プロダクション・アイジーの磯部です。
今日は、撮影作業についてお話させていただきます。
制作工程でいうと、ここがほぼ最終セクションです。
いままでお話させていただいた、仕上げされたセルや美術、3D、特効素材など、カットに必要な素材を組み合わせて完成された一つのカットとして仕上げていきます。
ここで、セル素材と美術を同じ空間のものとして馴染ませたり、カメラワークもここで入れています。
実景を撮影するわけではありませんので、例えば下から上に向かってカメラを振るカットがあったとしたら(パンアップと言います)縦長の素材を用意して、ソフト上で素材が下から上に映るように指示をしています。カメラの動き幅が大きくなればなるほど、素材が大きくなり、データ量や作業負担が重くなります。
この工程を経た素材は、まだ1カット1カット別れた素材です。これを、スタッフでチェックし、修正点があれば直します。
映画のように取り直すごとに
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