マスクド・モリタの「ニコナナライフvol.99」
ニコナナ編集部でいまなにが起きているのか!?
マスクド記者による渾身のレポート!
■8月某日(△)
ブルーから意味深なLINE。
ブルー「明日は全体朝礼なので遅刻しないで来てください」
え?
ブルー「うちのチームの出席率悪いから今回チェックされるんです」
なんで急に……。
ブルー「打ち合わせなどでいないメンツ多いからマスクドさんは居てくださいね!」
あ、はい。
■8月某日($)
わたし気づいちゃったんです。
……今回表彰されるんだって。
数年前にも同じことがあった。
そして、300人の前に立たされてスピーチ。
上手くしゃべることができなかった。
カメラの前では一度も緊張したことのないぼくだけど、たくさんの肉体を前にしゃべるのはすこぶる苦手。
苦手な理由はいまだにわからない。
でも、すでに胃がキューっとなっているのがわかる。
心なしか口が臭くなった気もする。
よし、ここはスピーチの練習をしておくべきだな。
練習の積み重ねが自信につながる、そんな現場もたくさん経験してきた。
要点をまとめた原稿を書いて、あとは実際口を動かすことだ――
うんっ!
■8月某日(☆)
翌朝――
マスクド「朝起きたら地球が割れるかのような頭痛に襲われ、いまも必死で戦っているため本日午前休をいただきます。大変申し訳ありません。地球はぼくが守りますっ!」
ブルー「お大事に……」
ご、ごめんよぉぉぉぉぉっ!!!
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