出額について、施設に関する経費等を除いた事業費のみで比較しますと、府だけが突出して低いものでもありません。
府においては、限られた予算で最大限に効果を高められるように、おおさかカンヴァス事業やアーツカウンシルなど、民間の文化活動をサポートする先進的な取組みを進めており、高い評価を受けております。文化事業の範囲や内容は地域によって異なっており、予算額を見て、一概に文化行政の優先度が低いとは言えません。予算として一面だけを捉えて評価されたことは大変残念であります。府市文化振興会議からは、目指す将来像として文化自由都市大阪を掲げると聞いておりまして、皆で大阪文化を支え、育てていく文化振興の好循環づくりを進めていくことが不可欠です。
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