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テロ根絶にも有効な病院船 - 第393号(2015年5月7日号)

2015/05/07 12:54 投稿

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『NEWSを疑え!』第393号(2015年5月7日号)

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【価格】1,000円/月(購読料のうち半分は、研究所の活動に対する維持会費とお考えいただき、ご理解をいただければ幸いに存じます。) 
【最新発行日】2015/5/7
【発行周期】毎週月曜日、木曜日 
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【今回の目次】 
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye) 
◇◆テロ根絶にも有効な病院船 
◆日本の病院船議論のおかしさ 
◆中国が展開する「病院船外交」 
◆これが日本の病院船構想だ 
◎セキュリティ・アイ(Security Eye) 
・国際法は密航船の阻止に無力 
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之) 
◎ミリタリー・アイ(Military Eye) 
・ホルムズの脅威は海峡封鎖ではない(西恭之) 
◎編集後記 
・日本人は危機管理できる?できない?

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◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
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◇◆テロ根絶にも有効な病院船

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川 和久

Q:IS(イスラム国)がジャーナリスト・後藤健二さんを殺害(2015年1月30日)してから3か月。2015年3月18日にはチュニジアの博物館がイスラム過激派に襲撃され、日本人3人が殺害されています。テロ根絶に向けて、どんなことが必要だと思いますか?

小川:「テレビを見ていたら、たまたま病院船『アフリカ・マーシー』が紹介されていました。これは、ドンとディヨン・ステファン夫妻が1978年に設立した慈善団体『マーシー・シップス』が所有する、民間では世界最大の病院船です。これまでにアフリカ西海岸、カリブ海、東南アジアなど70か国以上の途上国で医療奉仕活動をおこない、二百数十万人に対して10億ドル規模の医療サービスを提供してきました。現地の人びとの医療関係の能力を高める医療研修も3万人以上に対しておこなっています」
 

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