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のすじいのそーさく日誌84・・秋のはなし② ある歌の記憶、遠い昭和の。

2018/09/13 16:59 投稿

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遠い昔に聴いて、今も忘れられない童謡。
まあ、出来上がったのは昭和、戦後なのだけど。

オノマトペ(擬音)の繰り返しが生む奇妙な哀感

幼少期、父母の愛情が今にして思えばかなり薄かった小生は
不思議と此の曲を聴くたびに凄まじく切なくなる。

大學の4回生の時、音楽系の結構厳しい部活に居た。
チューバというすさまじく大きい低音金管の奏者だったが
何処となく往時から今の性格の萌芽はあったようで
浪漫過多のへそ曲がりな変人だった気がする。
故に一部の後輩や同期の連中に妙に懐かれたというか
けったいな親近感持たれ、数年を過ごした記憶も・・




で、同期に其の頃は珍しいトランペット吹くおんなが居て

結構いいとこのお嬢で自宅からの通学生だったが
此のおんなが同期の男に惚れて懸命に口説いた挙句
どうにか恋人同士になったものの、男が幾分のモテ男で
何時も痴話げんかが絶えなかった・・・

そんな彼女が何故か小生に良く男の愚痴を零した。
「あんたは人畜無害で優しそうだから・・」と言う理由。

一度だけ、呑み会の帰り、帰宅不能に成った其の同期を
往時住んでた6畳間に連れて来た事が在ったかな。

其の時、いつもは気の強い其の同期の小娘が
浮気な彼の愚痴を酔った勢いで語り大泣きした後
何故か此の歌の話に成ったような記憶が・・

で、挙句の果て・・此れを唄え、と酔った小娘に強要されて・・唄った。
何故か今思うと不思議に切なくなる莫迦な記憶だ。

で、訥々と歌って暫く・・其の同期の姉ちゃんに布団明け渡し
押入れの上段に避難して寝物語して、ようように寝たかな、と
安煙草一服しようと思った静けさのなか・・
蚊の鳴くような小さな、其れまで聴いた事のない幼い声が
六畳間の布団の上の方からふっと聴こえた・・

「・・おとなになんか、ならなきゃよかった・・」

多分あれが本当の泣き声なんだろうな、と何故か思った気がする。

ぱちりこぱちりんなんだろな さとうささら(CeVIO)


大学を出たあと噂に聞いた・・其の二人結婚したものの
数年して離婚の憂き目になったらしい・・・と。

同じころ小生は生涯に独りと思いつめてたおんなと
幽明、世界を異にする別れ方を経験していた気がする。

だからかな、此の歌は・・今でも不用意に聴くと・・=切ない=
だいぶ前に再現したささらちゃんの童謡、遠い昔の切ない記憶とともに・・

何処か空の高い関東特有の初秋の夕暮れから夜にかけて
普段、傍にいる温もりとか呼気とかが異なる存在感に
何となく興奮するより切なくなったような気がしたかも知れない。
安い六畳間の一夜の何処か青春な、愚かな記憶か・・

あ、無論、其の同期に手は出してないからねえ(笑)
俺、存外に一筋だから・・色んなものに。
あの頃は特に、三日に一度は泊まってく脳足らずが一緒だったし(苦笑)




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