ついに、今週末に迫った池袋ハロウィンコスプレフェス。本企画も第三回目を迎えております。今回は望遠レンズの作例を紹介していきます。望遠レンズの特長は物理的に遠い物を写すだけでなく、遠くにあるものを大きく写したり、狭い範囲にフォーカスして余計なものを写さないということが挙げられます。是非、当日持っていくレンズ選びや、写真撮影の参考にしてください。

作例1

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撮影 HAYATO モデル 雪乃
カメラ       Canon EOS 5D Mark IV
レンズ       EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM
焦点距離      120.0mm
シャッタースピード 1/80
絞り        f5.6
ISO感度      250
ストロボ      無し

この写真の撮影ポイント

・背景の奥行きをボケで演出するために望遠レンズを使用

望遠レンズは比較的F値が大きくても被写界深度を浅くできるため背景をぼかすことができます。また、この作例では奥へ続く通路を写しつつもモデルを大きく写すことでキャラクターの存在感を上げています。

作例2

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撮影 HAYATO モデル K
カメラ       Canon EOS 5D Mark IV
レンズ       EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM
焦点距離      300mm
シャッタースピード 1/200
絞り        f5.6
ISO感度      160
ストロボ      無し

この写真の撮影ポイント

・広い空間で被写体を際立たせるために望遠レンズで背景ボケを表現

広い空間の中でも、人物に焦点を合わせ回りをボカすことで被写体の存在感が際立ちます。広角レンズと違い、背景を狭め人物を強調することに向いていると言えます。

作例3

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撮影 HAYATO モデル 奏莉亜
カメラ       Canon EOS 5D Mark IV
レンズ       EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM
焦点距離      190mm
シャッタースピード 1/100
絞り        f6.3
ISO感度      160
ストロボ      有り

この写真の撮影ポイント

・広い空間で被写体を際立たせるために望遠レンズで背景ボケを表現

こちらも、作例2と同様屋外の広い空間で人物を際立たせるために望遠レンズのボケを利用しています。背景が広く写る広角レンズでは、背景に色々なものが写ってしまい人物を強調できないことがあります。一方で、人を大きく撮ろうと人物に近づいてしまうと体型まで歪んでしまうため、このような場合望遠レンズが有効です。

作例4

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撮影 HAYATO モデル  ましま
カメラ       Canon EOS 5D Mark IV
レンズ       EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM
焦点距離      200mm
シャッタースピード 1/200
絞り        f6.3
ISO感度      100
ストロボ      有り

この写真の撮影ポイント

・被写体に近づけない位置からの撮影で望遠レンズを使用

単純に近づくことが難しい場所での撮影にも望遠レンズは向いています。レンズの焦点距離にもよりますが、バストアップの写真を10m、20m離れたところから撮影することも可能です。この作例では水辺の少し離れたところから撮影しています。

今回の企画、いかがでしたでしょうか。池ハロの準備に向けてお力になれていれば幸いです。池ハロ当日は「ガチ撮影エリア Powered by キヤノンマーケティングジャパン」にて素敵な写真を撮影してください。ガチ撮影エリアではSDカードをお持ちいただくだけでキヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」や最新ミラーレスカメラの「EOS R」を用いて撮影が可能です。「EOS 5D Mark IV」には「EF24-70mm F2.8L II USM」を装着しており、希望者には「EF70-200mm F2.8L III USM(※数に限りがあります)」を貸出しています。「EOS R」には「RF24-105mm F4 L IS USM」を装着しており、希望者には「RF50mm F1.2 L USM(※数に限りがあります)」を貸出しています。さまざまなレンズで皆様の感性を存分に発揮していただければ幸いです。是非、ご来場ください。