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時間が足りないアラサーの私たちが、ショートスリーパーになる3つのステップ

2016/01/20 23:00 投稿

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ナポレオンは3時間睡眠だったというのは、有名な話ですが、睡眠時間が短くても「全然平気!」というショートスリーパーが世の中には存在しているそう。

私は、できる限りベットの上で眠りたい派。しかも睡眠時間が短いときは、昼間にどうしてもウトウトしてしまい、平日は午後の作業効率は最悪。残業が続いたときや、プライベートでやりたいことがたくさんあるときは、自分もショートスリーパーだったら、どんなに1日を有効活用できるんだろうか...と考えることがあります。

でも、きっと遺伝や体質の問題だから、今さらなれないだろう...といつも思い直していました。

そんな憧れの「ショートスリーパー」に、もしかしたらなれるかもしれない!という情報が。睡眠に詳しい坪田聡先生(雨晴クリニック副院長)が、「Fuminners」で「ショートスリーパーになる3つのステップ」を紹介していました。

ショートスリーパーは短時間に深ーい眠り

坪田先生によると、睡眠時間6時間以下のショートスリーパーと10時間を超えるロングスリーパーを比べると睡眠の質が全く異なるそう。

睡眠中はノンレム睡眠とレム睡眠が交互に訪れますが、ショートスリーパーの睡眠には、脳が深く眠るノンレム睡眠が多く現れます。すなわち短時間で何度も深く眠れるので、非常に効率がいい睡眠のとり方をしているといえます。対して、ロングスリーパーは浅い睡眠のレム睡眠の時間が長く、ショートスリーパーよりも夢を長く見ているという睡眠の特徴があります

(「Fuminners」より引用)

たしかに、睡眠時間が短いときは夢をあまり見ないかも...。ショートスリーパーは睡眠をより効率化しているんです。しかも、ショートスリーパーとロングスリーパーでは、性格や日々も違いもあるそう。ショートスリーパーは、外向的で勤勉、精力的で野心家な人が多く、現状に対して満足している人が多いと言われています。

起きている時間が充実しているという意識から、睡眠時間をより効率化しておこう!と身体が考えているのかも!?

ショートスリーパーになる3つのステップ

坪田先生によると、ショートスリーパーかどうかと遺伝は関係ないんだとか。しかも、ショートスリーパー体質でなくても、習慣づけによってショートスリーパーになることができるそうです。ショートスリーパーになる3つのステップはこちら。

①【就寝前】寝る3〜4時間前に食事を摂り、さらにお風呂に入って体温を上げ、布団に入ったらスムーズに睡眠に移行できるようにする。
②【就寝】起床時刻は変えず、1週間に15分程度ずつ寝る時刻を遅くしていき、少しずつ睡眠時間を短くする。
③【日中】日中は太陽の光をしっかり浴びて活動的に過ごす。昼食の後には20分程度の軽い仮眠をとると、午後も活発に過ごせ、アクティブに活動することで夜寝つきがよくなる。

(「Fuminners」より引用)

とくに「起床時刻を変えない」というのが、負担をかけないポイント。私たちの体内時計は寝る時間ではなく、光を見る時間の方が影響が大きいと言われています。いきなり何時間も起きているのは難しいけど、少しずつ遅くすることはできそうです。しかし、食事の時間や昼食後の仮眠は、毎日のライフスタイルのなかで調整が必要かもしれません。

仕事の量が増えても、趣味や友だちとの食事といったプライベートの時間は絶対減らしたくない。だからどうしても忙しいとき、身体になるべく負担をかけずショートスリーパー体質に移行できたら、起きている時間にやりたいことを思いっきりできそうです!

ただし、坪田先生によるとショートスリーパーだからといって、絶対昼間にウトウトしないという訳ではないみたい。自分がどんなタイプなのかは、しっかり見極めておかないといけないかもしれません。

Fuminners

image via shutterstock

文/岩瀬智世



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