昨日、「ゴールドマン・サックス」「JPモルガン・チェイス」の決算発表がありました。
ゴールドマン・サックスは2%超の上昇、半面、JPモルガン・チェイスは下落と評価が分かれました。業績内容は両企業とも市場予想を上回る結果になったものの、今後の費用対効果が良いか?悪いか?で評価が分かれたようです。
今後も米国では決算発表が本格的に始まります。その中での各企業への評価は今後の見通しをどのように見ているのかが重要なポイントになります。
この決算発表時期は米国の証券会社の調べによると、多くの投資家、90%以上が決算発表を挟み、1週間前後には投資活動を行っているとの調査結果もありました。市場・個別銘柄の動きが活発化すると言われています。
大型株でもストップ安・ストップ高と大きく変化する時期です。過去に決算発表で「アドバンテスト」がストップ高、ストップ安を演じたことがありました。その後の動きを決算日の動きがある程度方向づけをすることが多いようです。特に主力銘柄、1部大型銘柄については経験則的にその傾向が強いです。
ただ、銘柄によって、各証券会社のコンセンサスの見方によって、表面的に良くなっても市場評価が悪い場合と反対に表面上悪い数値でも、悪いことを織り込んで市場評価が良い場合もあります。今回は今期予想を発表する企業も多く、その予想によって前期が悪くなったとしても、その評価は既に織り込まれ、今期予想を重要視するので、その日の市場評価は重要です。
特にストップ安、ストップ高をした銘柄はそれ動きが示したように、上昇へ、下降へと決める評価なので重要です。
決算発表が今は年4回になりました。その頻度は前に比べて多くなりました。企業の変化を知る機会が増え、その為、新事業への方向転換、悪い部門の切り捨てなどその企業の方向性も分かりやすくなっており、今回のように「新型コロナ」発生で大きく打撃を受けた企業が、どのような方向転換するのか?また、どのように経営戦力を立て直すのか?また、反対に「新型コロナ」で業績好調企業が継続して好業績を維持できるような事業展開を示すのか?などなど、今回の決算発表内容は「良い企業」「悪い企業」どちらもしっかりウォッチしたいものです。
上記しましたが、その決算内容の市場評価は重要であり、決算発表後、大口投資家も活発な投資行動をとるので、その時こそ、我々個人投資家も大きな投資チャンスがあります。
最後に、コラムを書き始め2年有余になりましたが、本日で私のコラムは終了致します。長い間、ありがとうございました。
尚、4月よりYouTubeを始めました。「大魔神の株式投資チャンネル」では、よりタイムリーな投資の話題をお届けしておりますので今後とも宜しくお願い致します。
(大魔神)
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