【ヒキ弱王の日常 2020】~相性論はオカルトなのか?編~(8月6日)
~相性論はオカルトなのか?編~
この世は「確率」に支配されている。宇宙に地球という惑星が誕生し、そこに生命が生まれ、現在のような文明を築くに至るまで発展する…そんな事が起こる確率はとても計算できないほど低い、という話を聞いたことがある。そもそもが“そう”なのだ。あらゆる分岐点で都合の良い方の確率を選び続けたからこそ、今の地球が、我々人類が存在する。
もし、そうならない方の確率が選ばれていたら…? そっちの宇宙では、地球はとうの昔に爆発して塵となり、跡形もなく消え失せているかもしれない。いわゆる「パラレルワールド論」というやつだ。地球が誕生しなかった確率、誕生したけどすぐに消えてしまう確率、誕生したけど生命は生まれなかった確率、生命は生まれたけど途中で絶滅してしまう確率…そんなifの宇宙がもしかしたらあったかもしれないけど、我々はそれを認知できないので「なかったこと」として生きている。決して交わることのない平行宇宙。どのくらいの確率で、そっちの宇宙やあっちの宇宙が選ばれる可能性があったのか? そんなもの、今となってはどうでもいいことだ。
さて、ここでいきなりパチンコの話である。いわゆる「台との相性」というやつを感じたり、意識したりしたことがある人は意外と多いんじゃないかと思う。凱旋は相性悪いけど、ハーデスだとよくGODが引けるんだよな…とかね。確率は同じ1/8192のハズなのにな。
…本当にそうか? 任意の誰かにとって凱旋の1/8192とハーデスの1/8192は、本当に同じ確率なのか?
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