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【VOCALOID Editor4】日本語ライブラリのIAちゃんに英語を歌ってもらう

2019/01/29 22:57 投稿

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おはこんばちは。なお氏です。

VOCALOID技術記事シリーズも投稿数が増えてまいりました。

今回の話題は書こう書こうと思っててずっと書いてなかったやつです。

さあ行こう!今日はテンション三倍でお送りします!


☆まえがき

私NAOSHI*はボカロのリスナーとしても活動している訳ですよ。
もう超モグラです。digdigしまくってます。IA限定で。

それで、いい感じの曲を見つける訳です。
おお、曲調いい!ミックスもいい!とりあえず推せる!
と高ぶってきたところで、IAちゃんが
「えたーな らーーー」(想像による例)
とか言うんですよね。個人攻撃をしたいわけではないので、あくまで想像例です。


…いや、ダメとは言わないんですよ。
言わないけど、ガン萎えするんですよ。
ちゃんと発音させてあげようよ。
「ぃたーな(る) らーーーーー(ぶ)」()内はとても小さい音
ってカッコよく発音させてあげようよ。

…っていうか、英歌詞書かないまでも、英語部分歌わせる前に英語の発音のクセをちゃんと知ってくださいって話になるわけですよ。
いや私もこてこての日本語発音の英語、使った事ないわけじゃないですよ。ただ日本語発音の英語は、そういう文脈で使わないとクソダサいんですよ。
この文脈というものが全然私の中で言語化出来てなくてもどかしいんですが。

哀しいんですよ。結構英語って英語だから目立つんで、アクセントとして使われるんです。
それがスベったらほら、だいなしやん。

というわけで、これからIA V3に、ひいてはすべてのVOCALOID Editor専用日本語ライブラリ
に英語を頑張って歌わせる私が知っている限りのTipsを広めたいとおもいます。

あ、ちなみにCeVIOのIA_C使えよって思った方。
CeVIOの発声メカニズムが異なるからか知らないんですけど、IA_Cの英語はリアルすぎて別人感ありすぎなんですよ。私は今んとこ別人格との認識が強いです。

少なくともまぜて使えないっすね。私の技量が低いだけかも知れないけど。

ルカとか使ってるなら英語出てるじゃんって言われればそれまでだしまあそっち使って。


☆基本的にはノーツ長さとDYN、OPE弄れば何とかなる

DYNはおなじみのパラメタっすね。音量をいじるものです。

あんまり発音されない音符は聴こえるか聴こえないかくらいの音量にしてしまおうという魂胆。

ただし、OPEとノーツ長さをいじってうまくいかない場合の補助という認識。というか、V4のオートメーション書く仕様上結構めんどくさい…


OPEはオープニングです。口の開き具合を指すもので、下げて使います。下げると多分こもったような感じになります。
魂は「ソウル」じゃなくて「ソーゥ(ル)」ですね。
「ウル」の部分発音するとき、皆さんの口はどうなっていますか?
閉じていますね。オープンしていませんな。じゃあOPEを下げましょう。


ノーツ長さの調整に関しては、正直自分で発音してみてとしか言えません。
ただ、「スタート」などは、普通「スタ」で1音当てるので、「ス」が極端に短くなるでしょう。

こういうのを16分単位でクオンタイズするとあまり聞こえが良くありません。ぎこちなさが強いです。最低でも32分単位での調整がいるでしょう。


☆とりあえず具体例で考えようその①

え?普遍的な事を言われてもわからん?
調声晒せ?そ、それもそっか、しょうがないっすね…

・Last Muse より "Hey, do you believe the power of music?"

音源はこちら。冒頭です。


拍子抜けするぐらいなんもやってねーな!お前それでもIA Pか!
…あんまし褒められた調声ではないのですが、話を進めます。

「ヘイ、ドゥ ユー ビリーブ ザ パワー オブ ミュージック」
これが日本語平文でしょうか。
「へーィ ドゥユビリー(ブ)ザパワーオブミュー ズィ (ク)」
このままでもまあいいんですが、太字の部分をこうして。
「へーィ ドゥユビリー(ブ)ザパワロブミュー ズィ (ク)」
英語はこういう風に音節が繋がる事が良くあります。

さて、a[Sil]というものが見えますでしょうか。
こいつは無音音符と言います。ラップとかする時日本語でもよく使うんですけどね。英語の時はさらに出番が増えます。


ノートプロパティを開いてPHONETICのところを編集してSilをいれてください。
そしてプロテクトにチェック。OKを押す。
これで無音地帯が完成します。無理やり音を止めてくれます。
これがないと音が繋がって困っちゃうこと結構多いです。

さてさて、OPEを下げている箇所は何処でしょうか。
「へー ドゥユビリー(ブ)ザパワロブミュー ズィ (ク)
赤字の所ですね。最後の「ク」はOPEだけでは調整が足りなくて、DYNが出動しました。

刻みですが、ここはあんまし参考になる部分がないので、もう一例だします。

☆とりあえず具体例で考えようその②

・Merry Missing!!より"Though children sleep and wait"

音源はこちら。


さっきよりはまともに調声してそう。

「ゾウ チルドレン スリープ アンド ウェイト」
これが日本語平文。
「ゾーゥ チー(ル)(ドゥ)レー(ン) スリープ アン(ド) ウェーィ(トゥ)」
もう一声。
「ゾーゥ チー(ル)(ドゥ)レー(ン) (ス)リーパン ウェーィ(トゥ)」

プアンがくっつき、ドはもはや要らないので抹消しました。


「チー(ル)(ドゥ)レー(ン)」これがいっちゃん難しい。なにせ、「スタート」の進化系です。3音を1箇所にアサインしなければならない。まあ、頑張って丁度いい長さとOPEとDYNのバランスを見つけるしかないです。

刻みについては、もともと3連符のハネリズムの曲なんでわかりにくいかもですが、なんか細かく調整しているなというのが確認できますでしょうか。こんな感じです(雑

もはや解説らしいことなんも言ってない。

ちなみに先ほど気付きましたが、この時IAちゃん"Though children's sleep and wait"と歌っていました。Childrenは複数系ですしここにはisとかも入らないので圧倒的に意味の分からない「ズ」です。完璧に調声ミスです。まあ、ほとんど聞き取れないんですが…

☆他に気をつけたいよく出てくるフレーズ

・not
「ノット」ではありません。「ナッ」です!na+Silです!

・sing
「シング」じゃないんです。じゃないので、si n gu と打ってください。guはOPE弄ってください。


・confuse
この単語はあまり出てこないか…「コンフューズ」ではなく「カンフューズ」です。


☆日本語ライブラリではあまり縁のない音節たちが大活躍

おまけといっちゃなんですが。

あんまし存在意義の分からなかった下記にご紹介する音符が多用されます。


・si[スィ]
歌詞を半角英数で打っている場合、よく罠にはまるアイツです。
こいつ、実は英語歌わせるときはひっぱりだこ。スィング ア ソング!

・du[ドゥ]
「-ed」はよくこれを短く切ってやります。過去形ですね。

・zi[ズィ]

「みゅーziく」です。

☆日本語ライブラリ、表現の限界

残念ながら、力が及ばないところもあります。

・Lの発音
んなん気にするやついるんか!?って思うかもですが。

んーあんま気になんないですけど

・aとeの中間の発音記号
んなん気にするやつお前だけやろ!?って思うかもですが。私だけだと思います。
いや、意外とないと困ります。

aとeの中間と分かってるんだったら頑張って2track作ってミックスすれば代用できるかも。

・ヴァ
「forever」は涙をのんで「フォーエバー」になりました。
"Love is over"は上手にカバーできません。多分。
でも「ヴ」ならあるっぽい。上手く使えばあるいは。


☆おわりに

いささか醜態を晒しすぎた気がしますが。

とりあえず!日本語ライブラリに英語歌わせるときは、英語的にあんま不自然じゃない英語にしましょう!
長々とお付き合いいただきありがとうございました!

困ってる方いたらTwitterに突撃すれば答えるかもです。

コメントなどがしがしお待ちしてます!それでは!


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