岡田斗司夫プレミアムブロマガ「【イベント情報】クリスマス・年末年始が10倍楽しくなる“一人遊び”特集」:岡田斗司夫プレミアムブロマガ: 岡田斗司夫ゼミ・プレミアム(岡田斗司夫)

岡田斗司夫プレミアムブロマガ　2018/12/23

おはよう！　岡田斗司夫です。

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今日は、岡田斗司夫のイベント・メディア情報をお届けします。

【ニコ生】『岡田斗司夫ブロマガチャンネル』

今夜 20:00～21:30 岡田斗司夫ゼミ#262

今夜のニコ生は、クリスマス・年末年始が10倍楽しくなる“一人遊び”特集です。
一人の時間にどれだけ楽しいことをして過ごせるかは、人生の大きな醍醐味ですよね。今夜は、そんな楽しみ方を色々伝授したいと思います。

僕は、アニメを見たり、マンガを読んだり、映画を観に行ったりするのが好きな、ごく普通のオタクなのですが、僕にとってそういう行為は、それだけで終わるものではありません。

例えば、アニメや映画に登場するメカのプラモデルを作るというのも、僕にとっては作品の世界観を楽しむ一つの方法なのです。

だから僕は、プラモデルを作るとき、途中までしか作らないことも割と多いです。
というのも、「あの映画でみた飛行機の内部構造って、こういう風になっているんだ！」とか、実感したくて作っているからです。
そういうことは、資料集を見るより、実際にパーツを切り取って、削って、色を塗って、組み立ててという作業の中で、つかめるんですよ。

自分が気になっている内部構造がわかるあたりだけを組み立てたら、もうそれでＯＫ。最後まできれいに組み上げたりしません。

同じ理由で、資料の本も、好きな作品をより深く理解するための補助知識を得るために読みます。
だから、頭からおしりまで読むことが大切だとは思いません。
もちろん、頭からお尻までおもしろいに越したことはありませんが、僕にとって資料本は、1/3面白ければ十分です。
20ページでも、これは！と思えれば、もう本棚に残しておくに足る本と考えます。

今年の1/20のニコ生ゼミ＃214で、『ぶらゼルダ特集』という回がありました。
『ゼルダの冒険』に出てくる世界の地図を、自分で書いてみた。これで、よりゼルダが楽しめたという話をしたかと思います。
これも、正確な地図をきっちり書き上げることが大事だというわけじゃありません。
ゼルダの世界観が、より理解できる分だけで充分なのです。

プラモデルも、資料本読みも、地図作りも、自分が好きなアニメや漫画や映画をもっと深く知り、より楽しむための“補助趣味”なのです。
だから、最後まできちんとやり遂げる必要はありません。

「最後までやり遂げる」というのは、ある一軒のレストランで食事を楽しむのに、全メニューを注文する行為のような気がします。そんなことはミシュランガイドの人だけがやればいいことで、僕たちは、お気に入りの定食が二つか三つあれば充分。それでおいしい食事を楽しめるのですから。

アニメをより楽しむためのプラモデル。
映画をより楽しむための旅行。
ゲームをより楽しむための地図作り。

プラモデルや、旅行や、地図作りは、気に入った何本かの作品を、とことん楽しみ尽くすための補助趣味です。
そんな補助趣味の選び方、楽しみ方を話してみたいと思います。

それと、来年1月4日の金曜ロードショーで『風の谷のナウシカ』が放送されます。ナウシカの”見るべきポイント”をあらかじめお知らせしておこうと思います。

お正月に『ナウシカ』を見るまでに、ぜひ頭に入れておいてください。
ニコ生ゼミをあらかじめ見ることも、ナウシカを10倍楽しむための補助趣味と言えますね！

ちなみに、前回のニコ生岡田斗司夫ゼミ#261「【アポロ月着陸50周年記念】ロケット開発の歴史は、堀越二郎のゼロ戦から始まった！」の内容は、