9日

前日撮った動画の編集作業をした。
切って貼って、たまにチャプター分けをする程度に字幕を入れる。

なんとなくそういう自分なりの動画編集のやり方は今までの経験で固まってきた。


テレビのドキュメンタリー取材受けたときと同じことだが、こういう何気ない日常みたいなものを取り上げる場合って、撮影している時間が長いほどいいシーンを収めるに至る率が上がっていくもんだ。

なるべくビデオカメラを携帯して撮影する時間を増やすことがコツだろう。
テレビの仕事みたいになってくるが、ネットで簡単に情報発信ができる今の時代は、そうやってプロがやっても素人がやっても違いはあまりなくなってきているということだと思う。



配送用ダンボールも仕入れたのでサボテンのネットショップ出品をした。
前からLINE通話とかのレンタルニート受け付けに使ってる「BASE」にて。成長の遅いサボテンをのんびり育てたい方にオススメです。買ってください。

「ニー株ストア」
https://neetume.thebase.in/



10日

今日はニー株新規加入希望者たちと代々木公園に集まる交流会。

これまでにWebフォームからエントリー済みの応募者に対して、事前に告知メールの一斉送信をしておいた。申込み自体とは何ら関係ない集まりなので何人来るかはわからないが、去年同じことをやったときもいろんな人が集まってくれて自分としてもその後のよきモチベーションにつながった。

主催者側ってことで早めに原宿駅に着いてお菓子やジュース、酒などの買い物をしておいた。
しかしちょっと遠いスーパーに歩いていってたせいで時間がなくなり、集合場所である原宿門へは走っていくことになった。


前回の反省を活かし、メールには「遅れて来る人は担当者の仲へ電話連絡をしてください」と書いておいたので、応募者である何人かから電話が来た。(結果的には俺のほうが遅れたのだが)

言うなれば今回は会社説明会の追加イベントみたいなもんだ。
まだ会ったことのない応募者たちに会社側の人間として電話対応するってのはなんだか採用担当の面接官みたい。

というか必要に応じて補足説明などするんだから実質的には採用担当そのものか。
とにかく自分自身は企業の面接受けたことないのに、こうして応募者たちへの対応をするのは不思議な気分である。


当然、応募者たちは丁寧な口調で電話をしてくる。

「本日、ニート株式会社の交流会に参加希望の者ですが・・・」
「すいません、後5分ほどで到着する見込みです。集合場所の原宿門でお待ち下さい」

そんなやり取りを何回かして、走った末10分ぐらい遅れて息切れしながら到着した。


中央広場に移動してシートを広げ、輪になって座りながら開始。

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新規加入希望者は10人ほど来ていただろうか。遅れながら現メンバーも少しずつ集まってくる。

イベントの連絡や事前の買い出し、現地での開催に際しての挨拶など、このへんのまとめ役としての振る舞いは大学でサークルの代表者をやってた経験が本当に役に立っていると思う。


今日の開催概要など、一通りの挨拶を済ませたあとはみんなにも自己紹介をしてもらった。
ニー株に参加してて思うことだが、それぞれの経歴などを聞いているだけで多種多様な人が集まっていて本当に面白い。いろんな人の人生が見えてくる。

専門学校を中退した人、大学生だが気に入った授業にだけ出ているという人、面接帰りでスーツで来た人(今日たまたま東北から東京に面接を受けに来てたらしい)、今までに既になんらかの事業を経営してた人など様々だ。

自分としては、普通に就職して働くことへの「生きづらさ」を感じている人たちが集まるということで共通していると思っている。もしくは刺激のない生活への「物足りなさ」か。

20歳女子の人がいたが、俺としてはその人が言う「日本ではちょっとでも道を外れた人への視線が厳しすぎなんですよ!」という言葉にとても共感した。