でもそんな私が最近気になって仕方ないのが、兄弟メディアの「roomie」で紹介されていた「ストーリーのある塩」。ボトルや色が塩とは思えないほど、スタイリッシュなんです。
とにかくボトルを並べておくだけでも気分がアガりそう
スタイリッシュな店内に、キレイに並べられた塩――。食材を買いに来たというよりも、香水やスキンケアを購入するセレクトショップを思わせるここは、塩専門店の「solco(ソルコ)」です。場所は、JR五反田駅から、東部池上線で2駅の場所にある戸越銀座商店街。
「solco」では、世界中から集められた塩40種類を、試食しながら選ぶことができます。でも、今まで塩なんてどれも同じだと思っていた私。40種類もあったら、選ぶのに困って気づいたら試食だけで塩分を摂りすぎてしまいそう(笑)。
そこで、「roomie」で紹介されていた塩の選び方を参考にしようと思います。
01.おむすびに合う塩を選ぶ
この店では、ずらりと並んだボトルから、好きなものをスプーンですくって試食することができます。そのまま味わってもいいのですが、塩のポテンシャルを最大限に引き出すなら、「おむすび」といっしょに試してみるのがおすすめです。
(「roomie」より引用)
塩を試食するときには、「おむずび」や「コロッケ」といった食事をあわせていただけるそう。そのままだとなかなかピンとこない人も、食べ物と一緒ならわかりやすそうです。
しかも、この「おむすび」はお米にもこだわっているようで、無農薬で栽培された近江米を使用しています。お米の甘みが塩の味わいを最大限に引き立ててくれるそう。塩がおいしければ、「塩むすび」が味気ないなんて思わなくなるかも!?
02.ストーリーで選ぶ
それぞれの塩には、オーナーの田中園子さんが書き記した「説明カード」が用意されています。(中略)カードには、生産される土地のこと、つくり手の想い、さらにどんな料理にマッチするかなど、塩の特徴がいろいろ書かれています。それぞれのカードを読み進めながら、気になる塩をピックアップしてみてください。
(「roomie」より引用)
塩にストーリーがあったなんて...! 時間がない中、パパッとスーパーで選んでいた自分のガサツさが恥ずかしい。じっくりカードを読みながら、味わいだけでなく心が引かれる塩を吟味したくなりました。
03.ソルトコーディネーターに相談する
「solco」のオーナーは、ソルトコーディネーターの資格を持つ専門家。塩選びの相談にも乗ってくれます。オーナーの田中さんにオススメは?と聞くと、こう答えていました。
「味覚や好みは人によって違うので、一般的におすすめというものはありません」
(「roomie」より引用)
塩を選ぶ際には、自分がどんなシーンで使いたいのか、味の好みをしっかりと伝えることが大切のよう。日本酒に合う料理を作りたいとか、肉料理をよく作るなど「塩」をどんなときに使いたいのか考えておくとよさそうです。
ほかにも、塩をつかったスイーツや平日はお弁当の販売も行っているみたいなので、料理の参考にもなるかもしれません。
そういえば洋食や和食、中華で味付けを変えるのに、どうして今まで素材の塩を合わせて選ぼうと考えなかったんだろう...。調味料の中でも、味つけや味のバランスを撮るために料理の基盤となることが多い調味料、「塩」。
今年は、料理も少しこだわりたいと思っていたので、まずは塩選びからはじめてみたいと思います。戸越銀座商店街は、親しみやすいお店が多いイメージでしたが、「solco」のようなスマートなお店があるなら、週末のお出かけ候補にノミネートさせておこうっと。
「solco」
住所:東京都品川区豊町1-3-13 モアビル1F
営業時間:11:00-19:00
定休日:火曜
TEL:03-6426-8101
[roomie]
文/岩瀬智世
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