YNA#62 「だらけててもいいんだよ」


昨晩の放送やツイッターでわかったことがあってさ。

「自粛生活に入ったけどけっこうみんななんにもしてない」

きっとね、最初の頃は思うのよ。
この期間を使ってスキルアップ! とか、筋トレするぞ! とか。

ぼくもそうだった。ほんの少しだけ思ってた。

でもさ、人間って楽な方に行きたがるじゃん。
だからだらけちゃう。

で、結果どうなるかって言うと、マジでなにもしない。
ひたすら寝ちゃった末、生活リズムがどんどん崩れて朝の7時にようやく就寝とか。

思い当たるひと、けっこういるんじゃない?

で。
ツイッター見ると、それにものすごい罪悪感持ってるひとたちがいて。

「こんなに寝ても寝ても眠くて仕方ない。まずい」
「散歩にすら行けない」
「やる気が一切湧いてこなくて情けない」
「まったくひととしゃべらず寝て食べるだけ」
「あれしなきゃこれしなきゃと思うけど動けない。できもしないのに悩んでいる」

たぶんさ、このコラムの読者にもそんなひとがいると思う。

だからぼくは声を大にして言いたい。

大丈夫だって!
ぼくなんかほぼ2ヶ月引きこもってるけど、マジなんもしてないから!
っていうかさ、ちゃんと自粛してるだけで100点じゃね?

そうでしょ?
だってやれることがめちゃくちゃ制限されてるんだもん。
その中から無理やりなにか見つけようったって、人間には適正ってもんがあるんだから、なんもできねーってひとが一定数いるのはしょうがねえよ。

みんなよくやってるってば!

海外みたくロックダウンしてるわけでもないのに、思ったより感染者増えてないじゃん(検査数とかそういうのは置いておくね)。

だからさ、自分を褒めてあげよ。

そんで、自粛しないで遊び歩いたりしてるひとに嫌悪感持たないようにしよう。
国民全員がひとつの方向へ! ってのは無理があるよ。
人間そうはできてない。
働きアリもそうでしょ?

だからさ、やれるぼくらはもうちょっとがんばろう。
なんだよ、やったもん勝ちかよ。アイツが遊ぶなら自分も! ってなると一気に崩れるから。
そういうやつらの分まで接触率下げてやる! くらいの意気込みでさ。

最後に、2009年の新型インフルエンザを始めペストやスペインかぜあたりの歴史を学んだぼくが言いたいこと。