岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2017/11/09
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今日は岡田斗司夫のゼミ室通信をお届けします。
DMMオンラインサロンの岡田斗司夫ゼミ室では月に1回オフ会があり、ここで質問や相談を受け付けています。
今回は、7月に東京で行われた公式オフ会より、参加者からの質問を取り上げます。
質問:これからのネット配信と映画の関係はどうなる?
質問:
ネット配信がとても盛り上がっていて、最近公開された『ツイン・ピークス』などは、全話製作し終わってから納品などという異例の対応が取られたそうです。しかも、配信ならではの自由さを生かした過激な作品もたくさん出てきていて、このままでは映画は押される一方ではないかと思います。これから配信と映画はどんな風になっていくと思いますか?
回答:映画館は参加するイベントになる
岡田斗司夫の回答:
映画が配信に押される一方になるのでは、という話なんでですけど、これは既に起こってしまっているんですよね。
今ハリウッド映画の予算は、だいたい100億から200億くらいだと思うんですけど、これって全世界でヒットしないと採算が取れないんです。これは大変厳しいことで、出資元はまず、危険な要素を切り取って、売れそうな要素を詰め込む。どうしても同じような映画になっちゃうんです。
それに対して配信は、見る人数によって予算のが違う。だから、作品によって予算の上下が全然違う。だから表現の自由度も違ってくるわけです。
だから映画が不利で、配信が有利なのが大前提としてあるわけです。
おまけに映画は映画館に行かなきゃいけない、好きな時間に見れない、好きなように見れないなど制約がありすぎる。映画というシステムが既に古すぎるんです。
ハリウッドはこの先、配信でやったものを映画で見せる、というふうになっていくんじゃないかな。
配信で見せたものをイベント的にして映画館で見せる。
映画館は参加するイベントというものになる。
そういう感じになると思います。
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