目まぐるしい日常のなかで、ふと立ち寄れるバーがあるのは、大人のステータスのひとつ。
でも、おしゃれなバーにはじめて行くと、その場の雰囲気に飲み込まれてしまいがち。さらに、初心者丸出しで過ごしてしまっては、全然スマートじゃありません。
そこで、大人の立ち振る舞いができるように、姉妹メディアの「cafeglobe」で紹介されていた、バーテンダーに「こいつわかってないな」と思われてしまうポイントを確認しておくことにしました。
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■気取った注文は逆に恥ずかしい
よく、ドラマや小説でこなれた感じで注文しているシーンがあります。せっかくバーに来たら、そのシーンを真似したくなりますが、じつはそれバーテンダーさんからすると、かなりの無茶ブリなんだとか。
・「わたしに似合うカクテルをください」この言葉、意外に発する人が多いのだとか。バーテンダーは、飲みたい味や強さを伝えることで、好みにぴったりのお酒を作ってくれますが、見た目や雰囲気でその人が好きそうなカクテルを作るなんてことは至難の技。
「わたしの雰囲気ってどんな感じ? わたしってどんな感じに見える?」とバーテンダーを試すのはやめましょう。
・「珍しいウイスキーをちょうだい」少しウイスキーをかじった人に多いのがこの注文の仕方。どの程度の知識があり、これまでどんなウィスキーを飲んだことがあるかわからないため、バーテンダーを困らせてしまいます。
・「ベースはウォッカで......」"お酒詳しいアピール"をしたいときにうっかりやってしまいがちな「知っているベースを並べてみたカクテル」注文。 中途半端な指定をされるとかえって美味しいカクテルを作りにくくなってしまいます。
(cafeglobeより引用)
もし自分がバーテンダーだとしたら、たしかに困るようなオーダーだと気づきますし、かっこつけて言っていたら、逆に恥ずかしい......。
バーに行ったら、まずはお酒の好みや、今どんなカクテルを飲みたい気分なのかを素直に伝えて、相談しましょう。それが、おいしいドリンクにたどり着く近道です。
■カクテルのロングとショートの違いを知っておく
カクテルには、ロングカクテルとショートカクテルの種類があります。意外とこの違いを知らない人が多いんだとか。
グラスサイズの「ロング」や「ショート」を指しているのではなく、お酒を美味しく飲むための目安の時間を意味しています。正式にいうと「ロングタイムカクテル」と「ショートタイムカクテル」。
(cafeglobeより引用)
グラスではなく、カクテルを楽しむ時間に違いがあったんです。
ロングカクテルは、氷入りで、量も多くアルコール度数が低いので、ちびちび楽しみたい人におすすめ。
一方のショートカクテルは、氷なしのカクテルなので、あまり長い時間をかけて飲むと、ぬるくなりせっかくの味が損なわれてしまうそう。
ショートカクテルは10分程度で飲み切るイメージのカクテルなのです。
(cafeglobeより引用)
もちろん、好きなお酒を好きなように飲むのが一番ですが、一番おいしい状態のお酒を常に飲む方が断然スマート。
■心地よいバーは自分次第で作れる
バーに入った途端、変に気取るのもなんだか肩肘張りすぎのような気がします。
知ったかぶりをするよりも、「おいしいお酒を飲みたい」という気持ちを素直に出すことが、自分にとってもバーテンダーにとっても心地よい空間を作ることにつながるんです。
その気持ちと少しのマナーで、居心地が全然変わってきます。お店の人や、他のお客様との会話も弾んで新しい発見があるかも。
この夏は、お気に入りのバーをどんどん増やして、大人な夏を過ごしてみてはいかがでしょう。
cocktail image via Shutterstock
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