ニコニコシナリオ作成部 なんか出来たもの

勇者魔王村人天使

2014/11/26 21:06 投稿

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  • ファンタジー
月曜に集めたアイデアです。
タイトル通り、勇者・魔王・村人・天使、それと神のパーティーが世界を滅ぼし再構築する、というアイデア。

神(ショタ)の存在感が余りにも薄くなったのでタイトルからも消しました。
ネタのアイデアが結構あったんですが、なぜか途中からシリアスが強くなり、うーんって感じに仕上がってます。
オチが正直あれですが。是非使ってくれというアイデアを途中まで忘れていた結果、こうなりました。
後悔はしていない。

注意点。
正式なシナリオの書き方ではありません。
(ト書きの省略が多いです)
誤字・脱字を含みます。
多分、無駄なアクションシーンを入れなければもっと短く出来た。
RPGの世界です。魔力についても適当に解釈してください。
寝つきが悪くて、布団の中で悶々と考えたのがきっと今回の敗因。



タイトル「勇者魔王村人天使」

人物表
勇者強(22、ゆうしゃ つよし)
魔王タケシ(19)
村人一(42、むらびと はじめ)
マッジーニ天使(18)
神(7)
国王(55)
魔族神官(40)
大魔王剛(39)
他、兵士・魔物多数



○ほこら「聖者の門」・前
勇者のナレーション「その日、勇者である俺は。自らの運命を思い知った」
村人一(45)が立っている。
村人「ここは聖者の門だよ」

○同・内
小さな神の像がある。
その前にひざまずいている勇者強(25)。
勇者「・・・。(立ち上がり)ここで神のお告げが下されると聞いたが、情報を間違えたか」
回れ右して歩き出す勇者。
神の像が光出す。立ち止まり見る勇者。
勇者「こ、これは・・・!」
神の声「勇者、選ばれし者よ・・・」

○魔王の城・前
村人「ここは魔王の城だよ」
大魔王の声「ついにここまで来たか、勇者よ」

○同・魔王の間
大魔王「この大魔王に逆らおうなどと、身の程をわき…」
勇者「いいから、仲間になれ!魔王!」
大魔王「・・・え?」
村人「ここは魔王の城の玉座の間だよ」
勇者「・・・こんな理不尽で不条理な世界はぶち壊す!これが神の意思だ!手を貸すか死ぬかどっちだ!選べ!」
大魔王「いや・・・、だって部下とか一杯いるし、皆頑張ってくれてるし。そんな急に言われたって・・・」
勇者「ならば死ね」
剣に手をかける勇者。
大魔王「ぐはぁ・・・」
倒れる大魔王、その後ろに立っている魔王。
魔王「こいつは既に慢心した。俺はこいつの息子の・・・いや、俺が魔王だ。この世界を壊すと言ったな、手を貸そう」
剣から手を離す勇者。

○城「ゼツダイ城」・前
村人「ここはゼツダイ城の城門前だよ」

○同・玉座の間
国王「勇者と魔王が手を組んだ!?」
大臣「はっ、まだ未確認の情報ですが・・・」
国王「なぜじゃ、順調に村々を開放していると聞いておったが」
大臣「それが・・・、伝令も魔法による伝達も全て途絶え、我々には何一つ・・・」
国王のナレーション「・・・まさか、旅立ちに100ゴールドしか渡さなかったのを根に持っておるのか・・・?しかしそれだってなけなしのワシの小遣いから工面して何とか払ってやったのにそれを・・・!」
兵士「王様!魔物の群れが!」
国王「なんじゃと!ついに我らの命運も尽きたか・・・」
兵士「それが・・・、話し合いがある、と」
国王「・・・魔物と、話す?」
× × ×
魔族神官「・・・そして先代の魔王は破れ、今は新しい魔王が勇者と手を・・・、ぐぅ」
国王「そして人も魔物も、それどころかあらゆる生き物を虐殺して回っている、と」
うつむく魔族神官。
国王「神のお告げに世界の破滅・・・。勇者よ、何があったのじゃ・・・。とりあえずこちらに向かってきているのなら、兵をかき集めねばならぬが・・・」
魔族神官「我々も微力ながら・・・」

○同・前(朝)
鎧を着た国王と、その前に1000を超えるであろう兵士と魔物が並んでいる。
大臣「壮観、ですね」
国王「うむ・・・」
国王のナレーション「・・・ハッ、もしや!勇者はこれを知らしめたかったのかもしれぬ。巨大な敵が現われれば、人も魔物も手を取り合って共に戦う、と」
大臣「おや、あの光はなんでしょうか」
大きな光と黒い影が遠方に見える。
国王のナレーション「その為に自ら悪役を引き受けこんなこ…」
兵士1の声「ぎゃー!!」
勇者の剣が兵士の頭を刺し貫いている。が丁度剣が刺さっている部分の前に村人が立っている。
村人「ここはゼツダイ城の城門前の手前だよ」
国王のナレーション「そんな事なかった」
魔王が両手を広げると黒い闇が広がる。闇に包まれる兵士達。
兵士2「な、なんだこれは!」
兵士3「ひるむな!取り囲め!」
魔王が顔の前で両手をパンと合わせる。
闇に包まれた兵士達が赤いトマトジュースに染まる。
兵士4「なぜ裏切っぐはぁ!」
兵士5「俺が勇者どわぁ!」
一挙動で兵士を切り捨てていく勇者。
その前に立つ(瞬間移動する)村人。
村人「ここはゼツダイ城の500メートル前だよ。ここは地獄の入り口だよ」
兵士を一人剣で串刺しにし、そのまま別の兵士に体当たりしていく勇者。5人6人・・・10ほど連なった兵士達。勇者が剣の柄をひねると、連なった兵士の最後尾の背中から光の剣が突き出す。
村人「ここはあの世とこの世の境目だよ」
大臣「退け!矢を、魔法をあびせよ!・・・ええい、引けと言うに!」
次々と兵士・魔物に襲い掛かる勇者と魔王。
魔族神官「構わん、撃て」
大臣「なっ!?」
ずらっと整列した魔物と兵士の手から矢と炎・氷の塊が勇者・魔王に向け放たれる。
さっと上空を見る勇者、兵士から剣を抜き取り、矢と炎・氷の雨を睨む。
手のひらで空気をすくう動作をして手のひらを正面に向ける魔王。
地面に倒れていたトマトジュースに染まった兵士たちがずるずると魔王の前で壁を作る。
剣で矢や炎・氷の塊を弾く勇者、一つ一つ正確にかわしていく。
魔王の前に出来た壁に矢等が当たる。
逃げ惑う兵士達、の上に降りかかる矢等。次々と倒れていく兵士達。の前に立つ村人。
村人「ここは戦場だよ」
大臣「貴様、勝手なことを!」
魔族神官「一秒でも待てば死者が増える。我々が敵にしているのは勇者と魔王だぞ。気を引き締めよ」
大臣「・・・むぅ」
魔族神官「この程度では足りん。撃て、更に撃て!」
魔王の前にある壁に隙間ができ、弓が通過して魔王の外腿をかすめる。
魔王「フン。戦術の基本だが、悪くない手だ」
更に何本もの弓が壁を抜け、魔王の体をかすめ、突き刺さる。
炎の塊を剣で跳ねのける勇者、矢継ぎ早に飛んできた矢が腕をかすめる。
足元の氷に足を滑らせる勇者、飛んできた炎を刀で受けるが腕を火傷する。
勇者「ちぃっ!」
天使の声「あなた方のサポートは私たちがします。存分に力をふるいなさい」
勇者と魔王の後ろに天使が現われる。勇者と魔王の傷が消える。
国王「あれは・・・!神の啓示とはまさか本当に・・・」
魔王「(刺さった矢を引き抜き)フフフ・・・」
手を下ろす魔王、壁がずり落ちる。
飛んできた矢等に体中を貫かれる魔王。
魔王「ハハハハハ!」
矢等をかわしながら素早く城門へ走っていく勇者。
頭や体の肉が再生していく魔王。
魔王「素晴らしい力だ。・・・愉快だ。愉快だ、なぁ勇者よ」
すでに見えないほど遠くへ行っている勇者。
魔王「・・・せっかちな奴め」
矢等を避けながら走っている勇者、徐々に早くなっていく跳躍のその足から光の筋が発せられる。
逃げていく兵士を切りつける勇者。
勇者のナレーション「世界は再生を願っている。神がそれを望んでいる」
兵士を切りつける勇者。
勇者のナレーション「助けても助けても、救われない人が居るこの世界を」
兵士を切りつける勇者、その隣の兵士の首も同時に飛ぶ。その前に現われる村人。
村人「ここはゼツダイ城の目の前だよ」
勇者のナレーション「望まない生を与えられた人たちをそれでも生み続けるこの世界を」
兵士を切りつける勇者、剣から光の筋が見えその隣の兵士の腕も飛ぶ。
村人「ここは死者の山が出来る場所だよ」
勇者のナレーション「戦う事しか出来ない俺の様な哀れな存在を」
兵士を切りつける勇者、剣から伸びる光の筋が長くなる。吹き飛ぶ兵士の首・腕・足。
村人「ここはその山頂予定地だよ」
勇者のナレーション「神が終わりを望んでいる」
剣を振り上げる勇者。10メートルほどの光の筋が剣から伸びている。
勇者のナレーション「・・・矛盾を、不条理を、混沌を、この世界を!」
剣を振り下ろす勇者。
魔王「流石は我ライバル。うかうかしてられんな」
右手を上げる魔王。長く伸びる影、その右手の影に魔王の全身の影が集まり、城の方へスッと走る。
勇者に向けて弓や魔法を撃っている兵士・魔物たち。の足元に大きな影が。
兵士5「な、なんだ・・・?」
上げた右手を握り、振り下ろす魔王。
ドンという地鳴りと共に兵士・魔物たちが大きな黒い穴になる。
歩き出す魔王。
魔王のナレーション「父よ。・・・いやただの老いぼれよ。貴様は力への渇望を失った。それが敗因だ」
魔王の前に倒れていた魔物の死体をのけ、魔族神官が姿を現す。
魔族神官「魔王様、わたくしは小さい頃からあなた様に御仕えし・・・」
魔王「・・・命乞いか?」
魔族神官「・・・いえ、ご立派になられました。誇りに思います」
魔族神官の横を通り過ぎる魔王。
魔王「ご苦労であった」
魔族神官の首がなくなっている。倒れる魔族神官の体。もすぐに消えて黒い影になる。
大臣「王様、ここはもう危険です。お下がりください」
国王「しかし、・・・兵士達が戦っておるのだぞ。ワシ一人引き下がれるか」
大臣「これはもう負け戦です。王の命があれば、いづれ王国の復興も・・・」
国王「・・・大臣、死ぬなよ」
大臣「はい・・・」
歩いていく国王。
大臣「どうか、あなた様だけでも」
戦場に目をやる大臣。
巨大な光の柱と闇の黒煙が上がる。

○同・城下町
村人「ここはゼツダイ城の城下町だよ」
勇者・魔王・天使が歩いて来る。
女子供老人たちが建物の中から勇者たちを見ている。
老人の声「勇者だ、・・・魔物も居るぞ」
村人6が歩いてきて勇者に頭を下げる。
村人6「勇者様、あなたに救って貰ったこの命。奪われても文句はありません」
勇者「・・・分かった」
村人6を切りつける勇者。その前に立つ村人。
村人「ここは悲しみ漂う場所だよ」
村人7「母に薬を届けて貰いありがとうございました。母は元気になりました、今は」
村人7を切りつける勇者。その前に立つ村人。
村人「ここは虚しさあふれる場所だよ」
女の声「ひ、人殺しー!!」
老人の声「噂は本当だったんだー!勇者が魔王と手を組んだぞー!」
建物から出て逃げる女子供老人。に襲い掛かる勇者・魔王。の前に今までより大きく立ちはだかる村人。
村人「ここは血の海だよ」
村人「ここは混沌だよ」
村人のナレーション「私は村人A。どこの村にも居るよく居る村人だ。だがあの日」
× × ×
聖者の門の中。
勇者が光る神の像と向き合っている。
村人が歩いて来る。光を受ける村人。
村人「はわっ!」
村人のナレーション「私も神の啓示を受け、勇者達の導き手としての使命を授かった」
× × ×
聖者の門の前。
その横に掘っ立て小屋のような家がある。
村人のナレーション「ここで一生を過ごすと思っていたんだが。まさか私にそんな宿命が・・・!」
字幕「偶然です」
村人のナレーション「さらばマイホーム!なぜかここは丸々です、としか喋れなくなったけど呪いは宿命を背負った者の定番だよね!」
× × ×
城下町。
逃げる女子供老人。に襲い掛かる勇者・魔王。立ちふさがる村人。
村人「ここに居たら危ないよ」
村人「女子供も容赦しないよ」
村人「だから見せられないよ!」
子供を抱いた村人女が勇者の足元にひざまずく。
村人女「私はどうなっても構いません。ただ、この子だけは。どうかこの子だけは助けてください!」
村人女の首を落とす勇者。ゆっくりと倒れる村人女、の腕に抱かれ寝ている赤子。
剣を振り上げる勇者。手が止まる。
赤子が自分の影に飲まれる。
魔王「何を手間取っている。分からん奴だ」
勇者「・・・」

○同・玉座の間
国王が一人、玉座に座っている。
勇者が歩いて来る。
国王「王というのは虚しいものだ。偉そうにしていても一人では何も出来んのだからな。魔王討伐にしても、そなたの力を借りねば無理なのだ。今まで良く働いてくれた、礼を言う」
勇者「・・・」
国王「・・・なぜ迷っておる?そなたはきっと正しいと思う事をしているのだろう。なら手にかけた人間や魔族の者の為にも、迷ってはならぬ。でないと彼らが報われ・・・」
国王が倒れる。
その背後から現われる魔王。
魔王「こいつが親玉か。人間の王ってのは弱っちょろいんだな。どうやって周りをまとめてたんだか分からん」
壁に出来た自分の影の中に入り、姿を消す魔王。
剣を地面に突き刺す勇者、膝をつき国王にひざまずいている様に見える。

○村「辺境の村」・内
字幕「三日後」
民家は壊され、あちこちに人が倒れている。
勇者と魔王と村人と天使が居る。
村人「ここは辺境村だよ」
天使「貴方たちは使命を成し遂げました。神によってその名は永遠に残されるでしょう」
魔王「フン・・・、くだらん。俺が欲しいのは力だけだ、力とその行使だ。使命?知らんな。まだ戦える奴が残ってるなら、最後の一人まで俺が殺すまでよ」
剣を抜く勇者。
勇者「魔王、貴様・・・!」
魔王「お前が先に死にたいか?いいぞ、神だろうが俺には・・・」
ふらつく魔王。魔王の体がボロボロになっていく。
魔王「な、何をした」
天使「あなた方が傷ついた時、私たちの力を送っていたのです。それを返して貰っただけのこと」
魔王「フッ・・・、神はそんなに甘くなかったか。こいつと同列に見たのが間違いだった・・・」
倒れて灰になる魔王。
倒れる勇者、顔が老人のようになっている。
天使「神よ、全ての浄化は済みました。今こそ再生の時・・・」
光が集まり、小さな像と同じ姿(子供)の神が現われる。
神「・・・」
何やら呪文を唱える神。
村人「ここは世界の終わる場所、そしてきっと始まる場所だよ」
神「(口を止め)・・・これは?」
天使「道先案内人です。旅の途中に倒れると思っていたのですが、なぜか生き延びております」
村人「ここは神の御前だよ。恐縮だよ」
天使「気になさらずに、続きを」
神「うむ。・・・」
天使「・・・どうなさいました?」
神「復活の呪文を忘れた」
天使「・・・はい」
字幕「副題:ラスボスは復活の呪文」
村人「ここは、笑うところだよ」

END


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