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ニコナナ内で活躍中のライター・タレント陣が徒然と日常を語ったり、闘牛のように暴れ狂ったりと何が起こるかわからない、それぞれコラムがスタート!
今週は「朝までだらスロ」に出演中の大ベテラン・負男がコラムを綴るぞ!

【負男twitter】
https://twitter.com/makeo777

ご先祖様はインベーダー


 最近、毎日ウォーキングしてます。っていうか、スマホに流行の位置情報ゲームを入れて、それで遊んでるだけなんですけどね。歩き方としては平均すると1~2万歩、距離にして5キロとかそれくらいでしょうか。こんだけ歩けば、きっとイベリコ豚のようにブクブクと肥え太った「わがままボディ」もスリムになるだろうし、健康にもなるだろう…そう思ってたんですけどね。
 
 なんかね、減らないんです。ちっともさっぱり体重が減らないんです。ちゃんと歩いてるのに…。まぁたくさん歩いて疲れてきたら、喫茶店とかファミレスとかに入って、たっぷりエネルギー補給&ゆっくり休憩ってのを何度も繰り返してたりはしますけどね。オススメは、どこででも見かけるガストのチーズインハンバーグ。安くてボリュームがあって最高です。まぁ、それはさておき…。
 
 一体なんで体重が減らないのか? 私にはさっぱりわかりません。「呪い的な何か」なのかなぁ。
 
 というわけで、みなさまこんにちはこんばんはいらっしゃいませごきげんよう。パチライター界の最古参にして最底辺こと負男でございます。
 
 さて、今回のコラムのテーマですが、意外と知られていないパチスロの歴史…というか「ルーツ」について、つらつらと書いていきましょう。
 
 そもそもパチスロってのはパチンコ+スロットマシンの造語ですよね。つまり、パチンコ屋さんに置いてあるスロットマシン…これが「パチスロ」ということになります。となれば、ルーツが何なのかは明白ですよね。そうです、いわゆるスロットマシンです。カジノなんかに置いてある、コインを入れてレバーを引くとリールが回り、図柄が揃うと大当りというアレです。
 
 日本独自のスロットマシンともいえるパチスロの歴史が動き出すのは、かな~り昔のこと。具体的には1950年代です。とある外国人の青年が来日し、パチンコ屋さんと出会ったところから物語は動き出します。
 
 青年の名前はミハエル・コーガン。彼は日本で貿易会社を設立しました。貿易会社ですから、何を商材にするかは一番の考えどころですよね。ここから先のことは想像になりますが、彼はパチンコと出会ったことで、ふと閃いたわけです。
 
「アメリカで見た、バーのカウンターなんかに置いてある機械…なんて名前だっけか。アレってパチンコみたいなギャンブル要素があるし、輸入してパチンコ屋さんに設置すれば儲かるんじゃね?」
 
 実はこの時代、すでにアメリカにはスロットマシンが存在していました。おつりなどの小銭を使ってリールを回し、当たればチューインガムがベロベロっと出てくる…その程度の原始的なものだったんですけどね。たしかにこれは、ギャンブル要素があります。パチンコと同じとまでは言えないまでも、根っこは同じかな…くらいの共通点はありますよね。
 
 ところが…。
 
 スロットマシンを輸入してパチンコ屋さんに設置してみよう…と、さっそく動き出したコーガン青年でしたが、残念ながらすぐさま壁にブチ当たり、設置の夢は叶いませんでした。何が問題だったかといえば、非常に単純明快。日本では「ギャンブル(賭博)」が法律で禁止されていたからです。