週刊『夏野総研』

週刊『夏野総研』vol.598【観光立国ニッポンを阻む“空の壁”】

2024/11/19 08:00 投稿

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▼第598号
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                     2024/11/19

夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
          vol.598
               【観光立国ニッポンを阻む“空の壁”】
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《目次》
01.先週の出来事
02.時事ネタPICKUP15
03.フカボリBiz
04.Q&A
05.ありか、なしか!
06.時事ネタ キュレーション
07.編集後記

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【01.先週の出来事】
 社会問題からプライベートな話題、訪れたレストランまで、「先週あったこと」をベースに、夏野剛の頭の中やプライベートを覗いていくコーナーです。
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◆2024/11/11-2024/11/17

 先週は、「ボストンキャリアフォーラム」というイベントに参加した。

 このイベントは、米国をはじめとする日本国外の大学・大学院に在学する学生をリクルートしたい企業がブースを設置し、学生たちに企業説明をし、面接もして、採用の機会を提供するというもの。

 KADOKAWAのように海外進出に積極的な企業にとって、グローバル人材獲得のための大きな機会となる。

 グローバル市場への進出を考えている企業だけではなく、日本国内で外資系企業をクライアントにしているコンサルティング企業や投資銀行なども含め、たくさんの企業が出展していた。

 KADOKAWAは今回初の参加ということで、社長自ら参加することにした。
 ボストンの中心のバックベイにあるコンベンションセンターを貸し切って行われたこのイベントに、日本風のリクルートスーツに身を固めた学生が集まり、あまりの珍しさに、ボストン市民がスマホで写真を撮ったりするという不可思議な光景が出現したほど。

 意外なことだが、ニトリやドンキホーテ、オープンハウスといった海外大学出身者の採用にそれほど積極的なイメージのない企業が出展している。
 また、経産省や外務省、農水省も出展しているなど、日本の大学出身者ではない人材を採りたいという企業がこれほどあるのかという驚きがあった。
 その一方、アクセンチュアやEY、KPMGといった大量採用企業がやはり大きなブースを出していたのには頷ける部分もあった。

 参加する学生の方はいくつかに分類される。
 

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