岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2017/03/05
おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は、2017/02/19配信「アニメのお勉強〜ジブリ社内報「熱風」が凄すぎる」の内容をご紹介します。
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2017/02/19の内容一覧
- オープニング
- 『龍の歯医者』と清水富美加騒動
- 岡田斗司夫がワンフェスで買ってきたもの
- 関取花の登場で女芸人界に激震が走る?
- 世界で一番わかりやすいワンフェス解説
- ワンフェスで見たかわいい鉄道ジオラマ
- 海洋堂センム独占インタビュー
- 『シン・ゴジラ』ラストに映るゴジラの尻尾
- アメリカ合衆国の某大統領のフィギュア
- 零戦のベコベコな表面装甲まで再現したがる物好きなセンム
- 最近のワンフェスの主流は「オリジナル作品」に変わってきている
- 海外ドラマの「リアルさ」と日本のアニメの「萌」のハイブリッドフィギュア
- 「岡田さんの盛ってる話が好き」と言う村上隆の独占インタビュー
- 村上隆に見てもらいたい「女性の機能をミニマム化したアート」
- 文化の本質は「リアルからの逃避と洒落化」
- リアルの価値が暴落した社会では、リアルは雑音にしかならない
- リアルから逃げているのは非モテもリア充も同じ
- 表放送エンディング
- ジブリ発行定期購読誌『熱風』最新解説
- 氷川さんの話「雑食文化の衰退」
- 氷川さんの話「評価軸の移動」
- 氷川さんの話「村上隆のアニメは、『当たり前につまらなかった』」
- 氷川さんの話「デジタルネイティヴ世代の誕生」
- 「誰が言ったか?」を重視する社会に適応したインスタ世代
- 言ってることは正しいのに炎上した上野千鶴子の「平等に貧しくなろう」
- アメリカ人が作る夢の世界『ラ・ラ・ランド』と、ジャスティン・ビーバー大統領
- サザエさんの打ち切り疑惑と、スポンサーの倒産によって終了した番組達
- 裏放送エンディング、正男の暗殺について
最近のワンフェスの主流は「オリジナル作品」に変わってきている
ワンフェスの主流は、昔は「女の子」だったんですよ。美少女フィギュアとか。
だから、ワンフェスに行かない人の中には、そういうふうに思っている人も多い。この番組を見てくれている人の中でも、ワンダーフェスティバルって聞くと、「ああ、美少女フィギュアを売ってるところでしょ?」「Hなフィギュア売ってるところでしょ?」「コスプレーヤーのお姉さんがウロウロしてるところでしょ?」っていう印象あるでしょ? 僕もね、「ワンフェスって、いろんなものを売ってるけど、まず基本は美少女だよな」と思ってたんですよ。
ところが、今の主流は全然違うんですよ。
あのね、今のワンフェスの中心というのは、こいつなんですよ。
(ボードを見せる)これ『メカトロウィーゴ』っていうシリーズで、ワンダーフェスティバルでガレージキットとして数年前に出たものなんですよね。この写真はオリジナルの造形なんですけど、近未来の建設機械みたいな感じで、このでっかいボディーの中に、人間が入って操作しているっていう設定です。建設機械っぽかったり、兵器っぽかったり、いろんなバリエーションがあるんですけど。
これの何が今のワンフェスの中心かっていうと、これ、最初は単なるガレージキットだったんですよ。ところが、すごくかわいいから、いわゆる『ダンボ―くん』みたいなもので、いろんな人がこれに色を塗って自分のオリジナルメカトロウィーゴっていうのを発表し始めたんですね。その結果、今や、一般メーカーから商品になって販売されてるんですよね。
これがワンダーフェスティバルの夢になってしまった。
夢っていうのは何かって言うと。
ワンダーフェスティバルに参加して、自分の造形物を作る人たちの間では、昔の夢は「完売」だったんですよ。センムもさっき言ってたように、「何百個も6万円の商品持ってきたんですけど、あっという間に、完売ですわ! わっはっは!」と。これが、ワンダーフェスティバルに作品を出す人の夢だったんですよね。
自分のオリジナルとか関係なく、美少女キャラのフィギュアを作ったりして。本当に10年くらい最強の座を保ってた『ああっ女神さまっ』のベルダンディーっていうキャラクターがいるんですけど、「いかにベルダンディーの髪の毛を表現するか?」とか、そういうことに躍起になって、巨大なガレージキットだったり、プラスティックの塊の女の子の組み立て模型を作って持ってきて、10分で完売、1時間で完売っていう。これがワンダーフェスティバルに出す人の夢だったんですよ。
ところが、このメカトロウィーゴあたりから流れが変わってきて。「オリジナリティあふれる作品を生み出して、作家として認められ、商品化される」というのが、ワンフェスの夢になってきたんですね。
(続きはアーカイブサイトでご覧ください)
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