『NEWSを疑え!』第354号(2014年12月8日特別号)
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【価格】1,000円/月(購読料のうち半分は、研究所の活動に対する維持会費とお考えいただき、ご理解をいただければ幸いに存じます。)
【発行日】2014/12/8
【発行周期】毎週月曜日、木曜日
【次回配信予定】12/11
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【年末年始のお知らせ】
下記期間は年末年始のため、メールマガジンの配信をお休みいたします。
休業期間:12月26日(金)~1月4日(日)
年始は1月5日よりメールマガジンを配信いたします。
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【 メールマガジンが届かない場合】
プロバイダ・メールサービス側で、迷惑メールに振り分けられていないかご確認ください。
・PCメールの方は迷惑メールフォルダをご確認ください。
・携帯電話の方はドメイン指定受信(特定受信許可・受信拒否)等ご確認ください。
改善されない場合は以下『ニコニコヘルプ』のページをご覧ください。
http://faq.nicovideo.jp/EokpControl?&tid=11115&event=FE0006&searchToken=1340075532021
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【今回の目次】
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・アフリカのエボラ防護具不足は米国内の買いだめが原因
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・役人天国は終わらない(小川和久)
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◎テクノ・アイ(Techno Eye)
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・アフリカのエボラ防護具不足は米国内の買いだめが原因
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
西アフリカで感染拡大が続くエボラ出血熱用の個人防護具2万着を運ぶため、航空自衛隊のKC-767空中給油輸送機が12月6日、小牧基地(愛知県)からガーナの首都アクラへ向かった。国連エボラ緊急対応ミッション(UNMEER)が11月26日、防護具の迅速・確実な輸送を日本政府に要請したことを受けたもので、8日にアクラで防護具を引き渡し、11日に小牧基地に帰着する計画だ。
KC-767空中給油輸送機(12月6日、空自撮影)
日本政府は今後70万着の供与を予定しており、残りの68万着は民間機で輸送される。横浜市は、アフリカ開発会議(TICAD)が2回開催された関係もあり、新型インフルエンザ用に備蓄していた防護具3万着を、リベリアとシエラレオネに無償提供することになった。
国連の要請の背景には、防護具の一大生産国である米国で、エボラ出血熱患者の国内発生に備えるため、防護具を買いだめする動きが広がり、品不足となっている事情がある。米国の官公庁や医療機関が、少数の患者の入国と国内発生に過敏に反応しているため、西アフリカでエボラ出血熱の元を断つ取り組みが遅れる結果となっているのだ。
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