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秘密結社日本大黒党日誌 3

2014/04/29 01:10 投稿

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第3話「人生は自己満が全て!いかに楽しむかだ!」




皇びっくぶらっく暦1年4月28日 天気:晴れ 日直:そうとう



第1回公開会議ハイライト


日本を遊びで暮らせる世の中へ!


何も日がな一日ゴロゴロして暮らしたいという話ではない。

熱中できるもの、やりがいを感じられるもの、自分が得意・好きだと自覚しているものを発揮してみたい、人はいつだってそういった自らの可能性や欲望に胸躍らされているものだ。

働きたくないわけではない、楽しんで稼ぎたいのだ。


幼少の頃、「OOちゃんは何になりたいの?」と将来を尋ねられ、夢に満ち溢れ真剣にありもしないジョブに就くのだと、もはや決められた運命が如く堂々と答えてはいなかっただろうか。
その頃我々の目に写った世界というものは、実に広大でキラキラを輝いていた。


「なんだっていい、そこに切り込み自らの存在を証明してやる」


それがヒト科の生物したらしめる、希望や挑戦心というものではなかったか。

本来世界とは、世の中とは、我々の冒険心を掻き立てる夢の島でなければならないのだ。


それがいつから、我々を単に社会に迎合する家畜にしたらしめ、「しょうがない」で形成された狭いケージに閉じ込めるようになったのだろう。


「好きなことを仕事に」なんてキャッチフレーズをよく耳にするが、そんなものは幻想では無いかと疑ってしまう。どちらかと言えば「仕事は仕事、遊びは遊び!」というカァチャンの小言のような言葉に直面することが多い。


「ふざけるな」である。



生活していくうえで必要不可欠な労働、そもそもお金を稼ぐとは


簡単に言えば、人に必要とされること。人の望みを叶えたり、感動を与えることによって生じるものである。そこに仕事や労働が生まれる。現状、労働=お金という側面が強く、労働理由も単にお金のためという人がほとんどなのかもしれない。だからこそ、労働には後ろ向きなイメージが付いて回るのだ。


なぜ日本ではプロゲーマーが認められないのか

海外ではプロスポーツ選手としてビザも降りるし 選手育成大学もあるのに

英語ができないとプロゲーマーにもなれないんだな

TCGでプロとか憧れてました(遠い目

棋士ってプロ・ゲーマーじゃねw


彼らはすごい。人生の殆どの時間をゲームにつぎ込んでいる。「いくら好きでも」の限度を優に超えている。彼らにはゲームがある以前にゲームしかないのだ。プロゲーマーが成り立つ理由は、一般的にくだらないものに心血を注いでる部分に面白みがあるからではないだろうか。

人々の心をどれだけ動かすことができるかが、経済、お金の流れを生んでいるのだ。

では、どうして世界でも有数の巨大市場を誇る我が国がプロゲーマーが誕生しにくいのだろう。


農耕民族だから?

余暇や楽しさで金を稼ぐのを是としない社会だからか

遊ぶを仕事にするために必死で勉強するのってなんか本末転倒。 


日本人ならではの勤勉な「遊びで金を稼ぐだと?ふざけんじゃねぇ!」なんていう国民性が関係してるかもしれない。


需要があれば遊びで儲けてもいいじゃんね


しかしながら、お金を使うということには個人の限界があり、先行き不明な現代においては一抹の不安が残るもの。


先行きが不安な限り、みんなお金は使わないのでは

守るものがなくなればバンバン使えるようになるのにね


そもそも、労働の見返りが金しかないのが問題ではなかろうか。

楽しさ、やりがいなどをこよう側が提案、被雇用者も追及していくと、労働が楽しくなり、遊び=暮しも成り立つ。楽しい世の中に変革していくためには、金銭以外でも魅力を感じられる企業が増えると同時に、私たち自身も、金銭以外の魅力を貪欲に求め、見つけ出し、「労働=金銭=生活のため」以上の柔軟な考えを持つことが必要だ。

そして、よりお金を払いたくなるような文化を作り上げ、応援したいところにお金が流れる直接的な仕組みも必要である。ネットで徐々に浸透してきた投げ銭もそのひとつであろう。

そうして、自分の好きなもの、興味のあることを支持していくことで社会に認められるチャンス、新たな経済活動を生み出せないだろうか。


今、我々の目に写る世の中は、どこへ行っても行き止まりで閉塞感を覚えるものかもしれない。

だがいつだって世界は変わらずそこにあり、我々の見方一つで姿を変える。

遊びで暮らせる世の中を作るのも、そう難しい話ではないのかもしれない。

今こそこの手で、あの日見た世界の輝きを取り戻そうではないか。




次回放送予定


秘密結社日本大黒党公開会議2
バベル・オブ・マジョリティ


豊かになったことで、たくさんのものが溢れ細分化した現代。

あまり変化のないように感じられる価値観も、変化の兆しを見せている。

コンテンツ量も膨大になり、かつてのように多くの人が共感する「一般教養」と呼ばれるものや「誰もが通る通過点」は少なくなったようにも感じられる。

知らずとも自分がマイノリティーになることも少なくない。

近い未来、マジョリティーの崩壊を迎えるのかもしれないのでは?!

そんな現代の我々に求められる姿勢とはなんだろう?

コンテンツ全盛期と言われる30代懐古厨の立場から、大黒党が議論する!

 

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