ニコニコシナリオ作成部 なんか出来たもの

こんな妹にパーリトゥード

2015/03/12 00:33 投稿

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今回は、「妹物」でアイデアを募集し、
書き上げてみましたが。
時間の都合で後半があれです。

注意書き等、省略。
タイトルもよく分かってないですが、後悔はしていない。
寝ます。

※3/13 加筆。


タイトル「こんな妹にパーリトゥード」



○妹尾家・前

○同・長男の部屋
薄暗い部屋、カーテンがかかっている。
ベッドで寝ている妹尾長男(18)。
長男のナレーション「うちでは妹を二匹飼っている」
腕立て伏せをしている黒妹(15、黒い肌・ムキムキ筋肉・ドレッドヘア・Bファッション)。
黒妹「フンッ、フンッ、フンッ!」
布団を頭から被る長男。
首をかしげ立ち上がり歩いていく黒妹。
× × ×
巨大なラジカセを手に歩いて来る黒妹。
顔を出し熟睡している長男。
ラジカセのスイッチを押す黒妹。大音量のヒップホップが流れ出す。
布団を頭から被る長男。
長男「うるせー!」
長男のナレーション「一匹目がこいつ、えーっと・・・黒いの」
ノリノリで腕立てを始める黒妹。
カーテンにでかいトカゲのような影、窓から侵入してくる野妹(13、浅黒い肌、ボロボロになったセーラー服のような布・ちぎられたようなショートヘア)がベッドの上に落下する。
野妹「おに!」
長男「ぐふっ・・・!ど、どうした」
長男のナレーション「そしてこいつがもう一匹の・・・」
野妹「見つけた!新しい、フ、フ・・・」
長男「なんだ?風船でも拾ったか・・・?」
野妹「フキヤドクガエル!」
野妹の手のひらに乗っている黄色い蛙。
長男「・・・」
長男のナレーション「野生の、だ」

○同・台所
パンをトースターに入れる長男。
その長男テーブルの影からをじーっと見ている野妹。
バーベル上げをしている黒妹。
黒妹「フーゥ!(ガチャン)コフーゥ!(ガチャン)」
長男のナレーション「俺はこの二匹に非常に慕われている」
野妹「凄い!機械!凄い!」
長男のナレーション「なんたってトースターが使いこなせる」
バーベルを置き長男の方を見る黒妹。
黒妹「それは・・・?」
長男「トースターだ」
黒妹「Yes!Toaster」
長男のナレーション「そして日本語が理解できる。黒い方の日本語はほとんど俺が教えたのだ。うん・・・、素晴らしい能力だ。こいつらにとっては俺は万物想像の神にも等しい。慕われて当然だ」
× × ×
学校の教室で机に突っ伏している長男。
× × ×
冷蔵庫からプロテインドリンクの入ったペットボトルを取り出す黒妹。
黒妹「筋トレの後のプロテインは格別だぜ!」
長男「今パン焼いてるからこっち食べなさい」
トースターからパンが出る。
びっくりして逃げ出す野妹。

○同・前
長男が出て来る。
長男「買い物行ってくるー」
家の中から家具の揺れる音や壁にぶつかる音。
出て来る黒妹と野妹。
長男の後ろをついて歩く黒妹。
黒妹「Yo!ブラザー、スケボー、貸せよ。プクゥーーーパンッ(風船ガム)」
長男「うちにスケボーはない」
きょろきょろしてから長男の背中に抱きつく野妹。
長男「重い・・・」

○大通り
野妹をおぶって歩いている長男。その手に買い物袋。
ラジカセで音楽を流しながらその後ろを歩いている黒妹。
車が通り過ぎる度に長男の背中に顔を伏せ、ぎゅっと小さくなる野妹。
長男のナレーション「痛い・・・。こいつらは俺の妹らしい。らしい、と言うのは久々に帰って来た両親のみやげ物の中に混じっていたのだ。両親もびっくりしていたが、あの親なら自分で産んだ子の顔も忘れそうだから案外本当に妹なのかもしれないたたた・・・、爪立てないで。まぁ、面倒は見ると約束したし。学校に行かなくても生き方はいくらでもある、のだそうだ。さすがはミュージシャン、言う事が違う。あ、ちなみに両親の職業はインディージョーンズ、なんだそうだ。メジャーに出ないミュージシャン?まぁ、そんな物だろう」
字幕「※インディージョーンズとインディーズは何の関係ありません」
長男のナレーション「それで稼げるのかは分からないが、毎月ちゃんと生活費は振り込んであるから大したものいだだだ!」
長男「かまないで!」
長男の肩に噛み付いている野妹。
黒人男性と通りすがりにハイタッチをする黒妹。
長男のナレーション「大丈夫かな・・・。俺の未来・・・」

○妹尾家・前(夜)

○同・台所(夜)
指に絆創膏を巻いた長男がキャベツを切っている。
ピザを食べながらテレビを見て笑っている黒妹。
黒妹「HAHAHAHA!」
長男「多分、半分ぐらいしか理解してない」
小さい窓から侵入してくる野妹。
野妹「おに!プレゼト!」
長男「ちゃんとドアから入りなさい。・・・これは?」
野妹「作った!ケバブ!」
串にささった肉を長男に差し出す野妹。
長男「・・・生肉と生野菜しか口にしなかったのに。・・・火を使うことを覚えたんだな(うるっと)。こ、これ食ってもいいのか?」
しきりにうなずく野妹。
長男「じゃ、じゃあ・・・(口あーん)」
肉からカナブンが這い出てくる。
長男「(壁に肉を投げつけ)なんの肉だよこれ!」
黒妹「ケバブ・・・?」
長男「いい!こんな言葉覚えなくていい!じゃなくてこれケバブじゃない!」
野妹「モッタイナイ・・・」
長男「今作ってるから!すぐ出来るから待っててね!」
野妹「モッタイナイおに・・・」
小さな窓から出て行く野妹。
長男「あ・・・」
壁からずり落ちる肉。
黒妹「ヒューッ(口笛)、・・・バッボーイ」
長男「・・・」
野妹が小さい窓から顔を出す。
野妹「たいへん!」
長男「・・・ど、どうした?」
野妹「フジオカ、ヒロシ。来る!捕まる!」
長男「えっ!・・・誰?」
ライダーの変身ポーズを取る黒妹。
部屋に入り台所の戸棚を開け中に入っている小さな鍋に頭を突っ込む野妹。
長男「ちょ・・・やめ、ってお前は猫か!」

○同・前(夜明け)
家の壁を這い回る黒い影(野妹)。

○同・長男の部屋(朝)
ベッドでうなされながら寝ている長男。のベッドがギシギシ揺れている。
ヘッドホンをしてベッドの上で腹筋をしている黒妹。
吹き矢を手にした野妹が窓から侵入。
野妹「おに!」
ベッドの上に落下する野妹。
長男「ぶっ」
布団をめくる野妹。
野妹「吹き矢!とれたて!・・・おに?」
布団の下にある長男の足。
野妹「頭から足!生えた!」
長男「こっちだこっち・・・」
黒妹が野妹をつかみ、向きを変える。
野妹「おに!・・・角?」
長男「(頭を触り)寝癖だこれは」
黒妹「HAHAHA!鬼にカナボーゥ」
長男「聞こえてんのかそれ・・・?」
野妹「吹き矢!取れたてピチピチ!」
吹き矢を長男に渡す野妹。
野妹「さき、試した・・・。もうまんたい」
長男「はぁ・・・」
吹き矢をじっと見る長男。その姿をじっと見る野妹。
黒く濡れた端とベトベトの端。
ベトベトの端をじっと見て鼻息の荒い野妹。
長男「んー・・・」
黒く濡れた方を口にくわえる長男。
ショックを受ける野妹。
野妹「・・・(ハッとして)だめ!」
長男のほっぺたを強打する野妹。
長男「ぶはっ」
吐き出した吹き矢が黒妹の方へ飛ぶ、二本指でキャッチする黒妹。
黒妹「・・・」
倒れる長男。
慌ててラテンのダンスを踊る野妹。
野妹「ダメ!危険!死ぬじゃう!ダメ!危険!死ぬじゃう!もうまんたんのうまんたん!」
窓から外へ出る野妹。
吹き矢と長男を見る黒妹。
黒妹「・・・」
長男のナレーション「ん・・・死ぬ?死ぬのか俺は。そういえば気分も悪くなってきた。主に殴られたほっぺた辺りから。ああ・・・、つまらない人生だったな。悔いすら残らない。親が悪いとか俺が悪いとか、もうどうでもいい・・・。あ、俺が死んだらこいつらどうすんだろ」
窓から顔を出す野妹。
野妹「たいへん!」
長男「(顔を上げ)ど、どうした・・・」
野妹「来る!タケノウチカナエ?発見される!」
長男「・・・誰、だっけ・・・?(ガクッ)」
口笛でSEを吹きつつベッドの影に下がっていく黒妹。

○同・前

○同・台所
プロテインでうがいをしている黒妹。
小さい窓からヤギを持って入ろうとしている野妹。部屋に入り戸棚の中の小さな鍋に頭を突っ込みガタガタ震える。
野妹「おに、しぬ。おに、フキヤドクガエルのフキヤドクでしぬ・・・」
黒妹が野妹を抱き寄せる。
黒妹「大ジョブ」
野妹「もうまんない、のうまんない!」
黒妹「大ジョブ」
野妹「のうまんな、ぼうまんな・・・」
しくしく泣き出す野妹。
黒妹「大ジョブ」

○同・長男の部屋
ベッドで寝ている長男。
黒妹が野妹を抱っこして入ってくる。
長男の横に野妹を寝かせる黒妹。うなされる長男、の頭をなでる。

○同・前(夕)

○同・長男の部屋(夕)
ベッドで寝ている長男と野妹。
その横に座りうとうとしている黒妹。
ガサガサと音がする。
黒妹「・・・はっ!クセモノォ!」
手刀で背後のヤギを仕留める黒妹。
黒妹「ヤギか・・・」

○同・前(夜)

○同・台所(夜)
黒妹が巨大なラジカセで曲を流しながら、鍋でシチューを煮ている。
長男が入ってくる。
長男「音でかいんだよ・・・。すきっ腹に響くわー(鼻を鳴らす)」
皿にシチューを盛る黒妹。
黒妹「食うか?作った」
長男「・・・へぇ、料理出来たんだ」
黒妹「これだけ、ね(照れ)」
テーブルの上にシチューを置く黒妹。
テーブルにつく長男。
長男「肉あったっけな・・・。まぁいいや、いただきまーす。・・・あ、旨いこれ」
照れてしきりにキョロキョロする黒妹。
野妹が小さい窓から顔を出す。
野妹「たいへん!」
長男「どうしたー?」
野妹「おに、しんだ!消えて、召され・・・あああああ!再生紙!リサイクル!ヨミガエリ!エコダネ!」
長男「落ち着け・・・。とりあえず食え?お前の姉ちゃんが作ってくれたんだ。旨いぞ?」
長男に背中を向けチラチラ見る黒妹。
× × ×
シチューを食べている長男・野妹・黒妹。
長男「(泣きながら)うんメェ~。うんメェ~なぁ、ヤギ彦だと思うとなお更うメェ~」
野妹「ヤギ彦・・・(シチューをがっつく)」
黒妹「肉なかったから。力つけて欲しかった」
長男「そう、そうだな。命のありがたみを感じるなぁ・・・。はぁ・・・」
野妹「おに、なんでもうまんたい?」
長男「ん?俺が元気だったら悪いのか?」
野妹「(首をブンブン振る)・・・、んんんー?(シチューをがっつく)」
長男「しかし、なんで急に調子悪くなったんだろ。・・・あれかな。野々村誠にもらった生牡蠣にあたったか。くっそう、あのイカサマ師め・・・」
野妹「マコト?・・・しね?」
長男「いや、なんでもない・・・」
黒妹「・・・」
× × ×
朝、長男の部屋。
吹き矢を持っている黒妹。
吹き矢の臭いをかぐ、長男の口の臭いをかぐ。
ハッとして長男にディープなキスをする。濃厚なやつをかます。
× × ×
朝、台所でプロテインでうがいをしている黒妹。
× × ×
シチューを食べている長男・野妹・黒妹。唇に手を触れる黒妹。長男の唇を見る。

○同・前(夜)
字幕「一ヵ月後」

○同・台所(夜)
指に絆創膏を巻いた長男がトマトを切っている。その後ろでダンベルを振っている黒妹。テレビを見ている野妹。
テレビの文字「世間、不思議ハケーン!」
ガバと立ち上がり部屋を出る野妹。小さい窓から顔を出す。
野妹「たいへん!」
長男「どうした・・・?」
野妹「私達の回、野々村誠、トップなった!」
長男「ふ、ふざけるな野々村誠!てめぇのワイロでこっちはひどい目にあったんだぞ!ボッシュートされろ!お前ごと!」
黒妹「牡蠣、食べたかったなぁ」
長男「あ・・・。いや、俺はただ毒見をだな」
野妹「詐欺師~山師~さむらごうち~♪(浦島太郎の替え歌)」
長男「変な言葉ばっかり覚えるのはやめなさい!」
野妹「(ニヤニヤして)おぼかたやまに~野村れて~♪」
字幕「この物語はフィクションであり、実在する人物・人物名・野々村誠とは一切関係がありません」

○同・前(夜)
長男のナレーション「父さん、母さん。元気ですか?俺はなんとかやってます、変な妹二匹と。そろそろこいつらにも小学校の勉強ぐらい教えてやろうと思ってます、その為にちょっと勉強しないとなぁ。・・・長男は色々大変らしいです。終わり」

END



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