【ヒキ弱王の日常 2021】~大盤振舞いの付加価値編~(6月3日)
~大盤振舞いの付加価値編~
先々月に1回、そして先月にも1回、店内に設置されている全台が高設定間違いなしという夢のような状況で実戦させてもらっている。
こういうお祭り営業的なものは、年に1回でも味わえれば良い方だと思っていて、例えば「新装グランドオープン!」だとか物々しく煽っていても、本当に全機種全台が赤字覚悟の設定になっていることは稀なので、それが今年は2回も体験できるなんて、このご時世になんて景気の良い話だろうか。まぁ、その2回とも朝から夜までみっちり打って、2日間あわせてほぼチャラという体たらくなんだけどな…。
で、こんな風に大赤字の営業をすることって、お店側にとっては「先行投資」以外の何物でもないわけです。言ってみれば、打っている人全員にお金を配っているのと同じですから。「こんなにたくさん出玉を出すこともウチはやります! その気はあるので、今後もぜひ来店してくださいね」と。パチンコ屋に限らず、色々なお店でこういう試みはありますよね。最初は赤字覚悟のサービスを用意して、そこでお客を掴んで今後の利益に繋げる。それが上手く行くかどうかは、そのお店の技量次第なんですけれども。
でも、この2回を味わって、パチスロならではの付加効果が一つあるなと感じていまして。それは、高設定の挙動を経験できるということ。「店内全台が高設定です!」なんてことになったら、そりゃあ自分が好きな台・打ちたい台に座れたら最高だけど、もちろん入場抽選の競争率は激しくなるので、そう上手く行くとは限らない。何とか設置台数以内の番号は引けたけれど、入店してみたらあまり人気の無い台や、打ったことも無い台しか空いていなかったから、渋々それに座ってみる。半数以上の人はそんな感じになるんじゃないかな。
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