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No Control

2018/06/20 23:36 投稿

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 ①Teenage Last

90年代もそろそろ終わりを告げる。
僕は1980年生まれだから2000年になると20歳になる。
…ということは10代全ての時間が90年代ということになる。
モラトリアム。
ピストルズは70年代に「No Future!」って言ってたらしい。
僕の10代は、90年代は、全てが不在で、何もかも空っぽだった。


 ②「無罪モラトリアム」

NHKの少年少女プロジェクト「君たちの声が聞きたい」とか、ニュース23の「シリーズ学級崩壊」とかがムカツクのは、そこで語られている事が絶望的なまでに無意味で、死にたくなる程のどうでも良さで満ちまくっているからであり、キレる若者とか、学級崩壊とか、摂食障害とか、なぜ殺しちゃいけないの?とか、本当の私とか。
ニュースでユースな私語りにコミット且つ、コミュニケートする(したい)解かりやすさは、彼ら(筑紫哲也的人権リベラリスト)のもの解かりのいい大人補完でしかなく、彼らの無邪気さは不眠症をもよおしかねない。
では、19歳になりつつ日曜の昼下がりという絶望的空間を「中学生日記」で逆説的希望としてやり過ごす僕は大人なのだろうか?
オタクにもヤンキーにもジャンキーにもダンスにも過剰適応できない。
僕らは愛の不在を笑う。
そして椎名林檎と貴方に恋をする。
愛の告白をしようにも、ストーカーにすらなれない不在の不在。
無罪モラトリアム。

 ③「ここでキスして。」

そう、そうなのだ。ここでキスされるのは僕のはず。
いや、僕でなければ困る。
確かに「アナーキーなあなた」ではないし、情報的に虚無的であるかも知れない。
だからこそ「手錠をかけられるのは只 わたし(僕)だけなの」だよ。
僕は「何処にだって」行かないのに、君は「行かないでね、一緒じゃなきゃ厭よ」と言うんだろうね。
「あなたしか見てないのよ」と言う君は、同様にあなたの事が見えないと言ってくれるかな?
言ってくれるよね?
だって僕は長い睫毛も華奢な身体も持っているんだ。
偶然じゃないよ、君の事が大好きだからさ。
君はそれを愛してくれるのかな?
いや、抱きしめてくれるよね。

君は救われたいの?
僕は救われたいの?
君は逃げ出したいの?
それとも死にたいの?

僕は消えて、在りたいんだ。
薄く薄く確認したいんだ。
きっと君は、僕の体臭を消臭してくれるだろう。
僕は欲情したくないんだぜ。
例えば、それは少年愛のように?
もしくはレズビアンのように?
動物を愛するように?
それとも植物愛のように?
無機的セックスを望んでいるだけだよ。
成熟拒否、そうかもね。
だって「どんな時もあたしの思想」なんて見抜いたりなんかしないもの。
でも「今すぐ此処でキスして ねぇ」。
そう、僕はいつだって君の事を「ねぇー」と呼びたいだけなんだよ。
ねぇー。

誤魔化された夏の夜、僕は君の部屋で含み笑いを浮かべ君を待っているだろう。
「吹き荒れる嵐に涙」し、「先攻エクスタシー」に達する君を僕は快く迎えるよ。
そうすれば、僕のエクスタシーは退行するはず。
それはとても心地良いことだね。

「例えあたしが息をとめても」僕は君に息を吹き込むことはなく無表情な笑みを浮かべ、
音楽を聴きながらアルコールを飲み続けるだろう。
君は、果たしてそれを反転させてくれるかな。
とりあえず、ここでもキスをしよう。
別にしなくてもいいけど。

僕は君の「警告」に同調し、無視するだろう。
君は何を「警告」しているの?
きっと何も「警告」なんてしていないんだよね。
つまり、それが君の虚しさなんだね。

でも、僕はちっとも虚しくなんかなくて幸福なまでに虚しいんだよ。
何故って君が只そこに居るから。
そして「伸ばした髪も意味ないから」さ。
君は何を苦しんでいるんだい。
だけど僕はそれが「何故か少しも気にならないよ」
僕は「機械の様に余り馬鹿にしないで」って君に云って欲しいだけなんだもん。

ところでさぁ、その何だ……「ベンジー」って誰?
まぁ、いいさ。
僕のことを「グレッチで殴って」くれればそれだけで満足だよ。

それにしても君はサド~マゾへの往復運動が激し過ぎだよ。
それだけ生きたいってことなのかな?
後は死ぬだけだね、って言ったら大袈裟かな。
そんな君の無為な絶頂、ニヒリスティックな交通。
それは生きる故の君なりの「幸福論」なんだね。

僕は君の幸福という欲望の行動にコミットできそうにないよ。
行動は苦手なのさ。
欲望という仕掛けは逆説的な補完を供給するだけなんだね。

「君」とは僕で「あたし」とは君なんだね。
「君」と「あたし」にどんな関係があるんだろうね?
君は「君」にコミュニケートするつもりはないみたいだね。
僕は君を見ているよ。巧妙に目を合わせないようにね。
君は僕を見ていないよね。その事に気付いているのかな?それとも見てるつもりなのかな?
どちらにしてもOKさ。

所詮、君は不感症なんだよ。
「君」という僕は死ぬ、これ絶対的真実故に幸福なんだよ。
君は幸福になりたいの?
僕は幸福になりたいの?
僕は「本当の幸せを探したときに」非幸福的被幸福を考えるようになったんだよ。
屈折?退廃?自虐?
そんなことはどうでもいいこと。
こんなのは「時の流れ」であり「空の色」と同じさ。
僕は「何も望みはしない」。
君は「エナジー」を燃やしてくれればそれだけでいいんだよ。
僕が消去するくらいにね。
また、キスしようか。
しなくてもいいけどね。

 ④No Control
 ………………………………………
もし君のことを退屈させてしまったのなら、謝ろうと思う。
「ごめんね。」────────────

ちょっと情緒的過ぎて恥ずかしかったけど、平気さ。

でもね…
それでも、
僕は君のことを好きなのかも知れないと考えているんだ。
「ゴメン」
何が「ゴメン」だかは解らないけど。
No Control……。
THE END.

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