そこでさりげなくできる、CA(キャビンアテンダント)のおもてなしテクの応用を紹介します。簡単に実践でき、何も用意も要らないので、素敵な人と出会ったその場でできるのもポイントです。
会話の中に、相手の名前を入れる
ビジネスクラスなどハイクラスの接客の際にCAは、「何かお飲み物はいかがですか、MR.◯◯」と名前を呼びます。
名前を呼ぶ接客は、相手に特別感を与えることができるんです。「この料理おいしいですね、◯◯さん」「◯◯さんは、お休みの日何をしているんですか」とたわいもない会話の中に、あえて名前を入れてみてください。
自分に向けて話してくれていると感じて自然とあなたを意識してくれます。また、初対面の人なら、もう自分の名前覚えてくれているんだとうれしさと同時に距離が縮まるはずです。
反対に悪事をしようとしているタイミングで名前を呼ばれると、指摘されている意識にかられ、躊躇してしまうこともあるんだとか。飲み会で、いやな絡みをしてくる男性がいた場合も、名前を呼んで目を覚まさせてあげると飲み会の雰囲気もスマートになります。
物を渡すときは、「目→物→目」のアイコンタクト
CAがお客様に飲み物をお渡しするときのテクニック。まず相手の目を見て、次に手渡すドリンクに一度視線を落とします。そして最後に、ニコッと笑顔で相手の目を見て渡します。
このテクニックは、どんな相手にも有効のおもてなしです。飲み会の場でも、オーダーしたドリンクを手渡すときに試してみて。
まず、あなたにですよと目を合わせ、手渡すものを見ることで1度目を逸らされたことが気になり、その後もう1度目が合ったことでドキッとしてしまいます。数秒のことですが、男性のハンター精神への刺激とツンデレ効果を期待できます。
一度手渡す品を見るのは、CAの業務上は「丁寧さ」を重視するためですが、飲み会で使うと小悪魔テクに変身するんです。
改めてお礼を伝える
CAはお客様に何かご協力頂いた時などは、誠心誠意を込めてすぐにお礼を言います。さらに、もう一度、改めてお礼をお伝えします。
飲み会後すぐのメールには「昨日は、ありがとうございました。楽しかったです」と送りますよね。でも、次会った時にも、その言葉を伝えている人って意外と少ないんです。
なので、直接会ったときに「先日は楽しかったですね!」と改めて伝えることで、「本当に楽しかったんだな」「ちゃんとしている子だな」という印象になります。
男性の心をつかむのは、ほんのささいなことがきっかけです。これらのおもてなしテクは、お金もかからず、すぐに実践できるので試してみる価値あり。CAでなくても、少し意識するだけで自然に身につきます。
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