特別号
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■小川和久の『NEWSを疑え!』
第512号(2016.8.8)
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【今回の目次】
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・多目標迎撃体に変わるミサイル防衛
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・ダン・ラザーに『借り』があった!(小川和久)
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◎テクノ・アイ(Techno Eye)
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◇◆ 多目標迎撃体に変わるミサイル防衛
弾道ミサイルを迎撃する側は、発射する側よりも高度な技術と多額の出費を必要とする。
例えば、大型の弾道ミサイルは、大気圏外で複数の弾頭とデコイ(おとり)を放出することができる。迎撃側は全ての弾頭を迎撃する必要があり、また、大気圏外の真空状態では、針金や風船のようなおとりも本物の弾頭と同じ速度で飛行し、迎撃側のセンサーでは見分けにくいので、全ての弾頭とおとりに迎撃体を命中させる必要がある。
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