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Vtuberの魂問題、PC・PLの概念

2019/08/30 17:05 投稿

コメント:18

  • タグ:
  • Vtuber

こんにちは。nagaru205です。
先日引いた風邪が長引き、喉の調子が中々戻らないことに悲しみを感じている今日この頃です。

さて、最近、ボイスチェンジャーを使ってニコニコ生放送で遊んでいるわけなのですが、Vtuberの中の人との衝突、変更、果ては中の人の追加で荒れる事件が散見されますね。

というわけで今回は、企業Vtuberに関してつらつらと書いていきます。

これに関して、ある方がVtuberに関してもPC・PLの概念を取り入れるのも良いのではないか、というブログを書いてらっしゃいました。
PC・PLとはそれぞれPC=プレイヤーキャラクター、PL=プレイヤーの略で、Vtuberにおいてはキャラクターそのもの(PC)、と中の人(PL)に相当します。TRPG業界では古くから使われている概念らしく、ドラマの役柄俳優、アニメにおけるキャラクター声優の関係も同じようなものかと思います。

この概念をVtuberに導入すると、PCとPLの同一視をしないという大前提のルールがあるため、
PCには中の人など居ないと言わせつつPLとして意見を発しても矛盾がない
→PCはPLの存在を意識できないため
悪役・悪人のキャラクターを活躍させられる
→PCの人格はPLの人格と無関係のため
PC同士の恋愛関係が安心して構築できる
→PC同士の好意とPL同士の好意は無関係のため
PCで発生したヘイトがPL側に波及しにくい(あるいはその逆)
などの点で、『便利』である、とおっしゃっておりました。

個人的には声優や俳優などはこの考え方が『それなりに』機能しており、ある意味で健全な状態になっていると考えています。
しかし、Vtuber業界はPC(キャラクター)とPL(中の人)の境界を『あえて』不明瞭化している部分が多く、その弊害としてPCとPLの同一視が進み、様々な問題が起こっている部分があるのでは、と感じました。
このPCPLの境界の不明瞭化という手法は、アイドルマスターというコンテンツでは前から行われていた手法であり、その良し悪しはさておき、ファンの心を掴むには有効な手法です。声優の個性をキャラクターに逆輸入したり、キャラクターの個性にあった声優にキャラクターの衣装を着せる、等々により、2次元のキャラクターへの好意を3次元の声優への好意に発展させることができます。それにより、ライブやオフイベントなどの盛り上がりや人気、売り上げを確保できるため、いろいろなコンテンツで取り入れられている手法にもなっています。

Vtuber業界はアニメやゲーム、ドラマ以上にPC(キャラクター)にPL(中の人)の設定・能力・特性が反映され易く、PC≒PLの図式が多くの場合成り立つようになっており、それを制作者も視聴者も受け入れているように思えます。台本がしっかりと決まっていない生放送などではどうしてもPL(中の人)の人間性がそのままPC(キャラクター)に反映されがちですし、そこが面白い部分でもあります。これが根深い問題。

さて、先のVtuber業界における一部の問題、中の人(PL)のサイレント変更や追加などが大荒れしましたが、PCPLの分離という考え方がしっかりとVtuber業界で徹底されていれば問題にはならなかった可能性が高いと思います。しかし、人気や面白さの確保のため、PCとPLの境界を故意にあいまいにしている件も多く、簡単には解決できない問題であると感じます。


様々な問題がありましたが、私としては、

・PC≒PLという売り出し方の強みと危険性を企業がしっかりと認識する
→無名PL(中の人)を使った場合、PL≒PCという意識が生まれやすいです。売り出すには良いのですが、問題が起こってPL(中の人)と衝突したり、変更を余儀なくされた場合、育ててきたVtuberのコンテンツ自体が取り返しのつかない打撃を受ける可能性があります。
更に、素人の若い方など社会人経験が無い中の人も居る可能性があります。そういった方にキラーコンテンツを握られてしまう危険性……こわい。

・PC≒PLという売り出し方をされても視聴者側でPC≠PLを意識して楽しむ
→PC≒PLという売り出し方が多いのは生放送中心のVtuberならどうしようもないです。しかしあくまで別人格であると心に一線を引きましょう。中の人の発言は神託じゃないですよ?

・PLもPCを盾にしない
→一部のVtuberでありましたが、キャラクターのアカウントで視聴者に助けを求めた件。背景が明らかになっていないので何とも言えませんが、中の人(PL)は、キャラクター(PC)とは別です。企業と揉めているのは中の人であってキャラクターの権威を利用してはせっかくの夢が終わってしまいます。企業側も、それをやられたらキャラクターコンテンツを守るために強い行動に出ないといけませんし。視聴者の善意につけこまないように、互いに大人な対応をしてほしいですね。
どうにもならず、最終手段として、頼らざるを得なかったケースもあるかもしれないですが。

・互いに歩み寄ろう
→PC≒PLの図式が成り立っている場合、PL(中の人)の権利は増大しがち。しかし、企業側も権利の拡大を無理に抑え込まず、コンテンツ成功の立役者として契約の改善やボーナスなど、柔軟な対応をする必要もあるかもしれません。
中の人サイドは、コンテンツが成功した場合、本人の努力や運などももちろんあったでしょう。しかし、企業側の出資や配信環境の提供、売れなかった時代の最低賃金、背負っていたリスク等、色々考えて行動して欲しいです。コンテンツに不可欠な人間になったからと言ってコンテンツを盾に取る行動はアカンと思います……
二人三脚で発展して、二人とも最大利益を享受して、末永く円滑な関係を!

・これから起こって欲しい業界としての成熟
→視聴者側も、運営側も、演者側も、まだまだ発足して日の浅いコンテンツであるVtuber。互いに色々な事を糧にして、三者がそれぞれ楽しんで満足できるような幸せな世界になれるように一つずつ、成長を重ねていけたら良いな、と思います。

こんなことを考えました。

みんなしあわせがいちばん!

コメント

nagaru205 (著者)
No.16 (2019/09/04 01:11)
>>7
生放送はどうしてもPLの性質が大きく反映されてしまいますからね。動画作成よりも生放送のほうが手軽である以上、なかなかPC≒PLという考え方から離れるのは難しいのかもしれませんね。
>>8
PCが強い環境ではPLの主張は単なる邪魔物でしかないですが、Vtuberの場合、PCの設定が弱く、企業側もPLの個性の反映されるPCを望んでいる部分がありますから……。
nagaru205 (著者)
No.17 (2019/09/04 01:15)
>>9
彼女はPLの個性の部分が大受けした方ですね!いちからはあのような逸材をどうやって発掘したのか本当に凄い方だと思います……!!!
>>10
そうですね。視聴者は代替コンテンツがいくらでもある以上、いつでも「推しを変える」という権利を持っていますから、企業側は慎重になる必要がありますね。
nagaru205 (著者)
No.18 (2019/09/04 01:21)
>>13
確かに完全分離は難しいですね。。。個人的には、PC≠PLだと認識した上で、PCにPLの人間味が反映されるのを楽しむのが健全かも、と思っております。ちょうど、ドラマの俳優やアニメの声優の感じで。
>>15
そうですねぇ。。。元々PLの個性で売れているような方も多いですから、切っては離せない関係なのは間違いないと思います。企業側は中の人を複数使えればとても活かしやすいコンテンツだと考えるかもしれませんが、かなり慎重にやらないと先例のように荒れてしまうのは仕方ないかもしれませんね。。。
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