NVS宇宙科学取材ノート

【放送予定】2月4日(水) 10:00~ プラズマ長時間維持実験を見守ろう!【NVS取材@核融合科学研究所】

2015/02/01 19:14 投稿

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プラズマ維持実験中の、LHD制御室 (撮影:NVS)
 今回、NVSでは、岐阜県土岐市の核融合科学研究所にお邪魔しまして、核融合発電の実用化研究のために作成された『大型ヘリカル装置(LHD)』
長時間プラズマ維持実験の模様を中継致します!
予定:
10:00~ 大型ヘリカル装置の概要説明 制御室紹介
10:30~ 当日1回目 プラズマ維持実験(数十分間)
以後は、当日の実験状況に応じて、インターバルをおいて実験をおこないます。
インターバルは数時間に1回程度とのことです。


※実験の状況により、実験時間が短くなったり、当日の実験が行われない場合もございます。
 
補足:
核融合発電を実用化する為には、超高温、高密度のプラズマを維持する必要がありますが、プラズマを維持する方法として、磁場で閉じ込める手法をとります。
ここ核融合科学研究所の大型ヘリカル装置では、ヘリカル型
というねじれたドーナッツのような構造の超伝導コイルで、強力な磁場を発生させて、プラズマを閉じ込めます。
今回は、そのプラズマ閉じ込めを長時間行う実験現場にお邪魔しまして、中継を行います
安定しつつも、刻々変化するプラズマを眺めつつ、実験現場の状況を見守りましょう。
もちろん、核融合についてのお話も実験合間に伺う予定です!


岐阜県土岐市の核融合科学研究所 世界的にも少数のヘリカル型プラズマ実験施設があります。

これが、プラズマ実験をおこなう大型ヘリカル装置 LHD (Large Helical Device)
中心円部分が本体ですが、実験出力や効率を高めるため経年で拡張されており、機材新規設置スペースはないほどとなっている。

大型ヘリカル装置の真空容器実寸モデル(1/5週分)
ドーナッツをねじったようなプラズマ閉じ込めを行う真空容器
このモデルで、本作成に当たっての検証をおこないました。
この容器の周りには、ねじりに合わせた超伝導コイルが巻き付く形となります。
のぞいてみると、複雑なねじれ構造を持っていることがよくわかります。
参考情報:
核融合科学研究所:http://www.nifs.ac.jp 
大型ヘリカル装置計画: http://www.lhd.nifs.ac.jp/ 
プラズマを長時間維持する -加熱の増強による定常プラズマの高性能化-:  http://www.nifs.ac.jp/lhdreport/mailinfo_244.html

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