ニコニコシナリオ作成部 なんか出来たもの

妹よ・・・

2015/12/21 22:29 投稿

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生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書き上げる企画をやっています。

今回は、コミュ掲示板に頂いたアイデアです。
貧しい兄妹のクリスマスに関する話。
それを色々改変するつもりでしたが、
大筋は変えずに行きました。ちょっと難航しました。

注意点です。
シナリオです。
なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
独自の書き方があります。
誤字・脱字を含みます。
SF設定にする必要があったのかは謎です。
アイデア段階で自動人形?みたいな案があったからです。
仕方ないね。
タイトルも間違ってる気がするけど釣られた方はごめんなさい。



タイトル「妹よ・・・」



人物表
阿腹兄(18)
阿腹妹(10)



○SF街
クリスマスイルミネーションで飾られた未来都市。
金属やガラス製の服を着て歩く人でごった返している。
ボロい服を着た阿腹兄(18)が人並をかき分けて走って来る。

○阿腹家・前
あばら屋。
兄が走ってきて家に入る。

○同・内
チラシの人形に地味な色の色鉛筆で落書きしている阿腹妹(10)。ぼろいワンピース着用、髪は長い。
兄が入って来る。
兄「ただいま」
兄に駆け寄る妹。
妹「にぃーちゃ~んっ」
兄「いい子にしてたか」
妹「うんっ」
兄「そっか。・・・それならきっとサンタさんがプレゼントをしてくれるであろう。ククク、フフフハーッハッ」
妹「兄ちゃんも早く病気治るといいね!」
兄「病気?」
妹「うん」
兄「・・・うん。ところで、妹よ。そちは何が欲しい?」
妹「ん?んー・・・」
兄「俺に教えてくれないか?」
妹「やっ」
兄「やっか」
妹「やっ」
兄「でも何かに書いておかないとサンタさんが何をあげたらいいか分からないであろう」
妹「んー・・・」
チラシに色鉛筆で何か書く妹。
チラシを覗く兄。チラシを隠す妹。
妹「やっ」
兄「やっか。ふむん・・・」
目をつむる兄。
妹「・・・?」
兄「(カッと目を開き)千里眼!」
妹「!?」
兄「フハハハハ!妹よ、見えるぞ。俺には全てが見えるぞ!」
チラシをぎゅっと握り締める妹。
兄「・・・見せて?」
妹「やっ」

○SF街
兄・妹が歩いている。
街頭のテレビに映っている女の子の人形をじっと見ている妹。
兄「ほう、テレビが欲しいのか」
妹「えー・・・」
兄「ほう、そうくるか」

○露天街
ボロを着た人たちで溢れている。
露天の肉団子屋で、エプロンをつけた兄が肉団子を売っている。
露天の中で謎の肉を切っている店主。
兄「なんかの肉団子だよー!」
店主「モット、ウリコメ!」
兄「コレ、ウマイ!ブットブ!バクハツ!」
客「一つくれー」
兄「ハイヨ!クタバレ!いや、召し上がれ!」
客に肉団子を渡す兄、肉団子を口にする客。
客「ドーン!」
火を吹く客。
それを見て兄の前に人が押し寄せる。
客2「俺も俺も!」
客3「キルミー!」
客4「クリスマスに浮かれるこんな世の中じゃ!」
兄「ハイヨ!」
兄のナレーション「大わらわだ、妹よ。元値はタダみたいな物だそうだ、だから給料は弾むそうだ妹よ」
客達「(火を吹きつつ)ぽいずーん!」

○あばら屋・前(夜)
兄がプレゼントの箱を背中に隠す。

○同・内
小さな植木鉢に咲いた小さな花が飾られている。
ちゃぶ台の上に卵かけご飯。
妹「もみもみの木、綺麗だね!」
兄「ほう、綺麗か。ぶっかけでも食うべ」
妹「んだ。あー、クリスマスだべー」
卵かけご飯をむさぼる妹。
兄「うめぇか?」
妹「んがんが」
兄「ああ、食え食え。構わん」
むさぼる妹。
兄のナレーション「あー、良かったべー。苦労したかいあったなぁ。なんでこんな口調なのか分からんけんど。嬉しくて笑みが漏れそだー」
兄「ククク、フフフハーッハッ!」
兄の背中をさする妹。
兄「・・・どうした妹よ」
不安な顔で首を振る妹。
兄「そういえばデザートがあったんだ」
妹「なになに?」
兄「イチゴにクリームをつけて食べよう」
妹「イチゴ!どこどこ!?」
ニヤリと笑う兄。妹に迫る。
兄「イチゴはどこかなぁ・・・」

○あばら屋・前(朝)

○同・内
兄がヨダレを垂らして寝ている。
兄「美味しいよぉ・・・、妹のイチゴおいし」
靴下を手にした妹が兄の胸をどんどん叩く。
妹「おきて!お兄ちゃんおきて!」
兄「んん・・・、なんすか妹よ。いま何時ィ!」
妹「・・・そうねだいたいねぇ?」
兄「分かってるな妹よ」
妹「うん・・・(なんだろこの暗号)」
兄「で、どうした」
妹「ハッ、これ!これ!」
靴下を振り回す妹。
兄「ああ、うんうん。やぶれるやぶれる。何が入ってるんでしょうねぇ・・・」
靴下に手を突っ込む妹。女の子の人形を取り出す。
妹「・・・あ~」
兄「何そのリアクション」
兄に人形を差し出す妹。
兄「え?気に入らないのか?」
妹「メリークリスマス!おにいちゃん」
兄「あ、うん。・・・うん?ちょ待って、一回整理しようそうしよう」
目を閉じる兄。
妹「・・・?」
兄「(カッと目を開き)千里眼!フハハハハ!妹よ、見えるぞ。俺には全てが、えっ」
ボロボロのチラシを兄に差し出す妹。
兄「・・・いいの?」
妹「うん。だってもう通じたし」
ボロボロのチラシを見る兄。
兄「ハッ!?・・・なんて書いたの?」
妹「・・・女の子の体が欲しいって」
兄「・・・あ」
× × ×
SF街、テレビ画面の女の子の人形を見ている妹。
× × ×
兄「あー・・・。ってなんで?」
妹「だって、兄ちゃんが僕に女物の服を着せたり髪伸ばせって言ったり。・・・本当は妹が欲しかったんだよね?だから」
兄「・・・(首を振る。ブンブン振る)」
妹に抱きつく兄。
兄「(泣きながら)俺は男の娘が好きなんだー!」
妹「・・・僕男の子だよ?」
首をブンブン振る兄。
字幕「男の娘」
兄「妹よおおおおお、イチゴぺろぺろおおおお!!」
妹「イチゴ・・・?」

END


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