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は職業ライター。

危険なところへ取材に行くこともあれば、広告記事も書く。芸能・企業・民間問わずオフィシャルインタビューにも対応するし、イベントレポでも、番組内容記事化でも、ネット炎上まとめでも依頼されればなんでもやる。おまけに食レポまでやる。

顔出し記者として書くこともあれば、別名義で書くこともあるし、無記名記事も多い。
もしかするとみなさんも、僕の書いた記事と知らず、これまでに何本かクリックしているかもしれない。

というわけで、僕はライターとして自分のスタイルというものを持っていない。
自分の書き方というものを持っていない。
これはコンプレックスでもあれば、強みでもある。

例えば、インターネット上で炎上騒動になった記事もいくつかあったが、僕のTwitterやブログにやって来て怒りをぶちまけた人は一人もいない。
逆に、いわゆるバズった記事もいくつかあったが、僕のTwitterやブログにたどり着いてくれた人は一人もいない。いや、5人くらいはいたんじゃないかと信じたい。

そんな程度。

そんな程度のライターであるからこそ、色んなところで使ってもらえているんじゃないかと思っている。

インターネットニュースサイトを中心に雑誌や書籍、これまでに採用されている記事は軽く1万を超える。
もちろん取材では、様々な人間や事案に出会ってきた。

そんな一端を紹介してみたり、本来はこうあるべきだったであろうという視点から捉えてお伝えし直すことが出来ればと思う。

ここでは珍しく自分の視点とスタイルというものを意識しながら書いてみたい。

なんて偉そうなことを言いながらも、いつもの癖で600~800字程度にまとめてしまった僕に自分のスタイルが身につくことはあるのだろうか…。