陸海空のこむぎあじ ~Bread @ Board~

飛行機で成田空港旅…その4「航空科学博物館(屋外展示)とさくらの丘」

2016/03/27 02:49 投稿

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屋外展示を見ていきます


B747-200 セクション41
本物です、ホンモノの747のアタマ。
これだけでも十分でかいのに全体となればまぁすごいってことが
想像できます…


ノーズギア格納部 シュワちゃん主演の映画『コマンドー』で
離陸直後にここから飛び降りる(ただ飛行機はトライスター)シーンがありますが
大男でも十分入れそうなくらい広いです




ギアライトやトーバー
米国からの分解、輸送、組み立てはJALの整備チームが担当したとか
ガワだけじゃなく、客室やコクピットもちゃんと整備されています。
内部見学ツアーは、時間が合わなくて断念…



ああ PANAM他、無くなった会社がいくつも…


いったん館外に出て、屋外メイン展示場へ
ずらりと並ぶ展示機たち


の、なかで一番大きく、またオーラを放つこの機体。
YS-11 試作1号機 JA8611 製造番号2001。
この「お方」、と呼んで敬意を払いたくなるほど会いたかった機体で!
54年前、自分が長年慣れ親しんだ名古屋空港で、戦後初の国産旅客機として
空を飛び、数々の試験を行ってここに羽根を休めています。


ターボプロップエンジンはロールスロイス製。車のイメージが強いですが
現在も航空機エンジンの大手製造会社です。
小牧基地で飛んでいるのを何度か観ましたが、
このエンジンの高音と低音が混ざった音の心地良いことったら!
機内から一度体験したかった…


前方ドアからオン・ボード!


コックピット、DC-8と同じくアナロギーな計器が並びます
っと、DC-8の『黄色い球の付いたレバー』と似た位置に赤いレバーがあります
これは調べてみると、油圧関連のレバー(ハイドロレバー)であるとのこと。
同世代機なので、あのレバーも油圧系なのかな?
パイロットで作家の内田幹樹さんのエッセー「機長からアナウンス」では
『パワーが無いのに驚いた。』
『油圧を噛まさないので操縦桿が重く、自動操縦もなく、冬寒く夏暑くて不便だった』
と紹介されています。また
『操縦室内の機器はがほぼ外国製だった』とも…
当時の技術ではそれが精一杯だったんですねぇ…


キャビンには試験用の計器が


座席と共にのる丸いドラム缶のようなブツ、
調べてみると試験用の重り(水)を積むためのものだそうで


後部圧力隔壁


遠景。外に展示してあっても、お色直しを受けているため非常に状態は良好です。
…日本という国は、飛行機のような展示物に対する考え方が甘い、と言われます。
どうしても場所が取れず、予算も乏しく、野ざらしにされてしまう。
気候も、保存には厳しい条件となります。
セントレアで放置されている787初号機もそうですが、本来は
屋内、せめて屋根のある場所で保存してしかるべきモノ…



この「YS翁」は、飛び立っていく後輩たちや子どもたちから愛されていることもあり
日本の中ではいい保存のされ方ではあるのですが…

「唯一の」から、やっと「初代の」国産旅客機に変わることができたYS-11
航空産業の発展のためにも、末永く保存されることを願います。



Ka-26 縦にローターを重ねてみたり、尾翼のカタチが独創的だったり…
こういうヘンなカタチはまずイギリスかロシア(ソ連)を疑いましょう。
これはソ連製のヘリコプターでした 日本に3機しか輸入されていないとか。



最近できた「空と大地の歴史館」
成田空港は、激しい反対運動の中建設されました
この館では、主に反対派の目線で建設に至るまでの経緯や
運動の内容を展示しています

駅からの道すがら、風景を眺めると
空港の二重のフェンス、道を挟んで普通の地方田園都市の風景
思った以上「日常」と隣り合わせの空港。
建設前には、敷地内に多くの集落が生活を営んでいたとか。
何もない、原野ではない、生活があった土地を破壊することになれば
反対運動が激しくなるのも当然 その結果が暴力とは…
難しいところです。

自転車を走らせて、移動する途中、カメラを構える人々が…


なるほど A滑走路から上がってくる飛行機達が
ばっちり写るポイントなのでした





しょっぱなからジェットスターの787 これはラッキー!



トランスアジア航空A330 この会社も初めて見ます



中国東方航空 A320 特別塗装(上海万博)
東方航空はスペシャルマーキングが好きな会社というイメージがありますが、
これ、2010年の万博を記念した塗装… そろそろ元に戻してもいいのでは?


博物館から走った時間は15分ほど
三里塚さくらの丘にやって来ました。
航空撮影ファンから「聖地」とあがめられるこの場所
実際、視界はクリアで、飛行機も綺麗に写り、
午後なら順光、平日にも関わらず、十数人で賑わうのも「聖地」を裏付けています



航空ファンとして、もですが、ここは2003年のTVドラマ
GOODLUCK!!の聖地としても訪れたかった!!!
木村拓哉演じる新海元が、ぶっきらぼうに
告白っぽいことをするのがここなんですよ! しかもこのベンチイイイイイ!!

しばし浸ったあとは… 飛行機が来ない時間帯にあたってしまい
収穫は

アシアナのジャンボくらい。
すごくフラップ出して飛んでいくんですねー 新発見。


片隅には、フェデックス80便墜落事故のモニュメントが
飛行機は世界で一番安全な乗り物とされていますが、
数々の犠牲と、絶えない努力によって達成されていることを
忘れてはなりません。



次は桜の咲いた景色が観てみたい!
そんなさくらの丘でした


続く…





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