年末です。
「n次元をなぜ設立したか。」今日は、それに関して書いていこうと思います。
n次元の設立は西暦2014年1月24日です。決算は12月ということになります。つまり、年の瀬と会計の締めが同じということです。ここで、きちーっと気持ちの整理をして来年に向けての準備をしなくてはいけません。
例えば、資本主義では、資本の流れを社会の営みの中心として捉えて議論していきます。パラメータはあくまで1つ。お金です。他のパラメータを持ってくることは許されません。他のパラメータはお金との関係として表現されます。たった1つのパラメータから、人類は、カール・マルクスの資本論をはじめとする多様で複雑な議論をすすめることができましたが、ふとした時に、その複雑性、関係として表現された多数のパラメータの存在を忘れがちです。
裕福・貧困、(経済的)成功・失敗といったことに対して、一喜一憂するのは、やはり、次元が1。お金しかイメージできていないからです。シンプルでよいですが、他のパラメータとのバランスが非常に重要なのは、21世紀に生きる皆さんには、常識レベルで理解が進んでいることかと思います。
「澤さんは、世の中を何次元で捉えていますか? 3次元とか4次元とか応えるでしょう。4次元時空。そう、一般的には4次元ですね。しかし、私の師匠は、5次元目の値があることに気がついたのです。それがすごいんです。」と。
その話を聞いて、僕は、開いた口がふさがらなく、しばらく放心状態になりました。当時の僕では、彼を救うすべもなく、縁を切ることにしました。大学では数といえば常に無限次元に拡張するように考えさせられますし、符号理論ではガロア体上の値を数十次元で1つのまとまりの情報として扱います。たったの5次元でよければなんと楽な哲学(宗教?)だと感心したものでした。
4次元時空に暮らす人は、正直、先ほど述べたようなビジネスマン向けのセミナーで騙されたり、不便を余儀なくされることも多いでしょう。危険なので、できれば、4次元時空を越えた世界に生活するようにしていきたいです。
味が美味しいと言われるラーメン屋もラーメン次郎のような苦しい体験を伴うような次元の高い飲食店には敵わないでしょう。電話ができると言われていた携帯電話は、スマートフォンにほとんど置き換わっています。スマートフォンは、PCでできることのほぼ全てをこなし、携帯電話を凌駕しました。
それぞれの事象を眺めると、最初に生まれた商品は皆、シンプルな設計のもとに作られているということが解ると思います。シンプルな設計を極めている。しかし、次に生まれるシンプルでない下位互換の商品に残念ながら負けてしまっているのです。
こう考えると、なにかを極めるというのは、実は、現代の世の中で非常にリスクのある選択といえます。何かを極めるというのは、たいてい、低い次元のパラメータの中での値を上げていくということになるからです。自分よりも他人やロボットやその他技術が勝る可能性があるスキルを高めるというのは、本当に人生の中でやりたいのかをもう一度考える必要があるかと思います。
ミニマリスト、断捨離といった言葉が、昨今大変流行っておりますが、実際、世の中どのような商品が流行っているか、または、生き残っているかはもう一度よく考えたほうが良いと思います。
我々エンジニアやプログラマの世界を考えても、数学のできないエンジニアや、何か特定のフレームワークや言語しか使いこなせないプログラマは、今後、生き残ることはできないと思います。ひと目どういう人が重宝されるのかを考えてみてください。
そして、あと言うならば、英語を読めるようになると楽です。これには、理由があって、日本の電子書籍化が非常に遅い点が挙げられます。EPUBやテキスト形式以外の読みにくいフォーマットが強要されることが多いのもいただけません。日本語だけでは、得られる情報量に制限が掛かってしまいます。最近出版された英語の本は、ほぼ全てと言っても過言ではない程、電子書籍化されています。英語の読解が身につくでしょう。電車やトイレの中といった細切れの時間を有効に活用して世界中のソースを読解することができるようになります。
また、東京五輪、TPPによって英語力の必要性は年々高まる一方でしょう。なので、しばらくの間英語のできるひとは凌ぐことができます。しかしながら、安心してばかりはいられません。東京五輪が落ち着く頃には、機械翻訳の精度が上がって、また、翻訳者への需要がまた下がっていく一方かと思います。やはり、英語プラスアルファ。次元を高めていく必要があります。
受託開発事業は、まず主力の事業で、こちらが無いとお話になりません。僕らの生命力は受託するからこそ成り立っています。売上をきちーっと確保してまいります。
そして、動画制作事業ですが、Shun が一生懸命やっているものです。こちらも欠かせられません。Jumper そして、 n次元の次元の高さをいかに効率的に配信していけるかが焦点になります。
最後に、教育事業です。このブロマガを含めて次元を高めていくためのレクチャーを来年も引き続きやって参ります。多忙にかまけてなかなかなすことのできなかった、プログラミング講座を始めることがまず第一歩だと考えております。
来年もきちーっとやっていくために年末年始もしっかりと知識・知恵の蓄えをして参ります。
どうか、来年も引き続きよろしくお願いします。
「n次元をなぜ設立したか。」今日は、それに関して書いていこうと思います。
n次元の設立は西暦2014年1月24日です。決算は12月ということになります。つまり、年の瀬と会計の締めが同じということです。ここで、きちーっと気持ちの整理をして来年に向けての準備をしなくてはいけません。
n次元をなぜ設立したか
もちろん、「人類の次元を高める」ためということになります。偉そうに聞こえるかもしれませんが、ほとんどの問題は、次元が低いことから始まります。例えば、資本主義では、資本の流れを社会の営みの中心として捉えて議論していきます。パラメータはあくまで1つ。お金です。他のパラメータを持ってくることは許されません。他のパラメータはお金との関係として表現されます。たった1つのパラメータから、人類は、カール・マルクスの資本論をはじめとする多様で複雑な議論をすすめることができましたが、ふとした時に、その複雑性、関係として表現された多数のパラメータの存在を忘れがちです。
裕福・貧困、(経済的)成功・失敗といったことに対して、一喜一憂するのは、やはり、次元が1。お金しかイメージできていないからです。シンプルでよいですが、他のパラメータとのバランスが非常に重要なのは、21世紀に生きる皆さんには、常識レベルで理解が進んでいることかと思います。
宗教?
また、もう一つ例を挙げましょう。これは、ある詐欺まがいの教育商材に掴まされている人とあった時の話です。「澤さんは、世の中を何次元で捉えていますか? 3次元とか4次元とか応えるでしょう。4次元時空。そう、一般的には4次元ですね。しかし、私の師匠は、5次元目の値があることに気がついたのです。それがすごいんです。」と。
その話を聞いて、僕は、開いた口がふさがらなく、しばらく放心状態になりました。当時の僕では、彼を救うすべもなく、縁を切ることにしました。大学では数といえば常に無限次元に拡張するように考えさせられますし、符号理論ではガロア体上の値を数十次元で1つのまとまりの情報として扱います。たったの5次元でよければなんと楽な哲学(宗教?)だと感心したものでした。
4次元時空に暮らす人は、正直、先ほど述べたようなビジネスマン向けのセミナーで騙されたり、不便を余儀なくされることも多いでしょう。危険なので、できれば、4次元時空を越えた世界に生活するようにしていきたいです。
低い次元の仕事は見事になくなっていく
足が速いという1次元の存在である飛脚はトラックに仕事を奪われましたし、忍者も飛脚よりは次元の高い存在でしょうが、ソーシャルエンジニアリングをはじめとする様々なハッキング技術によって仕事を奪われました。味が美味しいと言われるラーメン屋もラーメン次郎のような苦しい体験を伴うような次元の高い飲食店には敵わないでしょう。電話ができると言われていた携帯電話は、スマートフォンにほとんど置き換わっています。スマートフォンは、PCでできることのほぼ全てをこなし、携帯電話を凌駕しました。
それぞれの事象を眺めると、最初に生まれた商品は皆、シンプルな設計のもとに作られているということが解ると思います。シンプルな設計を極めている。しかし、次に生まれるシンプルでない下位互換の商品に残念ながら負けてしまっているのです。
こう考えると、なにかを極めるというのは、実は、現代の世の中で非常にリスクのある選択といえます。何かを極めるというのは、たいてい、低い次元のパラメータの中での値を上げていくということになるからです。自分よりも他人やロボットやその他技術が勝る可能性があるスキルを高めるというのは、本当に人生の中でやりたいのかをもう一度考える必要があるかと思います。
ミニマリスト、断捨離といった言葉が、昨今大変流行っておりますが、実際、世の中どのような商品が流行っているか、または、生き残っているかはもう一度よく考えたほうが良いと思います。
我々エンジニアやプログラマの世界を考えても、数学のできないエンジニアや、何か特定のフレームワークや言語しか使いこなせないプログラマは、今後、生き残ることはできないと思います。ひと目どういう人が重宝されるのかを考えてみてください。
次元を高めるために
次元を高めるために、一番簡単なのは、数学を勉強することかと思います。大学で勉強する線形代数を勉強すれば強制的に無限次元の思考ができるようになります。残念ながら、高校までの教育課程では、精々3次元までしか扱わないので、勉強すること自体、あまり意味がないかと思います。東京工業大学の生協に行って数学の教科書をお買い求めください。そして、あと言うならば、英語を読めるようになると楽です。これには、理由があって、日本の電子書籍化が非常に遅い点が挙げられます。EPUBやテキスト形式以外の読みにくいフォーマットが強要されることが多いのもいただけません。日本語だけでは、得られる情報量に制限が掛かってしまいます。最近出版された英語の本は、ほぼ全てと言っても過言ではない程、電子書籍化されています。英語の読解が身につくでしょう。電車やトイレの中といった細切れの時間を有効に活用して世界中のソースを読解することができるようになります。
また、東京五輪、TPPによって英語力の必要性は年々高まる一方でしょう。なので、しばらくの間英語のできるひとは凌ぐことができます。しかしながら、安心してばかりはいられません。東京五輪が落ち着く頃には、機械翻訳の精度が上がって、また、翻訳者への需要がまた下がっていく一方かと思います。やはり、英語プラスアルファ。次元を高めていく必要があります。
n次元として
受託開発会社としての n次元 は、今後、動画制作事業、教育事業も、別の次元として捉えて大事に扱っていきます。1つの会社として、どれだけ多様な次元をお見せできるかに挑戦して参ります。受託開発事業は、まず主力の事業で、こちらが無いとお話になりません。僕らの生命力は受託するからこそ成り立っています。売上をきちーっと確保してまいります。
そして、動画制作事業ですが、Shun が一生懸命やっているものです。こちらも欠かせられません。Jumper そして、 n次元の次元の高さをいかに効率的に配信していけるかが焦点になります。
最後に、教育事業です。このブロマガを含めて次元を高めていくためのレクチャーを来年も引き続きやって参ります。多忙にかまけてなかなかなすことのできなかった、プログラミング講座を始めることがまず第一歩だと考えております。
来年もきちーっとやっていくために年末年始もしっかりと知識・知恵の蓄えをして参ります。
どうか、来年も引き続きよろしくお願いします。
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