ニコニコシナリオ作成部 なんか出来たもの

いっぱい王子

2018/07/12 21:46 投稿

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  • 多すぎ
生放送で台詞やアイデアを募集してシナリオを書き上げる企画をしています。

今回は、王子王子詐欺。
で行くつもりだったんですが、少々変わりました。
異世界に呼び出されたJKはそこの王子たちに求婚されるが、全員腹が立つ連中だったので無理難題を言い追い返し。そして月へと帰るかぐや姫に……。
大体合ってます。

注意点。
シナリオです。
なので読んだ事がない方には読みづらいかも。
独自の書き方があります。
誤字・脱字を含みます。
焼きアジの匂いに耐えながらシナリオを書き上げる……!




タイトル「いっぱい王子」




人物表
姫川移(18、ひめかわ うつる)
その他、王子や王様




○姫川家・前(朝)
移の声「私の名前は姫川移、高三の受験生」

○同・移の部屋
芋ジャージ姿の姫川移(18)がベッドで寝ている。スマホのアラームが鳴る、手を伸ばしてスマホを叩く移。
移の声「もう追い込みの時期だけど、志望校に行く為に今日も頑張らなくっちゃ!」
起き上がる移。伸びをする。

○プリプリ王国・召喚の間
魔方陣の真ん中で芋ジャージの移が伸びをしている。
その周りを取り囲んでいる若い男たち、全員が頭に王冠を載せている。
A王子「召喚に成功したぞー!」
B王子「姫だ、異世界から姫が降臨なされた!」
移「……は?何ここ」
C王子「よくぞ参られた、異世界の姫よ。我々はあなたと結婚する為にここに居るのです。さぁ、我らから一人をお選びください!」
移「えっと……、早く勉強しなきゃ。今朝はとりあえず英語から入ろうって思ってたんだよね。……あれ?参考書どこだ」
A王子「俺と結婚したあかつきには、この世界の半分をやろう!」
移「あの、ごめんなさい。間に合ってるんで……」
D王子「このカクテルの色みたいに、君の心もまだ初心(うぶ)なんだね。染めてみたいな、俺の色に……」
移「あ、私まだ未成年なんでー」
E王子「Oh!!ワタシ ヲ アナタ ノ モノニシテクダサーイ!」
移「おかしいなー、私外国人の友達居ないはずなんだけど」
F王子「キヤノン砲、好きですか?」
移「……は?」
Q王子「僕と契約して妻になってよ!」
移「なんなのよー!ここってどこ!?家に帰してよ、私受験生なの。一分一秒も無駄に出来ないんですけどぉー!?」
B王子「異世界の姫よ、我々はあなたと結婚する為にここへ来ている。あなたと結婚すれば異世界の力が宿るという言い伝えなんだ。別にお前が特別美人だとか心が優しいという訳ではなくても、我々はお前の体が欲しい。いや、子を産め」
移「……は?」
A王子「おい、正直に言いすぎだろ」
C王子「こういうのはちゃんとオブラートに包まないとさぁ、どう見てもまだ男経験なさそうなダサ子ちゃんなんだから」
E王子「ワタシ ヲ モノニシテクダサーイ!」
移「はあああああぁ!?ふざけんな!勝手に人を良く分からない場所に連れて来て好き勝手言ってんじゃねぇよ!それならさっさと家に帰せよ!」
A王子「こっちだってガキの使いじゃねぇんだよ。さっさと股開いて俺のガキでもポンポン産めや、このクソアマ!」
B王子「我々も使命でここに来ているんです。ワガママ言わないでさっさと僕を選んで下さい、子供の数によっては老後も安泰ですよ」
E王子「Oh!!アナタ ダサーイ!」
移「……分かったわよ。じゃあ私の願いを叶えた奴と結婚してやろうじゃないの」
F王子「キャノン砲、ですか?」
A王子「さっさと言え、ダサ女」
移「うるさい!このジャージは寝巻きが乾かないからたまたま着てただけで……。じゃあ言うよ!」
B王子「早くして下さい」
移「ちっ、あなたは屏風からトラを出してください。あんたはしゃべるお掃除ロボを連れて来て。次のはドラゴンの生き胆ね、持ってきて。えっと、……セミの抜け殻を目の前で食べる。人魚のナミダのネックレスね。インドミナスーレックスを生きたまま捕獲。はい、分かったら行って行ってー」
A王子「随分落差がないか……?」
B王子「お掃除ロボって何ですか……?」
Q王子「訳が分からないよ」
E王子「セミ クウグライナラ シヌー!」
F王子「キヤノン砲が、好きだー!」
移「はいはい、質問は受け付けません。行った行ったー」
ブツブツ言いながら部屋を出る王子たち。
王様がドアの隙間からチラチラ移を見ている。
移「あっ」
王様「あ……」
移「お父さん!」
王様「移……、すまん!」
移「え、どういう事?どういう事?」
王様「ワシはこっちの世界で王様をしておるのじゃ、契約王様って奴じゃな。娘可愛さに色々吹聴しておったらここの奴ら本気で信じおって……あろうことか召喚まで。すまんかった……、孫は抱っこさせておくれ?」
移「え……?何その口調」
王様「すまんかったー!」
王様が走っていく。
移「なんでそんな口調なのー!?……ワシとか言い出すから内容が全く入って来なかったわ。あんな格好してバカなの、コスプレなの?恥ずかしくないのかしら」
召使たちが料理を運んでくる。
移「え……?」

○プリプリ城・前(夜)
字幕「三ヵ月後」

○同・召喚の間
酒や料理を手づかみでむさぼっている移。多少太っている。
移「スマホないー、SNSないー。超つまんなーい。もぐもぐ」
召使が入ってくる。
召使「姫様、新しい王子様が来ております」
移「んー、適当に無理難題押し付けて返してー」
召使「はぁ……」
絵描きが入ってくる。
絵描き「姫様の肖像画が出来ました」
移にそっくりの絵を見せる絵描き。
移「……何これ。私こんなに太ってないんだけど、死にたいの?」
絵描き「い、いえ。そんな事は……」
移「じゃあ書き直して、早くねー」
絵描き「はい……」
移「はぁ……、なんかここ飽きちゃった。でも今更受験もなー」
立ち上がる移。

○同・テラス?
移が出て来る。月を見上げる。
移「もう王子ばっかり飽きちゃった、クソ野郎ばっかりだし。何よ、ハーレムの一員って。何よ、産む機械って。何よ!不倫は文化って!ふっざけんじゃないわよー!!」
声が反響する。
月が光る。
移「ふぅ……、ちょっとすっきりした。さぁ食べよっと」
月からUFOが飛んで来る。
UFOに吸引される移。
移「え、ちょっと。何何!?」
移の重さで吸引したUFOが揺れる。

○UFOの中
二本足で立つウサギたちがいる。
ウサギ「姫、お迎えに参りました。……少々お太りになられました?」
移「……失礼ね。何よこのうさぎ」
ウサギ「まぁ、とりあえず帰りましょう。燃料持つか?」
ウサギパイロット「何とかギリギリ……」
ウサギ「じゃあ急げ!」

○プリプリ城・前(夜)
UFOが月に向かって飛んで行く。
移「ええ、どういう事ー!?」

○月の王国
月の表面に未来的な建築物が並んでいる。

○同・姫の間
ウサギに取り囲まれている移。
移「……」
ウサギ王子A「拉致に成功したぞ!」
ウサギ王子B「我々はあなたと結婚する為にここに……」
ウサギ王子E「ワタシ ヲ カラアゲ ニ シテクダサーイ」
ウサギ王子Q「訳が分からなウサギ」
ウサ耳をつけた王様が移をドアの隙間からチラチラ見ている。
移「……なんなのよー!?」

END


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