12日にはドラクエウォークがリリースされた。
位置情報ゲームで、ポケモンGOのドラクエ版みたいな感じだと期待されていたやつだ。
どうやらクエストを進めていく手順として、現実のマップ上で目的地を設定して移動するという方式らしい。
翌日13日、
とりあえず川越市街地方面に向かって歩くか!ということで移動開始。
明日は金曜のニー活なので、気分が向いたらそのまま40kmぐらい歩いて池袋まで向かうという線も考えながら出発した。ネカフェとかで休憩しつついけば明日夕方には間に合うだろうし。
ひとまずキャラメイクをしたが、名前は6文字までだったので「レンタニート」となった(半角文字の使用も不可で工夫しづらかった)。ゲームのプレイヤー名は最近ハンドルネーム的なものよりも固有のもの感が出せるのでだいたい「レンタルニート」としている。
ひとまず川越市街地まで歩いたんだけど、ここ最近で20km以上歩いたりとかしてたわけではないせいか、また着替えなどでちょっと荷物が重くなってしまったせいか体調的にはあまり調子が出なかった。
6km歩いたかどうかぐらいで終了し、この日は川越駅から電車乗って帰ることにした。
ついついハイペースになってしまったせいもありそうだが、30km歩いたのはもう3ヶ月近く前。日々鍛えておかないとダメだな。
ゲームシステムはなんとなくわかったが、従来のガチャゲーっぽい要素も多いのでポケモンGOとは違いそのうち飽きるかもしれないな、という予感を感じつつの1日目だった。
翌13日はニー活に向かう前にもう一度川越市街地に行くことにした。
ドラクエウォークでは各都道府県に4箇所ずつランドマークとなる場所が設定されていて、場所限定のクエストとその報酬アイテムがあるらしい。
埼玉県では西武ドーム、スーパーアリーナ、越谷レイクタウンがすでにネットの情報でわかったけど、まだ後1箇所の情報がなかなかつかめなかった。
これは川越なのではないか?という仮説のもと蔵造りの町並みの地域まで行ってみた。
前日に近くまで行ったばかりだが、ランドマークに設定されるとしたら時の鐘だろう。
今度はニー活行く前の寄り道程度に行くため、電車で川越駅まで行ってから降りて移動。(川越市在住だが最寄り駅から川越駅は3駅先である)
行ってみたわけだけど、ゲーム上では民家にあたる建物が設定されてるだけ。どうやら違ったらしい。この場所は駅からはちょっと離れているので、リリースされてから24時間ぐらい経った時点でまだ情報が拡散されてない理由はそれかなーと思ったんだけど、ハズレだ。
(後からの調べによれば埼玉の残り1箇所は長瀞とのこと)
ニー活は今回は人数少なく、東条さんとアウターさんぐらいしか来なかったが、終わった後にアウターさんと2人でファミレスに行き、「ニートがこの先生きのこるには会議」をした。
最近今までの経験を踏まえた上でいろいろ感じるが、やっぱり世間が求めているものはニー株やレンタルニートの独自性、そして生きづらい世の中へ立ち向かう姿勢なんじゃないかなと改めて思っている。
アウターさんは冬コミで「完全退職マニュアル」というパロディ的な本を出すらしい。
彼もまた割と偏った考え方の持ち主だが、そういうニート目線に振り切れた人間のほうが「ニートたちで作ったニート株式会社」の姿としては望ましいと自分は思っている。
会議の結果、アウターさんは「完全退職マニュアル」の期待をなるべく煽っていくようなtwitter投稿をしていく宣言をしてたので、俺もそれに便乗してなるべくtwitterでは大口を叩くような方向でいこうと思った。
ハッタリをかますというよりは、腹の底で思っていることはなるべく遠慮せず宣言していくというような形を心がけよう。
14日はレンタルニートでこの前フランス料理屋行った人から再びの連絡が入り、田端にある中華料理屋「新三陽」に行った。
この前は食べすぎて吐くという大失態だったためこのお方からの再びの利用は無いだろうと思ってたが、意外にまたすぐ連絡をくれたのですんなりリピートに至ったということになる。
ありがたいことだ。
このお店は「ワカコ酒」っていうテレビドラマのロケ地でもあるらしい。
依頼主は近年では減りつつある「街の中華料理屋」といったタイプのお店にも注目しているらしく、ここは前にも来たことがあるとのことだ。
単品料理をいくつも頼んで2人で分けるような形で食べた。
前に食べすぎてしまったので今回は気をつけようとは思ったが、そうはいっても何品も頼むため量が結構多い。お腹いっぱいになった。
しかし前回の反省から「すいません、もう入らないです」宣言をなるべくするようにしたので残りはいくらか食べてもらい、なんとか終了。
まだこのあと移動して相談事をするという話なので余裕をもっておかねばなるまい。
そのあとは池袋に移動し、名前は知ってはいたネカフェの「DiCE」に行った。
利用したのはLogicoolコラボの部屋らしい。
VIPルームというプランでPCが2つ、数人入れる完全個室の部屋だ。
今回はこういう周囲の目を気にせず話せるところで相談事があるとのことだった。
内容は簡単に言うと恋愛相談みたいな感じだ。「アニオタの非リア男性の立場から女性と関わりを持ったり、普通に接していけるようにするにはどうしたらいいか」、などの話をした。
女性作者による恋愛指南本を持参してたようなので、それの内容についてどう思うかを自分自身の経験から俺が答えるような感じだった。それもまぁどのくらい役立つかはわからないが。
どっちにしろ、レンタルニートで男女問わずいろんな人とプライベートな場面で接した経験は数多くある。それと同じような感じで、女性に対してもお客さんと接するようなやや丁寧な姿勢で自然に世間話ができるような状態にもっていければ大丈夫なんじゃないだろうか。
珍しい例なので結構面白かった。
役に立つかどうかわからない恋愛相談を広く受け付けるのもいいかもしれない。
15日はいつも川崎あたりで飲みに付き合っている人と軽井沢へ行った。
それがなんと新幹線に乗って行き、現地集合だったのである。
大宮から新幹線に乗ったが、とても珍しい機会だ。
北海道旅行や九州旅行に付き添ったときと同じく、一つの大きな出来事であったと感じる。だいたい、1人で新幹線に乗ることがまず初めてだ。
きっぷの買い方とかよく調べながら臨んだわけだが、会社員として出張で遠くまで行くならともかく、自分で作ったレンタルニートという仕事によってこの機会を得たのがとても嬉しい。
ものすごく自信につながった。
大宮から軽井沢は乗車1時間もかからないぐらいだった。
とてもいい時期に来たなと思う。
駅の掲示物を見て知ったが、このあたりは浅間山の登山なんかも人気のようだ。
「噴火警戒レベル」の表示がしてあって、3段階中今は2らしい。
「登山は自己責任で」みたいなことが書いてある。
富士山も登ったから他にも登山してみたいような気もする。
いろんな場所に行ったが、オシャレな風景ばかりでまさにインスタ映えスポットだらけだ。
温泉も結構たくさんあるみたいだった。
自家用車で来れたらよさそうだけど、今回は3連休の中日でありどこもとても混んでいたみたい。
セゾン現代美術館に行ったりもしたんだけど、その次行った白糸の滝までのアクセスが微妙だったんでタクシーで移動することになった。その移動の道中が割と渋滞気味で、ちょっと眠くなってしまった。
自分自身ではまずないが、レンタルニートではこうして依頼人と同行するときにはタクシーに乗る機会がたまにある。これがなんかすごい仕事している気分になれるからまた自分にとっていい影響を与えている気がするのだ。高尚な仕事をしているような気分になれる。
行き先の観光地では結構写真を撮ってもらった。
よい実績になるのでありがたい。
最近行った富士山なんかもそうだが、昔から定番の観光地ってのはどこか今だに昭和の雰囲気が残っているかのようで趣がある。設備がやたら古かったりするのもまた良し。
軽井沢も最新のオシャレな雰囲気を取り入れた観光地と、古い設備の建物などがある観光地が入り混じっているような感じだ。
いろんな依頼主と会ってみて思うのは、世代問わず通じやすいのは「旅行」に関する話題なので、こうして定番の観光スポットに行っておけると40代、50代ぐらいの人とも話題が共通しやすくてよい。
今回は新幹線にひとりで乗って軽井沢に行くという一大イベントを経たので達成感を感じた。
最近レンタルニート依頼が多く調子がいいことから、何か両親へのお土産にちょっといいものを買っていこうと思った。5個入り1400円ぐらいのちょっといいレアチーズケーキを買っていった。
自分で作った仕事によって軽井沢に行ったこと、自分で作った仕事によってちゃんとお金を得ていることをアピールするためだ。
翌日これを食べるときタイミングが悪く母に年金の件で責め立てられたりもしたが、このお土産を買っていく行為は自分のためであるということを強く確信してのことなのでもうあまり気にしない。
位置情報ゲームで、ポケモンGOのドラクエ版みたいな感じだと期待されていたやつだ。
どうやらクエストを進めていく手順として、現実のマップ上で目的地を設定して移動するという方式らしい。
翌日13日、
とりあえず川越市街地方面に向かって歩くか!ということで移動開始。
明日は金曜のニー活なので、気分が向いたらそのまま40kmぐらい歩いて池袋まで向かうという線も考えながら出発した。ネカフェとかで休憩しつついけば明日夕方には間に合うだろうし。
ひとまずキャラメイクをしたが、名前は6文字までだったので「レンタニート」となった(半角文字の使用も不可で工夫しづらかった)。ゲームのプレイヤー名は最近ハンドルネーム的なものよりも固有のもの感が出せるのでだいたい「レンタルニート」としている。
ひとまず川越市街地まで歩いたんだけど、ここ最近で20km以上歩いたりとかしてたわけではないせいか、また着替えなどでちょっと荷物が重くなってしまったせいか体調的にはあまり調子が出なかった。
6km歩いたかどうかぐらいで終了し、この日は川越駅から電車乗って帰ることにした。
ついついハイペースになってしまったせいもありそうだが、30km歩いたのはもう3ヶ月近く前。日々鍛えておかないとダメだな。
ゲームシステムはなんとなくわかったが、従来のガチャゲーっぽい要素も多いのでポケモンGOとは違いそのうち飽きるかもしれないな、という予感を感じつつの1日目だった。
翌13日はニー活に向かう前にもう一度川越市街地に行くことにした。
ドラクエウォークでは各都道府県に4箇所ずつランドマークとなる場所が設定されていて、場所限定のクエストとその報酬アイテムがあるらしい。
埼玉県では西武ドーム、スーパーアリーナ、越谷レイクタウンがすでにネットの情報でわかったけど、まだ後1箇所の情報がなかなかつかめなかった。
これは川越なのではないか?という仮説のもと蔵造りの町並みの地域まで行ってみた。
前日に近くまで行ったばかりだが、ランドマークに設定されるとしたら時の鐘だろう。
今度はニー活行く前の寄り道程度に行くため、電車で川越駅まで行ってから降りて移動。(川越市在住だが最寄り駅から川越駅は3駅先である)
行ってみたわけだけど、ゲーム上では民家にあたる建物が設定されてるだけ。どうやら違ったらしい。この場所は駅からはちょっと離れているので、リリースされてから24時間ぐらい経った時点でまだ情報が拡散されてない理由はそれかなーと思ったんだけど、ハズレだ。
(後からの調べによれば埼玉の残り1箇所は長瀞とのこと)
ニー活は今回は人数少なく、東条さんとアウターさんぐらいしか来なかったが、終わった後にアウターさんと2人でファミレスに行き、「ニートがこの先生きのこるには会議」をした。
最近今までの経験を踏まえた上でいろいろ感じるが、やっぱり世間が求めているものはニー株やレンタルニートの独自性、そして生きづらい世の中へ立ち向かう姿勢なんじゃないかなと改めて思っている。
アウターさんは冬コミで「完全退職マニュアル」というパロディ的な本を出すらしい。
彼もまた割と偏った考え方の持ち主だが、そういうニート目線に振り切れた人間のほうが「ニートたちで作ったニート株式会社」の姿としては望ましいと自分は思っている。
会議の結果、アウターさんは「完全退職マニュアル」の期待をなるべく煽っていくようなtwitter投稿をしていく宣言をしてたので、俺もそれに便乗してなるべくtwitterでは大口を叩くような方向でいこうと思った。
ハッタリをかますというよりは、腹の底で思っていることはなるべく遠慮せず宣言していくというような形を心がけよう。
14日はレンタルニートでこの前フランス料理屋行った人から再びの連絡が入り、田端にある中華料理屋「新三陽」に行った。
この前は食べすぎて吐くという大失態だったためこのお方からの再びの利用は無いだろうと思ってたが、意外にまたすぐ連絡をくれたのですんなりリピートに至ったということになる。
ありがたいことだ。
このお店は「ワカコ酒」っていうテレビドラマのロケ地でもあるらしい。
依頼主は近年では減りつつある「街の中華料理屋」といったタイプのお店にも注目しているらしく、ここは前にも来たことがあるとのことだ。
単品料理をいくつも頼んで2人で分けるような形で食べた。
前に食べすぎてしまったので今回は気をつけようとは思ったが、そうはいっても何品も頼むため量が結構多い。お腹いっぱいになった。
しかし前回の反省から「すいません、もう入らないです」宣言をなるべくするようにしたので残りはいくらか食べてもらい、なんとか終了。
まだこのあと移動して相談事をするという話なので余裕をもっておかねばなるまい。
そのあとは池袋に移動し、名前は知ってはいたネカフェの「DiCE」に行った。
利用したのはLogicoolコラボの部屋らしい。
VIPルームというプランでPCが2つ、数人入れる完全個室の部屋だ。
今回はこういう周囲の目を気にせず話せるところで相談事があるとのことだった。
内容は簡単に言うと恋愛相談みたいな感じだ。「アニオタの非リア男性の立場から女性と関わりを持ったり、普通に接していけるようにするにはどうしたらいいか」、などの話をした。
女性作者による恋愛指南本を持参してたようなので、それの内容についてどう思うかを自分自身の経験から俺が答えるような感じだった。それもまぁどのくらい役立つかはわからないが。
どっちにしろ、レンタルニートで男女問わずいろんな人とプライベートな場面で接した経験は数多くある。それと同じような感じで、女性に対してもお客さんと接するようなやや丁寧な姿勢で自然に世間話ができるような状態にもっていければ大丈夫なんじゃないだろうか。
珍しい例なので結構面白かった。
役に立つかどうかわからない恋愛相談を広く受け付けるのもいいかもしれない。
15日はいつも川崎あたりで飲みに付き合っている人と軽井沢へ行った。
それがなんと新幹線に乗って行き、現地集合だったのである。
大宮から新幹線に乗ったが、とても珍しい機会だ。
北海道旅行や九州旅行に付き添ったときと同じく、一つの大きな出来事であったと感じる。だいたい、1人で新幹線に乗ることがまず初めてだ。
きっぷの買い方とかよく調べながら臨んだわけだが、会社員として出張で遠くまで行くならともかく、自分で作ったレンタルニートという仕事によってこの機会を得たのがとても嬉しい。
ものすごく自信につながった。
大宮から軽井沢は乗車1時間もかからないぐらいだった。
とてもいい時期に来たなと思う。
駅の掲示物を見て知ったが、このあたりは浅間山の登山なんかも人気のようだ。
「噴火警戒レベル」の表示がしてあって、3段階中今は2らしい。
「登山は自己責任で」みたいなことが書いてある。
富士山も登ったから他にも登山してみたいような気もする。
いろんな場所に行ったが、オシャレな風景ばかりでまさにインスタ映えスポットだらけだ。
温泉も結構たくさんあるみたいだった。
自家用車で来れたらよさそうだけど、今回は3連休の中日でありどこもとても混んでいたみたい。
セゾン現代美術館に行ったりもしたんだけど、その次行った白糸の滝までのアクセスが微妙だったんでタクシーで移動することになった。その移動の道中が割と渋滞気味で、ちょっと眠くなってしまった。
自分自身ではまずないが、レンタルニートではこうして依頼人と同行するときにはタクシーに乗る機会がたまにある。これがなんかすごい仕事している気分になれるからまた自分にとっていい影響を与えている気がするのだ。高尚な仕事をしているような気分になれる。
行き先の観光地では結構写真を撮ってもらった。
よい実績になるのでありがたい。
最近行った富士山なんかもそうだが、昔から定番の観光地ってのはどこか今だに昭和の雰囲気が残っているかのようで趣がある。設備がやたら古かったりするのもまた良し。
軽井沢も最新のオシャレな雰囲気を取り入れた観光地と、古い設備の建物などがある観光地が入り混じっているような感じだ。
いろんな依頼主と会ってみて思うのは、世代問わず通じやすいのは「旅行」に関する話題なので、こうして定番の観光スポットに行っておけると40代、50代ぐらいの人とも話題が共通しやすくてよい。
今回は新幹線にひとりで乗って軽井沢に行くという一大イベントを経たので達成感を感じた。
最近レンタルニート依頼が多く調子がいいことから、何か両親へのお土産にちょっといいものを買っていこうと思った。5個入り1400円ぐらいのちょっといいレアチーズケーキを買っていった。
自分で作った仕事によって軽井沢に行ったこと、自分で作った仕事によってちゃんとお金を得ていることをアピールするためだ。
翌日これを食べるときタイミングが悪く母に年金の件で責め立てられたりもしたが、このお土産を買っていく行為は自分のためであるということを強く確信してのことなのでもうあまり気にしない。
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ニー株日記
仲 陽介
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