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これが脳による機械操作の最先端だ - 第381号(2015年3月23日特別号)

2015/03/23 11:54 投稿

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『NEWSを疑え!』第381号(2015年3月23日特別号)

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【発行日】2015/3/23
【発行周期】毎週月曜日、木曜日
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【今回の目次】 
◎テクノ・アイ(Techno Eye) 
・これが脳による機械操作の最先端だ
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之) 
◎編集後記 
・米国の消防ヘリのパイロットは消防士(小川和久)
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◎テクノ・アイ(Techno Eye) 
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・これが脳による機械操作の最先端だ

(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

 米国の国防高等研究計画局(DARPA)やピッツバーグ大学は、傷痍軍人など手足の自由を失った人の機能回復を主な目的として、ロボットアームなどを脳の電気信号によって操作する臨床試験を進めている。

 2014年12月、「ヒトのブレイン・マシン・インタフェースにおける10自由度のヒト型ロボットアームの制御」と題する論文が、神経工学の学術誌に掲載された。論文の題名は、臨床試験対象者がロボットアームを動かそうと考えたときに、脳の中を流れた微弱な電流を計測し、ロボットアームに対する指示に変換することで、10個の独立した関節をもつロボットアームを操作したことを表現している。

 臨床試験対象者のジャン・ショイアーマン氏は1959年生まれの女性で、1996年に脊髄小脳変性症を発症し、脳幹と脊髄の神経細胞が徐々に消失したため、2003年には首から下が不自由になった。

 ショイアーマン氏は2011年10月、交通事故で脊髄を損傷して四肢が不自由になった男性が、ピッツバーグ大学の臨床試験でロボットアームを動かしている映像を見て、参加を願い出た。
 

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