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今さら誰にも相談できない......30代まで”処女”だった私の話[体験談]

2016/10/12 20:00 投稿

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気づいたらアラサーに


私は日本の中ではどちらかといえば都会に産まれ、育ち、働いているアラサー女性です。

中高と女子高で、大学に入ってからも女性ばかりのサークルに入り、友達も女友達ばかり。

仲の良い男友達は現在に至るまで1人もいません。

容姿は地味めですが、体系は普通、目鼻立ちも特にこれといって特徴はなく、過去に男性からアプローチを受けたことは数回程度ですがあるので、難ありとまではいかないかなぁと思っています。

仕事は小さな会社ですが、自身の夢だった職業につくことができ、忙しいし給料は少ないながらもなんとか毎日やりがいを感じながら、がんばって働いています。

毎日夜遅い帰宅になりますが、実家に住んでいるので両親も応援してくれていて、帰れば暖かいごはん、お風呂、洗濯もしてもらっているので、今のところ仕事が忙しくて困ったことはありません。

休みの日は疲れて寝てしまっているか、たまに趣味で映画を見に行ったり美術館に行ったり、基本的には1人行動です。

気楽に自分の行きたい時間に自分の趣味で見たいものを見ることができるので、1人行動が自分には合っているなぁと思っています。

ただ、そんな私もあっという間に気づけばアラサーに。

まわりではチラホラと結婚をした、出産をした、中には第2子、第3子の報告まで!!

交際経験は1人


両親も直接は言ってきませんが、姉や弟を通して「あいつに彼氏はいないのか?」と聞いてきます。

実は恥ずかしくて家族にも言えませんが、この年齢までお付き合いをしたことがある人は1人だけで、しかも学生時代にたった3か月だけの交際。

それも手を繋ぐまでもいかなかった淡い関係です。

今更この年齢になって、大人の交際というものがどういったものか学ぶ機会もどほとんどなく、いっそ結婚するまで処女でいよう。結婚した人と初夜を迎えるまで処女でいようと密かに決心していたのです。

ただ、現実は中々厳しいもので、これまでいくつか出会いはあり、交際まで発展しそうになったことも何度かはありました。

しかし、お付き合いをするのであれば、結婚まで男女の関係は結びたくないといったことをほのめかすと、みんな一様に引いていってしまいます。

お付き合いの段階なく結婚、というのは、やはりお相手の人柄や本質的なところがわからないので不安ですから、お見合いは避けていました。

そして自然な出会いに任せていましたが、中々仕事も内勤で出会いもなく難しいものです。

友達に紹介してもらえる男性も限られていますので、いよいよこの数年は街コンや婚活パーティなども利用し始めました。

こちらでも、行けば必ず1人か2人とは連絡先を交換するまでに至り、食事に行ったりデートをしたりするまでには発展するのですが、やはり結婚まで男女の関係を結びたくないということをほのめかすと、難色を示されます。

男性全てが交際に体目当てで接してくるとまではいかずとも、やはり恋愛感情の自然な行きつく先として、愛情確認として、必須のようです。

ただ、こんなこと恥ずかしくて言えませんが、実は私はレディースクリニックの診察の時ですら、性器への接触に酷く痛みを感じます。

性交渉の痛みが怖い、という気持ちがとても大きく、余程信頼できる愛している相手で、尚且つ私のことを理解し、おおらかな気持ちで臨んでもらえる余裕のありそうな人ではないと、怖くて身を委ねられません。

何度か、夜のデートでお酒を飲んだ帰りにホテルに誘われたりしたことや、彼の家に泊まりに誘われたことはありますが、いくら好きな相手であっても、怖くて行けませんでした。

断ってしまうと、ほぼ100%、メールや電話でお別れの挨拶がやってきます。友人関係も破たんしてしまいます。

中には、そうして性交渉をきっかけに交際に発展するというケースも大人になればよくあることなのかもしれません。

一夜限りの関係というのも、極々普通にある話なのかもしれません。

ただ、私にはどうしても受け入れることが出来ませんでした。

そんなことを繰り返し、悩んでいるうちに、気が付けば高齢処女に......。

高齢処女




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