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「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」後夜

2014/02/25 06:40 投稿

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いつもの儀式。ライブ翌日に会場を眺めて前日に見た夢を反芻する。
有給休暇を取得して、思い出に浸りながら夢から覚める準備をする。
この上なく贅沢な時間の使い方。私はこうして、日常に戻っていく。

いつもと違って、会場の前に着いた途端に涙が溢れてきてしまった。
あの大きなSSAを前にして、見上げたまま身体を動かせずにいた。
コンコースにある柵に、力の全く入らない自分の身体を軽く預ける。

いったいどうしちゃったんだろう。嬉しいとか悲しいとかじゃなく。
声を殺して我慢したけど、たぶん周りに嗚咽が漏れたかもしれない。
放心した状態のまま肩の震えが納まるまで1時間くらい立ちすくむ。

私は、この2日間のライブでいったい何を見てしまったんだろうか。











アイドルワールドと銘打った通りそこにはアイマスの全てがあった。
アイマスの過去。アイマスの現在。そして、たぶんアイマスの未来。
始まりの曲「THE IDOLM@STER」によってステージは幕を開ける。

これでもかと詰め込まれたアイマスの今。私にはとても大きかった。
膨大な時間と熱量に圧倒され、アイマスの大きさを改めて感じ取る。
私の知らないアイマスもあった。体と時間が有限なのがもどかしい。

765プロ組を先輩達、シンデレラ組とミリオン組を後輩達とする。
半年前はゲストだったが、今回はアイマスメンバーとして姿を現す。
ステージへ上る先輩達と後輩達。こんなにも沢山の子達がいたのか。

「私達、アイドルマスターです!」と、いつもの繪里子さんの言葉。
いつもと同じ言葉なんだけど、その意味はいつもとちょっと違って。
あのステージに並んだ皆を、承認し受容する宣言なのかもしれない。

先輩達から後輩達へ。アイマスのこの世界を、この光景を継承する。
今回のライブはそんな儀式じゃないか、そう始まる前に感じていて。
ライブのテーマである「繋ぐ」。ステージ上で確かに繋がっていた。

アイマス史の節目に用意された楽曲の数々がライブで彼女達を繋ぐ。
「空」でその姿を見たとき、とても言葉にできない感覚に襲われた。
あぁ、全ては繋がっているんだ。全てアイマスの光景なんだ、って。

繪里子さん、山崎さん、大橋さん、戸松さんの4人が横一列に並ぶ。
いま新しく描き出したステージ。どこまでも続いてゆくストーリー。
未来や希望といった言葉を思い浮かべるのに十分すぎる光景だった。

「日高愛を演じている」現在進行形の言葉。DSは今も息づいてる。
ずっとDSを追いかけてた人、今も追いかけている人を知っている。
彼らの目には、このステージの光景がどのように映ったんだろうか。

誰もが諦めていたであろうその光景が現れたときの歓声が耳に残る。
どよめきから悲鳴に近い歓声に変わったとき、私もその声を上げた。
何を言っていたかなんて覚えてない。その時の涙だけは覚えている。

だれか1人でも欠けたら、次のステージへ進めない。今の、全部で。
春香が映画の中でそう言った通り、今の全部がステージ上にあった。
春香を、アイドルマスターを構成するピース。それらの数々の輝き。

バンナムは、たぶん私みたいな人にこの光景を見せたかったのかな。
意識的に壁を作ってたわけじゃないけど、どこか別物と捉えていた。
垣根を越えた先に見たものは、想像してたよりもずっと大きかった。

アイマスの全てを追いかけるには、どれくらいの熱量が必要なのか。
自分の注ぎ込める熱量とを天秤に掛けながら、しばし光景を眺める。
溢れ出る眩しさと比べて、握るサイリウムの光量がどこか頼りない。

可能性と不安。その光景は、自分を怖じ気づかせるには十分な姿で。
ただ、咀嚼できない量を前に勿体ないなと思ったのも確かなわけで。
支えるなんて烏滸がましいけど、この先を見てみたい、そう思って。

ゲストとして登場しどこか辿々しい半年前の姿からは想像できない。
シンデレラ曲もミリオン曲も全力コールしてる隣の人が羨ましくて。
見様見真似でやってみたけど、やはり次からはちゃんと予習しよう。

あまり事前準備できなかったけど、やっぱり目一杯楽しみたいよね。
そう思わせてくれるパワーが後輩の子達からすごく感じられたんだ。
彼女達はとても眩しく輝いていて、そしてさらに輝こうとしている。

シンデレラ組もミリオン組も、今年はそれぞれの単独ライブがある。
先輩達が今まで歩んできた道。後輩達もまた、その道を歩み始める。
5年後、10年後、彼女達が歩んだ先にはどんな未来があるだろう。

アイマスライブはまだ日が浅い私にも、初期の様子は伝わっていて。
徐々に大きく、強く、眩しく輝き、その向こう側へと歩みを緩めず。
9年という時間が重なり、今の素晴らしいライブの礎となっている。

後輩達が積み上げる時間は、これから。まだまだ始まったばかりだ。
どんな夢を思い描きながら、彼女達はこの道を歩んでゆくのだろう。
決して楽じゃないが最高の世界。そんな未来が訪れることを祈ろう。





私、アイドル達の背中や後姿を眺めるのが好きなんです。とっても。
その背中の向こう側に、サイリウムの海が輝いてたら、最高なんだ。
なんだか、そこから臨む光景はプロデューサーの特等席な気がして。

右斜め後ろ45度、約20メートル。センターステージからの位置。
ここからだと、その場所に立つ彼女達の背中越しに2階席が見える。
DSやSF、あるいはライブBDでしか見ることができなかった姿。

アリーナから見た景色は、なんだかもうそれだけで胸一杯になって。
ステージ上でマイク片手に歌い、その背中の向こうに広がる光の海。
私の一番好きな姿、一番好きな光景が目の前に繰り広げられていた。

アイドル達を見守る。その時の場所は、アイドル達の後ろなわけで。
アイドル達の背中をポンと押し、ステージへ送り出す役目なわけで。
アイドル達がどんな表情なのか伺えないけど、きっと笑顔なわけで。

そんな今まで見たかった光景を、私は今、この自分の目で見ている。
涙腺が緩むのには充分なトリガーとなって、幸福感に包まれている。
この光景が見たかった。どうしようもないほど心が満たされている。

釘宮さんのあの後姿は、たぶん、絶対忘れられないんじゃないかな。
繋ぎ受け渡されたバトンを胸に、光の真ん中の階段を登っていって。
その頂上で一呼吸置いてから流れ始める my song のピアノ導入部。

凜とした背筋と歌声に、目と耳を傾ける。会場に響き渡るその歌声。
アイマスが今まで歩んできた道と、これから進んでいく道の交差点。
改めて歌詞の意味を確認しながら、その紡がれる言葉の深さを知る。

喜びだって悲しみだって、いつかは思い出になってしまうのだから。
未知なる道へ、常なき永遠へ。アイマスがこれから辿っていく未来。
優しさと厳しさ、全てを内包して贈る未来へのエールと祝福と希望。

アリーナを前にした志保が「重い」と評した理由が見えた気がする。
繋がりとは時間と同義。積み重ねてきた時間がそのまま重さとなる。
階段を一歩ずつ登っていくその背中には、今までの時間を背負って。

膨大な刻を積み重ねなければ歌えない歌がある。例えば my song 。
およそ10年を費やされた重みが歌となってアリーナに降り注いで。
ステージに見えたのはきっと、アリーナを満たす特大の思い出ボム。

アイドル達の背中には羽が生えている。決して軽くはない大きな翼。
ふんわり飛んでるように見えるけど、今までの全てを背負っている。
私、アイドル達の背中や後姿を眺めるのが好きなんです。とっても。





終演後の物思いに耽りながらパラパラとめくっていたパンフレット。
ふと、目に止まってしまった文章。「天海春香」のプロフィール文。
「アイドルアワード個人賞を受賞」と書いてある。少し心が揺れる。

今回のライブテーマ「繋ぐ」は、もちろん劇場版とも繋がっている。
春香が着ている衣装はワンフォーオール衣装。ここも繋がっている。
春香だけではなく、美希も、千早も、ほかのみんなも繋がっている。

出会ったときの春香と比べ、もう随分とトップアイドルに近付いた。
夢だったあの広大なステージで歌う姿が、間もなく現実になるのか。
劇場版でも感じていた、あの嬉しさと共にあるちょっとした寂しさ。

アイマスにとって「夢が叶う」というのはどういうことなんだろう。
いろんな目的や考え方があるけれど、やっぱり「トップアイドル」。
アイドル達の夢、プロデューサー達の夢、いつか絶対叶うと信じて。

初めは小さな一歩。輝きの向こう側へ、トップアイドルを目指して。
少しずつ夢を叶えていって、SSAまで辿り着いて、あとちょっと。
私たちが過ごした時間の重さは、数え切れないほどの思い出となる。

季節が変わっていくように、見える景色もだんだん変わっていって。
会場を埋め尽くす光の海も、その規模がどんどんと広がっていって。
夢が叶った先には何が待っているんだろう。夢が叶ってしまったら。

劇場版を観たときに感じた、見ているものを通して自分を見る感覚。
初めてアイドルマスターに触れてからの軌跡や内面を見つめる感触。
52週目を迎える前に、今までのプロデュース活動を振り返る追憶。

アイマスに出会い、夢を初めて願って今日までどの位経っただろう。
あっという間のようでもあり、果てなく長い時間のような気もする。
アイマスを構成する要素、 M@STERPIECE の歌詞そのものの世界。

あぁ、そっか。私はあの時、アイマスのピースのひとつだったんだ。
映画の中で春香が言ってた「今の全部」の中に、私も入ってたんだ。
あの広大なSSAの会場で、そのひとつだと実感してしまったんだ。

アリーナの真ん中で「最っ高!!」と叫んだ繪里子さんの姿を想う。
万感の想いが込められたその言霊に、アリーナがひどく酔いしれる。
力一杯叫んだ私の声は、ステージ上の繪里子さんに届いただろうか。

ありがとう。そして、よろしく。そっと願いを込める、最高の未来。





あのライブから1週間。SSAの熱量がまだ身体の中に残っている。
今できることをやろう。そんな想いを込めてこの文章を書いている。
いつか訪れる明日がどんな日になるか、誰だって分からないけれど。

ライブ翌日に流した涙は、いま思えばなんだかすごくスッキリして。
輝きの向こう側にはきっと、もっと大きな輝きが待っているだろう。
目指す明日は追いかけていくものじゃなく、今へと変えていくもの。

さぁ、プロデュースを続けよう。更なる輝きの向こう側を目指して。











「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」
後夜。自室にて。






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