黒猫のウィズの適当なメモ

ボクシング ワイルダーvsオルティス あと少しネリと体重

2018/03/04 16:34 投稿

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ネタバレ注意














いやあ、面白い試合だった。倒し倒され、去年のジョシュアvsクリチコを彷彿とさせる展開と結末。最後はワイルダーが10回TKO勝利。

いや、倒し倒されと上で書いたけど実際にはワイルダーは倒されていない、しかし、7ラウンドにワイルダーの右が入り、そこで一気に前に出たところに逆にオルティスのカウンターが炸裂、これで完全に効かされてしまい、ラウンドが終わるまで必死のクリンチで、それでもパンチを喰らい続けてなんとかゴングに救われる。
解説も言っていたけど、倒れては居ないけど10-8を付けても良いような瀕死のラウンド。

所が、ココが明暗だった。ゲストの村田選手(準レギュラー)が指摘したとおり、5ラウンドにワイルダーの右を食らってダウンしていたオルティスは、この7ラウンドの怒涛の責めで残りの体力をほぼ使い切ってしまう。勿論この選択は間違いではなかったはず。しかし、もともとカウンターパンチャーのオルティスが無理に攻めに出たこと、このピンチにワイルダーは意地になって打ち返すことをせず、クリンチに徹したこと。この違いが、後のラウンドに大きく差が出ることになった様に思う。
この時、もしワイルダーが意地になって打ち返していたら、高確率で致命的な一発を食らっていたと思うのだけど、ここでそれをしないワイルダーの感の良さと言うか。

8ラウンド序盤もオルティスは攻めるのだけど、すぐに動きが止まってしまって動けない。一方のワイルダーは打たれたダメージで動けない。こうして9ラウンドも経過すると、10ラウンドには回復したワイルダーが、オルティスのお株を奪うような相手を引き込んでのカウンターの右。これで効いてしまったオルティスはなんとか抵抗を試みるものの、あとはワイルダーの怒涛の責めの前に遂に力尽きた。


いやあ、しかし、ものすごい試合だったわ、初めはお互い慎重であんまり展開が無かったのだけど、最近のワイルダーはまず相手の動きを数ラウンド見るんだよね、で、一方のオルティスもカウンター主体ってこともあって、動きがない展開で、ちょっとブーイングも有るほどだったのだけど、5ラウンドにワイルダーの右がはいると一気に攻めてオルティスがダウン、しかしここはゴングに救われて再び膠着と言う感じだった。

とにかく試合を通してワイルダーのまっすぐ突き出されるストレートがとんでもない破壊力で、かつコンパクトなので厄介この上ない。スローで何度もオルティスのガードを突き破って行くシーンがあって、異常な貫通力といえば良いのか、このストレートを打たれると、ちょっと対応がどうすれば良いのかという感じ。
しかもワイルダーは2mあるけど流石元バスケット選手と言うべきか、フットワークもボディーワークもあって、つまりでかくてよく動く、そしてリーチが長くて、長いストレートがとんでもなく強力という。良い点だけあげるとどんな超人だと言いたい感じだ。

じゃあ、弱点はないかというと、むしろてんこ盛りと言っていいほどで、と言うかこの右ストレート以外、全部何らかの弱点有るんじゃね?ってぐらいのパンチのラフさと言っても良い感じで、だけど感の良さと足さばきや上体さばきでそれを全部カバーしていると言うイメージ

あと、体力はかなりヤバイ。あれだけ追い込まれていながら最後のラッシュのときの動きはどっからそのエネルギー出てきたんだと、クリンチしてきたオルティスを、あんなに簡単に振り回して引きはがせるのを見てびっくりした。

…さて、じゃあジョシュアとやったらどうなる?と言う話なのだけど。どうなんだろうね?正直ワイルダー有利っぽいイメージなのだけど。ジョシュアのラッシュは、ワイルダーは足があるから外せるだろうし、射程もワイルダーのが長い。打たれ強さもワイルダーのがありそう。とは言え穴は沢山有るので全然予想はつかないな。今回みたいにロープに詰められたらヤバイ気がする。

まあ、その前にジョシュアは今月末の試合に勝たないといけない話だけども。


そういえばネリについて書くの忘れてた。正直ワイルダーvsオルティスでお腹いっぱい。
なので箇条書きで。
・ネリがめでたく無期限停止になったけど、無期限と言うことは短期もあり得るということだ
・ボクシングの場合一年停止と言っても、試合で言えば2試合飛ばした程度である
・けども若いネリにはかなり痛手にはなるはず
・当日の体重は、選手は皆、階級より数キロ重い状態でリングに上っている
・なのでネリが4階級も上の体重だった!!とか言われると、それはちょっと違う…と言いたくなる
・なんでこん事になるのかというと、前は当日の体重で階級分けていたのだけど、それだと選手が栄養失調の体でリングに上がることになってあまりにも危険だということで、計量を前の日にやって、一日ぐらいは回復の日があっても良いのでは?と言う感じになった。それが正しいかは分からないが。
・で、多分その頃はまだ、体重の増減のメカニズムなどが今ほどよくわかってなかった頃で、体重のコントロールや、増量というのが思い通りにできていなかった。

・これは少し前にエキサイトマッチでジョーさんが言っていたことだけど、昔は減量で水を断ったりとかしていたが、今だったら笑われると。計量後も、昔は力がつくと肉を食べたりしていたが、今は主に炭水化物などを取るので(いわゆるカーボ・ローディング)、選手は結構スパゲッティーなどを食べると言っていたけど、まあ、今なら当たりまえの知識なのだけど、当時は無かった事じゃないかな。

・で、この知識のために、短期的な体重の増減を、パフォーマンスを落とさずに出来るようになった。というか、それのがパフォーマンスが上がったりすることがわかった。
・なので前日計量にジャストフィットしてしまい、当日に増量&パワーアップする率が、当時想定していたよりかなり高くなってしまった。
・なので今ではやろうと思えば一日で6キロ7キロ筋肉(と言うより筋肉内のエネルギー)を増やすのは容易なので、当日に何キロまで上げて良いという制限がかかっている。


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