今週(5月6~7日)の東京株式市場は、GW明けの2日間の立ち会いでしたが、日経平均株価は週間で545円19銭上昇し(率にして1.9%の上昇)、2万9357円82銭で取引を終えました。実に5週ぶりの上昇です。
連休明けの6日(木)は、連休中に米国のNYダウが上昇し、5日(水)に最高値を更新したことを好感し、日経平均株価は鉄鋼、海運など景気敏感業種を中心に、前営業日比518円高と大幅に上昇しました。続く7日(金)は米株式相場の連騰を受け、前日比26円高と続伸しました。
米国でグロース株が軟調に転じたことから、国内でも半導体関連株が売られる展開になりましたが、私は押し目買いの好機と捉えています。
今後、起こることは、株価および長期金利の上昇です。株価は買われ、債券が売られる展開です。
金融資本市場では、主要国の中央銀行が金融緩和の正常化を進めることを織り込み、選別的な動きを強めます。
選別の対象となるのは、「1株当たりの利益が継続的に伸びる企業」です。
(水島寒月)
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