仕事でもプライベートでも、人とのつながりが大切な存在になってくるアラサ―世代。これからは、自分のプラスになる話しかたにこだわってみませんか?
信頼されるトーク術を学べるのが『銀座料亭の若女将が教える一流の習慣術』(SBクリエイティブ株式会社)。
本書では銀座料亭「朝川」の若女将である伊藤ミナ子さんが、政界やビジネスの第一線で働く人を見て学んだ一流の処世術を多数紹介しています。
本人の前なら悪口もOK
銀座の料亭だからといって、人が嫌な気分になるようなことは言っちゃダメ...というワケではないようです。
「一流の人たちの多くは、『悪口はあって当然』と考えているようです。なぜなら、その人のよくないところを指摘することでもあるからです」(本文より抜粋)
相手に向かって直接ダメ出ししたり、ハッキリ言うことは本人のためになる場合も。
たとえば有吉さんのように、なかなか言いにくいことでも、その人のためを思って発言できる人は毒舌でもみんなに信頼される愛されキャラになれます。
ちゃんと相手のことを考えて話せば、その思いはきちんと伝わるはずです。
陰で褒めれば信頼度UP
本人のいない場所でワイワイ盛り上がる場合は、この方法を使ってみましょう。
「どうせ『陰』で言うのならば、陰口ではなく、"陰褒め"がお勧めです。つまり、本人がいないところで、その人を褒める。これは、一流の人たちがよくなさっている褒め方でもあります。(中略)褒め言葉は、直接言われてもうれしいですが、人づてに聞くともっとうれしくなるもの」(本文より抜粋)
ほかの人から「(自分のことを)●●さんが褒めてたよ」と聞いたときに、驚きもプラスされて余計にうれしくなった経験があるのでは?
陰口と違い、陰褒めの場合はすればするほど周囲の人に信頼されるので自分の人徳が増えていきます。
本人の耳に入る可能性が低いからといって、話しても無駄と思わないことがポイント。
無理に褒める必要はありませんが、人のよいところはどんどん見つけて褒めていきましょう。
飲み会、女子会では楽しく&狡猾に
噂話はしない、人の悪口は言わないことはとても大切ですが、仲のいい友だち同士では黙りすぎると「何、いい子ぶってんの?」と反感を買う場合も。
言いたいダメ出しは本人にハッキリ伝えて、誰かが帰ったらその人のことを褒める。それだけで周囲に裏表のない子という高評価をもらえます。
悪口も褒め言葉もタイミングを見極められる、賢いトーク術を身につけましょう。
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