池袋ハロウィンコスプレフェスまで、あと8日程となりました。コスプレイヤーの皆様は既に来ていく衣装は決めて準備を進めている頃でしょうか。一方で、カメラマンの方もお手持ちの機材の中からどのカメラを持っていくか、どのレンズを持っていくか、はたまた奮発して新しいレンズを買ってしまおうかとお悩みの方もいらっしゃると思います。
そんな中、今年も池袋ハロウィンコスプレフェスに協賛いただいているキヤノンマーケティングジャパンさんより、さまざまなレンズで撮影したコスプレ写真と撮影におけるポイントをお教えいただきました。是非、機材選びの参考にご覧ください。
・画面いっぱいに空を写すことで開放感のあるシチュエーションを演出
広角レンズの一つの特長はその名の通り風景を広い角度で写すことができます。作例では道路の端から端がイメージできるように横断歩道をフレームに入れており、またその道路が消失点に向けて1点に吸い込まれていくような構図にすることで奥行きを感じる写真になっています。また背景は空を大きく写すことで空間の広さや開放感を合わせて演出しています。二人のキャラクターをそんな背景に写すことで「手を繋いで引っ張りながら横断歩道を渡っている」という一幕をきれいに演出している一枚です。
作例2では廃墟の中を探索し、扉の空いている外への出口を見つけたといったシチュエーションの写真になっています。その中で、作例1と同じく広角レンズを使って下から見上げるように写すことでキャラクターの居る空間を分かりやすくかつ広く描写しています。武器を広げて持っていることで存在感を上げつつ、人物を画面の中心から、下半分に写すことで広角特有の歪みを活かして足を長く見せているところは広角レンズの使い方として非常に上手い作例です。
こちらの作例は一見広くてシンプルな空間ですが、壁や床の細かい傷や格子状の影がどのようなシチュエーションなのか想像力をかきたてる構図になっています。さらに、モノクロの空間の中にいるキャラクターの衣装とソファーのシーツのみが青系統で色づいていることで写真の中での人物の存在感を強くしています。全体的には寂しさを感じる空間ですが、モデルの二人が手を繋いでいることで穏やかで優しい写真になっているのではないでしょうか。
・ジャンプを下から写し、一緒に広い空間の背景を写すことで高さと躍動感の演出を両立
・窓から入る光と部屋の暗さで写真の中で高いコントラストを演出
非常に躍動感溢れる作例です。モデルのジャンプはもちろんですが、下からの角度で撮影することで通常より高く跳んでいるように演出しています。
本企画はこの記事【広角レンズ編】の他に、【単焦点レンズ編】、【望遠レンズ編】の3回を予定しています。次回の【単焦点レンズ編】は24日(水)に更新予定です。池ハロ当日は「ガチ撮影エリア Powered by キヤノンマーケティングジャパン」にて素敵な写真を撮影してください。ガチ撮影エリアではSDカードをお持ちいただくだけでキヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」や最新ミラーレスカメラの「EOS R」を用いて撮影が可能です。「EOS 5D Mark IV」には「EF24-70mm F2.8L II USM」を装着しており、希望者には「EF70-200mm F2.8L III USM(※数に限りがあります)」を貸出しています。「EOS R」には「RF24-105mm F4 L IS USM」を装着しており、希望者には「RF50mm F1.2 L USM(※数に限りがあります)」を貸出しています。さまざまなレンズで皆様の感性を存分に発揮していただければ幸いです。是非、ご来場ください。
そんな中、今年も池袋ハロウィンコスプレフェスに協賛いただいているキヤノンマーケティングジャパンさんより、さまざまなレンズで撮影したコスプレ写真と撮影におけるポイントをお教えいただきました。是非、機材選びの参考にご覧ください。
作例1
撮影 HAYATO モデル しじみ、冬陽
カメラ Canon EOS 6Dレンズ EF24mm F2.8 IS USM焦点距離 24mmシャッタースピード 1/180絞り f11.0ISO感度 100ストロボ 有り
この写真の撮影ポイント
・広い範囲を撮影できる広角レンズを使って、横断歩道を広く写して横断歩道を渡ってる様子と動きを演出・画面いっぱいに空を写すことで開放感のあるシチュエーションを演出
広角レンズの一つの特長はその名の通り風景を広い角度で写すことができます。作例では道路の端から端がイメージできるように横断歩道をフレームに入れており、またその道路が消失点に向けて1点に吸い込まれていくような構図にすることで奥行きを感じる写真になっています。また背景は空を大きく写すことで空間の広さや開放感を合わせて演出しています。二人のキャラクターをそんな背景に写すことで「手を繋いで引っ張りながら横断歩道を渡っている」という一幕をきれいに演出している一枚です。
作例2
撮影 HAYATO モデル K
カメラ Canon EOS 6Dレンズ EF17-40mm F4L USM焦点距離 19mmシャッタースピード 1/100絞り f4.0ISO感度 400ストロボ 無し
この写真の撮影ポイント
・広い部屋の中に一人だけの存在を演出。階段下から天井を含めて写すことでキャラクターが立っている空間の雰囲気をダイレクトに描写作例2では廃墟の中を探索し、扉の空いている外への出口を見つけたといったシチュエーションの写真になっています。その中で、作例1と同じく広角レンズを使って下から見上げるように写すことでキャラクターの居る空間を分かりやすくかつ広く描写しています。武器を広げて持っていることで存在感を上げつつ、人物を画面の中心から、下半分に写すことで広角特有の歪みを活かして足を長く見せているところは広角レンズの使い方として非常に上手い作例です。
作例3
撮影 HAYATO モデル mei & 冬陽
カメラ Canon EOS 6Dレンズ EF17-40mm F4L USM焦点距離 23mmシャッタースピード 1/640絞り f5.6ISO感度 100ストロボ 無し
この写真の撮影ポイント
・広角レンズで無機質な部屋のモノクロームな様子を演出・広い空間の中に人物のみに色を持たせることで強い存在感を演出
こちらの作例は一見広くてシンプルな空間ですが、壁や床の細かい傷や格子状の影がどのようなシチュエーションなのか想像力をかきたてる構図になっています。さらに、モノクロの空間の中にいるキャラクターの衣装とソファーのシーツのみが青系統で色づいていることで写真の中での人物の存在感を強くしています。全体的には寂しさを感じる空間ですが、モデルの二人が手を繋いでいることで穏やかで優しい写真になっているのではないでしょうか。
作例4
撮影 HAYATO モデル 聖奈
カメラ Canon EOS 6Dレンズ EF17-40mm F4L USM焦点距離 21mmシャッタースピード 1/125絞り f4.0ISO感度 500
ストロボ 無し
この写真の撮影ポイント
・窓から入る光と部屋の暗さで写真の中で高いコントラストを演出
非常に躍動感溢れる作例です。モデルのジャンプはもちろんですが、下からの角度で撮影することで通常より高く跳んでいるように演出しています。
本企画はこの記事【広角レンズ編】の他に、【単焦点レンズ編】、【望遠レンズ編】の3回を予定しています。次回の【単焦点レンズ編】は24日(水)に更新予定です。池ハロ当日は「ガチ撮影エリア Powered by キヤノンマーケティングジャパン」にて素敵な写真を撮影してください。ガチ撮影エリアではSDカードをお持ちいただくだけでキヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark IV」や最新ミラーレスカメラの「EOS R」を用いて撮影が可能です。「EOS 5D Mark IV」には「EF24-70mm F2.8L II USM」を装着しており、希望者には「EF70-200mm F2.8L III USM(※数に限りがあります)」を貸出しています。「EOS R」には「RF24-105mm F4 L IS USM」を装着しており、希望者には「RF50mm F1.2 L USM(※数に限りがあります)」を貸出しています。さまざまなレンズで皆様の感性を存分に発揮していただければ幸いです。是非、ご来場ください。
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