ニコナナ内で活躍中のライター・タレント陣が徒然と日常を語ったり、闘牛のように暴れ狂ったりと何が起こるかわからない、それぞれコラムがスタート!
今週は「チェロスカーニバル」や「1億総ライバル化計画」に出演中の貴方野チェロス。
【貴方野チェロスtwitter】
https://twitter.com/cheross_anatano
皆さんは『貴方野チェロス』という名前を聞いて、どんな印象を持たれるだろうか? 正月におせち料理を食べていたら、母から「アンタ、子供の頃から性に関してはちょっと異常だったよ…」と思いつめた表情で急に言われただとか、小2の頃、雨上がりの竹やぶに捨てられていたびちょびちょになったプレイボーイ。そのカラーグラビアからなぜか目が離せなくなり、猛烈に凝視してたら、帰りの会で勝手にオレをライバル氏していたバカに、「チェロスくんがエロ本を読んでいたのでいけないと思いまーす!」などと張った声で公表され、アワアワ泡吹きながら膝から崩れ落ちただとか、いろんな印象があると思う。だ、だって、おちんちんがムズムズしたんです…。
だがなんといっても、オレの印象で最も多数を占めるのは、『メディア界で最もたくさんのパチ&スロ実機を所有するコレクター』といった一面ではないだろうか? 現状、おそらく550〜600台ぐらいは所有していると思う。とはいえ、正確な数は把握できておらず、もっとあるかもだし、ないかもしれない。ちなみに、こないだスロ台だけは数えてみたんだが、まもなく200台を超えるぐらいの台数だった。
まぁたしかに、趣味と言えば趣味といえよう。かつて自分が大好きで思い入れがあり、もうホールでもゲーセンでも滅多に打てないような台が、いつでもどんだけでも眺められる環境にあるってだけで充足感が得られるし、高い絵画や西洋の甲冑を買っては自宅に飾り、ブランデーをくゆらせながら眺める趣味とそう変わんないように思うんだよね。だけど、その対象がことパチンコ台やパチスロ台となると、随分と燃費の悪い趣味にも思える。ダーツの矢だとか、珍しい消しゴムにソソる体質になってりゃ、どんだけよかったかとホント思うよ? こんな趣味は、脳のどっかに知らんうちにヘンな傷がついており、わけのわからぬエンジンがかかっちまった挙げ句の愚行に過ぎひんと、オレ自身は思ってんだけどね…。
と、まぁそんな謎の奇病におかされた男が、日頃どんなペースでどんな台を手に入れているのか、興味があるって人も、そこそこたくさんおられるんではないだろうか? そこで今回は、5月1日から6月25日の間に仕入れた実機をご紹介してみたいと思う。名付けて、『チェロスの実機仕入れ日記』。今まで、あまり公開したことのないお話である。はじまり、はじまり〜〜〜!! はいコレ、プロローグ書きすぎた……。(ぐったり)
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【5月6日】 5月のアタマに、ネットオークションで落札した平和の羽根モノ『ごくらくBAND DX』のセル基盤が届く。『セル基盤』というのは、パチンコの台枠にハメないと打って遊べない状態のこと。わかりやすくたとえるなら、ファミコンの『カセットのみ』みたいなノリである。とはいえ、台枠を所有していればセル基盤の方が送料はかからないし、保管もラクということで、実機コレクターの間ではかなり頻繁にやりとりされているのだ。で、コレは1995年に登場した機種で、スーパーマン風役モノの『アメリカンヒーロー』や、田山プロが三軒茶屋で打っていた『ペッタンラビット』と同じぐらいの時期に出たんじゃないかと思う。モチーフは、おそらくイカ天(イカすバンド天国)に出演したアマチュアバンド『坊さんバックスピン』。現役のお坊さんのバンドで、「あいむそ〜たいあ〜ど〜〜♪ そ〜〜たいあ〜ど〜〜♪」という歌を歌っていた。聴いてから26年ぐらい経ってるのに、まだ記憶に刻まれる歌ってのも大したもんである。
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