ニコニコシナリオ作成部 なんか出来たもの

みんみんびより

2018/07/23 22:29 投稿

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生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書き上げる企画をしています。

今回は、セミ星人の侵略?どういう元ネタだったか。
とりあえず、セミ星人が侵略に来てそれを七年ニートが撃退する話だったようなそうでもないような。
のんのんびより何の関係もありません、すいません。

注意点。
シナリオです。
なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
独自の書き方があります、手抜きもあります。
誤字・脱字を含みます。
放送早く終わったのにシナリオが倍かかった……、なんでや。




タイトル「みんみんびより」




人物表
無色太郎(18・25)
無色母(52)
利奏女子(18・25)



○無色家・前
セミの鳴き声が響いている。

○同・太郎の部屋
カーテンを閉め切った部屋の中でヘッドホンをしてパソコンをいじっている無色太郎(25)。
液晶に映る美少女アニメ。それを見ながら汗を流してニヤつく無色。
その背後に立つ無色母(52)その手のお盆を太郎の前に置く、料理がのっている。
ヘッドホンを取る無色。
無色「……びっくりさせんなよ」
母「呼んでも聞こえないでしょ」
食事に手をつける無色。
母「そろそろちょっとは外に出て、何か新しい事初めてみたらどう?別に今すぐ働けとは言わないからさぁ」
無色「……うるさいよ。分かってる」
母「分かってるって……、あんたずっとそう言って」
無色「分かってるって言ってるだろ!もう行けよ!」
母「……はいはい」
部屋を出る母。
無色「うるせぇな……。この音が聞こえるから」
ヘッドホンをつける無色。セミの鳴き声が響く。

○並木道(無色の回想)
セミが鳴きまくっている。
無色(18)が利奏女子(18)に頭を下げる。
無色(25)のN「好きな人が居た……。小中高とずっと思い続け、高校卒業の後に思い切って告白した。忘れもしないセミ時雨の並木道、俺の初恋は夏の空に溶けていった……」
女子が頭を下げ小走りに走っていく。そのまま膝をつく無色。

○無色家・太郎の部屋(回想戻る)
液晶に向かってニヤつきながら飯をかき込む無色。
無色のN「それから俺は夏が嫌いだ、そしてセミの声も。気付けば引きこもって、今……えっと、七年が経った」
ため息をつく無色。
窓が一斉に割れる。液晶の画面が消える。
無色「……え、何?」

○同・台所
母が耳から血を出して倒れている。テレビに何も映っていない。
無色が入ってくる。
無色「……母さん?どうしたのこれ、血?え、なんで……?」
母をゆする無色、反応なし。
テレビ画面に映るセミ星人(セミの着ぐるみを着たようなおっさん)。
テレビの声「我々はセミ星人だセミ。この地球を侵略しに来たセミ、といってもほとんどの人間は最初の怪音波で死に絶えただろうがな。ミ、ミ、ミーンミーン(笑)おっと、失礼したセミ。残った連中もさっさと降伏するセミ、抜け殻の処分ぐらいはさせてやるセミ。ミ、ミ、ミーンミーン(笑)」
リモコンでテレビを切る無色。
無色「……なんだよこれ」

○同・前
ヘッドホンをした無色が目を押さえながら出て来る。
無色「チッ、まぶしいな」
無色の前をセミ人間が通過する。
無色「……うわ、なんか居た」
戻ってきたセミ人間が無色の方へ来る。
セミ人間「おう、お前生き残りか。優しくしてやるから暴れるんじゃねぇぞ」
無色「うわ……うわぁ!」
ポケットから殺虫剤を取り出す無色、セミ人間に吹きかける。
セミ人間「んん?なんだそのしょっぱい霧は、我らのションベンビームでも食らいたいセミ?ミーンミーン(笑)ぐぎゃっ」
倒れるセミ人間。
無色「え……、効いた?」

○同・倉庫内
殺虫剤の缶を腰や腕に巻きつけている無色。
無色のN「奴らの弱点は分かった。人を集めて共同で戦えば勝機はある、だがネットも電話も通じない今、その手段は断たれている。なら、俺がやるしかないだろう」
頭のハチマキに殺虫剤を巻く無色。
無色「俺が一人ででも、家族の仇を……!」

○ビル街
窓ガラスが全て割れている。そこら中に人が倒れている、車の中にも。
食べ物や飲み物が踏み荒らされている。
セミ星人たちが集会している。壇上のセミ星人。
セミ星人「えー、我々の計画も無事にほぼ成功となり。樹木にとって邪魔な害虫駆除の方もあらかたケリがつい」
体中に殺虫剤を巻いた無色が両手の殺虫剤をセミ星人たちにふりかけながら走って来る。
セミ星人「ミ!?ミーンミーン!(警戒)」
セミ星人「ションベンビームを食らうセミ!」
セミ星人の股間から液体が真っ直ぐに無色へ飛ぶ。
無色「うわっ!?……これは、何も起こらないぞ」
セミ星人「我らの小便はエコロジカルなただの水だセミ。貴様らのような有害生物と一緒にするなセミ。ぐぎゃっ」
倒れるセミ人間。
無色「ふぅ……、そうか」
× × ×
夜。ビルの陰で休んでいる無色。
無色「人が居ない、食べ物もない……。持久戦は厳しいか。飲み物だけはあるんだが……」
倒れているセミ人間を見る無色。

○遊園地
体中に殺虫剤を巻いた無色が両手の殺虫剤をセミ星人たちにふりかけながら走っている。
セミ人間「ぐぎゃっ」
倒れるセミ人間。
ペットボトルを持ってセミ人間の股間を探る無色。
セミ人間の下に人が倒れている。
無色「ああ、もう。変なとこで死ぬなよ……あ」
セミ人間の下から女子(25)の顔が見える。セミ人間をどける無色。
女子の手が誰かとつながっている。それを目で追うと男が居る。
無色「……お幸せに。いや、もう手遅れか」

○住宅街
体中に殺虫剤を巻いた無色が両手の殺虫剤をセミ星人たちにふりかけながら走っている。その顔が少しこけている。
無色のN「その後も生きてる人の姿は一つも見つけられなかった。俺はセミ人間と飢えと孤独と、夏の太陽と戦いながら毎日を過ごしていた……」

○空港
セミ人間の集会。
セミ人間「何!?たった一匹の害虫のせいで我らの侵略が遅れているセミ?もう残された時間は少ないセミ、さっさと交尾するミーンミーンミーン(怒)」
体中に殺虫剤を巻いた無色が両手の殺虫剤をセミ星人たちにふりかけながら走って来る。
セミ人間「そ、そいつを何とかするセミぐぎゃっ」
無色「……交尾って何だ」
セミ人間「俺たちセミ人間は、この地球の大気の中では七日しか生きれないセミ……。だからさっさと交尾して土の中に子孫を残すセミ」
無色「どうやったら交尾できるんだ?」
セミ人間「オスの集団を作ってメスの集団を呼ぶセミ。我らセミ人間は乱交繁殖セミ、どうだ?羨ましいセミぐぎゃっ」
セミ人間に殺虫剤を吹きかける無色。
無色「七日……、明日で終わりだな。じゃあ声のする方へ行けばいい訳だ。にしても……七年寝て七日精一杯生きる。まるで俺と同じじゃないか、ふふっ笑えるな」
× × ×
夜が明ける。
無色「行くか……俺の夏は、これからだ!」

END


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