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ストロングジャパン(原稿)

2021/03/23 01:37 投稿

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なんで保育とか介護の給料が安いかについてですが、
ぶっちゃけますと、こういう「他人の世話をする仕事」っていうのは、
生産する国家でないと成り立たないからです。工業とかね。
それに関わる中堅労働者。年収600~800万のひとたちの子供や老人を、
年60~80万円くらいで預かるから儲かるんです。

総菜屋とか飲食店のような、食の世話をする仕事とかは、
地域の労働者の収入が上下しても、年収にダイレクトに響いたりはしません。
年に10回外食する人間が5回になった場合でも、
微妙な店に行かなくなる一方で、人気店への来訪数はそんなに変わらない。

ところが、保育や介護は構造が違います。
飲食店みたいに、年収が減ったから回数を減らすなんてできませんよね?
こんなの当たり前です。だからツライんですが。
年収が減った場合、もっと安く預かってくれる所を探す。
それ以外の選択肢がありません。
だから、国の主要産業がサービス業になった時点で、
保育とか介護は事実上終わってるんです。

それはなぜかって言うと、サービス産業は、
「生産する人」のお世話をする事で成り立つ仕事なんです。
つまるところ、今の日本は、
生産者のお世話をする人の、事務を代わりにやる人の、子供を保育する人・・・
みたいになってるんです。これじゃあぶら下がりすぎ。

ちょっと話を横道にずらしますと、第一次産業っていうのは、
自然から採掘するお仕事。林業とか農業とかね。
そして、工業は第二次産業にあたります。
採掘した材料を加工するから、林業とか農業にぶら下がってるといえます。
それで、こういうぶら下がりな産業構造は、
1段階下に行くほど給料は安くなって行くわけです。
だからサービス業っていうのは、第三次産業になります。
工業に従事するひとのお世話をする仕事だから。
けれど、ここで大きな問題。サービス業って何かモノを生産しますか?
基本的に、生産しなきゃ金は発生しません。
だから国の主要産業がサービス業になった時点で、貧乏になるんです。

話を戻しますね。

工業国家みたいに、車を生産する人の子供を保育をする人は成り立ちます。
けれど今の日本は違います。
生産する人の代わりに事務する人が、娯楽で利用するカラオケ店員の、老人を介護する。
こんなの成り立つ訳が無いでしょう?
先細りもいいところです。

金の源泉って投資なんです。
巨額の投資を受ける重工業や建築産業が金の流れの源にあります。
重工業労働者の買い物が「一次消費」としたら、
重工業の世話をしている人達の買い物は「二次消費」で、
世話をしている人達の娯楽なんかは「三次消費」とどんどん金の総量は減って行く訳。

それで今の日本経済って、巨額の投資をする中国という「源泉」と、
中国人労働者という「一次消費」にかなり頼っております。
だから、日本人の時点で既に「二次消費」になってるんです。
どっかのおバカさんが、巨額の投資を税金の無駄とか言って無くしたから、
日本人のポジションが下がってしまったんです。
昔は自分でバリバリ生産してメイドインジャパンなんて言われてましたが、
今の日本を見たら当時に頑張ってた人は何を思うでしょうか。

単純に説明するなら保育や介護に金が回って来ないのは投資が減ったからです。
個人が一生懸命働くとか関係ありません。
近くの川が枯れて遠くの川を使うしかなくなったら、
水を汲む人がどんだけ頑張っても前より水が手に入らなります。
つまりはそういうことです。

そういうことで、日本が投資を止めてサービス産業国家になってしまった時点で、
保育や介護産業は事実上破綻しました。
これらは本来なら死滅しなければならない産業なんですが、
政府は税金を投入して死体を動かしてる。
つまりは、カネの使い方の根本が間違ってるんです。
だから、保育や介護の関係者は生かさず殺さずな待遇で働いてるんです。

たまに、保育に大規模に投資をしたらそこが源泉になるのでは?
みたいに言うアホタレが居ますが、それは無理です。
投資ってのは、利益を回収しないと投資家が破産します。それは国だって同じ。
公共事業で道路を作ると道路から利益が回収できるが、保育しても利益は回収できません。

で、保育を無料にしろとかふざけたことぬかすバカがおりますが、
無料保育が支えるのは、労働者にまともな給料を払えない貧乏産業です。
だって、パワーがあって労働者に年収600~800万払える産業は無料保育なんて要りません。
無料保育がいるのは、年収300万しか払えないぶらさがり産業だけ。
だから、無料保育が普及するとかえって産業構造が悪化ます。
労働者にまともな給料払えないような、効率の悪い産業を税金で延命してるだけですから。

世帯年収600万だけど、無料保育で子供を育てられたとします。
それからどうしますか?親の年収が伸びないでしょう?

無料保育を必要とする親ってのは大体30代です。
彼らの年収が300万~400万。
ってことは、保育産業の若者の年収は、精々200万くらいですね。
これが、給料18万で高望みな世界なんです。
保育と少子化を結び付けてる理論がこそが詭弁です。
少子化止めたけりゃ、経済回して稼がせろ。その為には生産する国になれ。

無料保育を必要としているのは親でも子供でもなく、
労働者にまともな給料を支払えない産業の資本家達なんです。
もっと分かりやすくすると、奴隷に二世を産ませて引き続き儲けたい人達です。
だから無料保育は奴隷制と同じ欠陥を持ってます。

奴隷制の欠陥は、労働力が安いから経営努力する必要が無く、
効率化や大規模化や業務改善が一向に進まない点です。
だから奴隷制のある国は無い国に比べて発展の速度が遅い。
経営努力のいらなさは、支配層を堕落させていくっていう流れ。

貧困層への社会サービスが増えるほど、
彼らは(給料が安い)今の仕事を続けようとします。
すると、給料が安い仕事の経営者は、
経営努力しなくても事業を続けられるから堕落していくんです。

すると社会は、貧困層と堕落した経営者と、
富裕層とまともな経営者に分割される。これが日本の格差の原因でしょう。
税金で格差を埋めるとか無理です。根本が間違ってます。

私見ですが、それを潰すには日本がバリバリ生産して金を回す国家にならないとダメです。
だからこそ、積極財政と減税が必要となってきます。
公共事業もやりまくって経済回しましょう。アレ、日本第一党って正しいじゃん。

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