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【作曲・ボカロ】デュエット曲って、ナンヤアアアアア!!!

2019/04/01 18:07 投稿

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こんにちは、NAOSHI*です。

今回はデュエット曲ひいては複数人で歌う曲の押さえるべきポイントについて、持論を述べようかと。
一般的なデュエット曲に関する見解もありますので、ボカロに限らずデュエット曲に興味がある方はぜひご一読いただければ。
デュエット曲/トリオ曲であるからには、複数人で歌う必然性が欲しいものです。
デュエット曲は奥深いのです。

今回の章立ては次の通りです。
気になる部分だけでも構いませんのでお読みいただければ。

・ソロパートを入れてくれ~!たのむ~!
・かけあいが欲しい
・声質の問題
・メインはどちらか?
・というわけで自作曲ではこうしました(The dawn of creation 解説)
・良かった曲の紹介



・ソロパートをいれてくれ~!

曲中一回ずつくらいはどっちかが単独で歌うパートが欲しいものです。
最近はこれすらないものが散見されるので…単に声を混ぜてるだけとか。常にどっちかはコーラスとか。
なんで二人使ってるんだよって気分になります。

確かに、複数のボカロを使うと曲のアクセスのされやすさは高くなります。
私みたいに「特定のボカロキャラを芋ずる式に聴いていく」という人間が一定数いるからです。
「自分の曲が多くの人の目に触れてほしい」のであれば、複数タグを利用できることはかなり大きなメリットで、利用しない手はないというのも確か。

でも、その為に曲に無理やり複数ボカロ織り込むのってなんか違いませんか
完璧に感情的な問題ですが。
もしかしたらそこまでの意図はなくて、単純に両方使いたいけど出来た曲がパート分けしづらかった、なら尊重しますが…

ていうか、ソロパート入れなきゃ合唱ですよ。
合唱だったら合唱曲リンクがあるんでそれのみを使うのがスジでは。
いやしかも、合唱ですらソロはないにしろパート分けはあるけど。

この辺は作編曲にかける矜持の問題だと思います。
あまり自治厨的な事を言うのはしたくないんですけどね…

・かけあい

必須ではないですが、出来ればかけあいは欲しいものです。

かけあいは、ハモリを除く「一人じゃ歌えない」箇所の事を指します。
具体的には下記。ソロパートの有無とは別問題です。
 →ソロ担当箇所が楽譜上で完全に分離されておらず重複がある(楽譜的に歌えない)
 →重複してはいないが、一人で歌うと歌詞上著しい違和感が発生する(流れ的に歌えない)

かけあいがあることで、二人が歌に参加している理由になります。
かけあいを中心にデュエット曲を組み立てていくことも結構あるかな、と思っています。


・声質

似たような声質だと、漫然と聴いていてどちらがどちらの声だかわかりません。
声が溶け合って一つの声になるような表現をしたいなら別ですが、そうでなければ没個性になりかねません。

この問題はIAミク曲が特に顕著な気がします。
IAがGENをロリ目に調整するとかなりミクに声が近くなるので、マジで判別がつかないです。
多分ミクをGEN低め、IAをGEN高めにするのが吉なんじゃないかなあ。



・メインはどちらか?

アイドルソングではグループで歌う曲はだいたいメインパーソナリティが居ます。
それは割と自然な事で、曲のコンセプトを決める際に中心人物を決めると方向性が見えやすいんですよね。

かたや一般的なデュエットの場合、メインが決まってないにしろ、役割が決まっている事が多かったり。
パッと思いつくのは「青春アミーゴ」でしょうか。
あれは二人の役割が明確に違います。物語ベースで書かれたものはそうなりますね。

勿論二人の役割にそう大きく違いがない曲もあります。
「デュエットする」という事を目的に作られた曲は大抵そうですね。
そういう曲は基本的にはバランスを重視します。
二人は対等なので、どちらかがずっと副旋律(コーラス)で影に隠れているなんてことは無いわけです。

ただし、出来た曲が二人に必ずしもバランスよくパート配分できるとは限りません。
マクロスFの「ライオン」あれも有名なデュエット曲ですが、結構パート配分に苦労したんじゃないかと思っています。
「ライオン」はどっちかというとシェリル・ノームのパートの方が歌っていて楽しいので、私がカラオケに行ったときは選べるならシェリルのパートを選びます。
マクロスFはまだ全部視聴していないのですが、パート配分がああなったのはキャラクターの設定を加味した結果ではないかと思っています。
かたや「星を股にかける歌手」かたや「中華料理屋の看板娘」なので、見せ場の多いパートをシェリルに割り振ったということですね。

で、何が言いたいかと言うと、なんとなくではなく曲に登場する二人の立ち位置・役割・優先度もすべて作曲者が意図して作るべきという事です。
そうしてデュエット曲はよりデュエット曲として完成度の高いものになります。

・続)自作曲 The dawn of creation解説


というわけでつい先ほどデュエット曲を投稿したので、その話をば。
初のデュエット曲でもありますが、私にとって初のONE曲でもあるんで、バランスを考えつつ出来るだけONEちゃんを目立たせたかったという意図があります。
というわけで以下のような作戦を敢行しています。

①ONEで締める作戦

以下のような構成をしています。
1番、ラスト①:IAメイン
2番、ラスト②:ONEメイン
こういうのは大抵締めるヤツがメインと相場が決まっています。

とはいってもアウトロの最後の最後は二人のユニゾンで締めています。
ここは「二人のバランス」を重視したゆえの、一瞬しかない完全ユニゾンパートです。

②印象的なパートでONEちゃんを前に出す作戦

ラスト②のかけあいのところですね。
IAは音量レベルを下げ、さらにコーラスエフェクトを他の部分より多めにかけています。

③全曲中の最高音をONEちゃんが歌う

最高音はここです。
間奏→Cメロときてその後の部分ですね。本当に一瞬ですが。

CeVIOのA#5はVOCALOID EditorのA#4に相当しますが、しゃくり上げによる形式的なノーツの配置を含めなければ間違いなく単独での最高音です。

ちなみに、ここCeVIOのノーツ若干ずらしているのは、最高音である「か」をさらに強調したかったからです。
流石に高いので声が細くなってしまい、ベロシティで補いきれない部分を調整してます。いうて曲の流れ上エフェクトがガッツリかかってるんで、あまりわからないかもです。
ONEちゃんの推奨音域知らないんですが、多分とっくにぶっ飛ばしてるんじゃないかなあ…


・良かったデュエット曲の紹介

私が紹介すると基本的にいあおねになりますが、
いくつか紹介していきましょう。

☆永遠


コーラスがとても綺麗なピアノバラードです。お気に入り。
ハモリがいいのは勿論なんですが、二人で応答するように印象的な旋律を歌うソロパートでぐぐっと引き込まれます。この「応答するように」というところがかけあい的に非常に良いです。
また最後にはその印象的なメロディーをコーラスします。
全体的な構成というか、見せ方もまた良い。デュエットの中のデュエットです。

☆Sailing into the blue


元気で爽やかなポップス系の一曲。
デュエットと言っても、この曲でIAちゃんは英語でサビの1部分しか登場しません。
これについては、CeVIOで完結させる為に思い切ったことをして功を奏しているなあ、と私は好意的に捉えています。
IA&ONEでデュエットさせると、どうしても発声ソフトが違う事による違和感が発生します。
それを綺麗に解消している一つの好例です。

単純に曲の展開とIAちゃんの配置もいいですね。
初聴きの時いつIAちゃんが出てくるのかと待ち構えていたのですが、
このBメロの展開からIAちゃんがサビで飛び出してきたときはおおってなりました。
デュエットでテンション上げたい時はこの曲で間違いないかと。


☆Promise

オリジナルがIA&ONEじゃないやつも一つ。
黎明期の有名曲ですが、私はカバーがきっかけで知りました。

いあおねカバーはこちらです。デュエットと踊りが同時に観れるのが嬉しい。

この曲はデュエットの基本系どストレートな構成をしています。
基本的にデュエットといったら、このAメロソロ、Bサビコーラス交代構成になるでしょう。
実に教科書曲と呼ぶにふさわしい、出来の良い曲です。

この手の曲はBサビコーラスでのミックスバランスがモノをいうのですが、
オリジナルは勿論、カバーもいい塩梅です。
押さえるべきポイントに忠実であるが故にしっかりと聴いた人の心をつかむ、そんな魅力があります。



さて、だらだらと持論を述べさせていただきましたが、
この世に良いデュエット曲が増えてくれるととてもうれしいです。
細かいヤツだなーと思われたかもしれませんが、愛ゆえの細かさですので、
ひとつ参考になれば幸いに思います。


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