夏が来れば思い出す♪・・。この株のこと、あの株のこと。
多くの投資家の皆さんはリターンを求めてリスクテイクに努めておられるかと思います。例年通り今年も夏枯れ相場かと思いきや中小型株を中心に底堅い展開を見せる銘柄もあって夏の思い出がたくさんできそうな今日この頃です。
季節はまだ8月の上旬ではありますが、桃に加えて私が好きな梨(幸水)が出回り始め、栗の実も大きく実って秋の風情を感じさせてくれます。
実りの秋と同様に株式市場でも実った株の刈り取りの動きが活発になっているようにも感じられます。一方では生えてくる雑草を抜いて庭をきれいにして次の季節を待つ、楽しそうに入れ替え作業を行う投資家の声が聞こえてきそうです。
季節ごとに咲く花は変わり、未来に咲く花を今から準備するベテラン投資家の姿も感じられますが、暑さの後に来る涼しさが体調を崩す原因にもなりがちですので皆様もご自愛頂きたいと思います。
さて、この夏、皆さんの心に残る株の思い出はできましたでしょうか。
まだできてないよ・・。と言う方も安心してください。
きっとまだこれから多摩川に打ち上がる花火のような思い出に残る感動的な出来事が待っていると思いますよ・・。
折しも3月期決算銘柄の第1四半期決算の発表がたけなわです。
その中にはかつて情熱投資家、相川伸夫氏がコメントしたテノックス(1905)の大幅増益決算の発表がありました。
企業が発表する決算を評価する動きはこのテノックスに限らず様々に見られます。年初から4月までの調整局面で仕込んでいた銘柄がこの第1四半期決算で開花したり、どうもぱっとしない中で後半に期待を持たせてくれる銘柄もあったりで投資家の心を動かす事象が見られるのがここに来ての注目ポイントです。
このところ1Qが大幅増益でも通期を据え置いたままの銘柄への見方を教えてほしいとの問い合わせが頻繁にありますが、ポイントはどこまで株価に織り込んでいるということ。
テノックスの場合は今期予想EPS129.7円で株価935円ならPER7.2倍。大型工事の施工が順調で1Qが幸先良いスタートを切った訳ですので投資家はここから一段と評価を高めそうな感触がします。
(炎)
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