そんな彼女たちは洋服だけでなく、普段は見えないランジェリーにも手を抜きません。フランスの女性たちは、ランジェリーを自分のボディを美しくみせるアクセサリーのひとつと考えています。だから洋服と同様、ランジェリーもしっかりとこだわって選ぶのです。
またパリジェンヌは、年齢を重ねるごとにランジェリーにお金をかけていくようになります。それは、「いつまでもセクシーでいたい」という気持ちの表れ。
ファッションの国、フランスで作られるランジェリーは、細部までこだわりぬかれたデザインとラインの美しさが特徴です。
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■恋人からプレゼントされたい「Aubade」
Aubade Parisさん(@aubadeparis)が投稿した写真 - 2014 12月 9 1:12午前 PST
パリの街には、ランジェリーショップがたくさん並んでいますが、そのなかでも「男性が恋人に着てほしいNo.1ブラント」として有名なのが、「Aubade(オーバドゥ)」です。
プリントとレースを組み合わせ、ストラップに遊び心を取り入れているのが特徴。かわいらしさと小悪魔っぽい雰囲気を併せもつ「オーバドゥ」は、「身につけると女性がランクアップする」と言われるほど。
リボンや、レースの細やかなデザインから、スタイリッシュにボディメイクをしてくれるラインまで計算しつくされているんです。
■エレガントな老舗ランジェリー「SIMONE PERELE」
Simone Pereleさん(@simonepereleaus)が投稿した写真 - 2015 5月 19 2:48午後 PDT
ヨーロピアンエレガンスを基調にした「SIMONE PERELE(シモーヌ・ペレール)」は、繊細で魅惑的なレースを用いたランジェリーで、60年以上にわたりパリジェンヌに愛されてきました。
鮮やかな色を選んでも上品さを損なわないデザインは、20代だけでなく年齢を重ねても着られると高評価。2015年春夏のデザインは、ビタミンカラーを使ったランジェリーが多く展開されています。他にも、フランス刺繍をあしらったり、サテン素材を使用したりするデザインが人気です。
「シモーヌ・ペレール」のランジェリーには、女性を美しくセクシーに見せるのはもちろん、もっと自由で大胆にいてほしいという思いがこめられています。
■異世界に迷い込むような「Chantal Thomass」
Gabrielle Pecoさん(@gabriellepeco)が投稿した写真 - 2015 3月 12 2:49午前 PDT
類稀な独創性でランジェリー界をリードする、『Chantal Thomass(シャンタル・トーマス)』。1920年代のレトロな世界に迷い込んだと錯覚してしまうようなデザインは、女性を官能的にさせるだけでなく、自分だけの個性を与えてくれます。総レースのランジェリーは、着けるだけで高揚感を得ることができそうです。
ランジェリーは、機能性よりもデザイン性を重視するパリジェンヌ。また、自分のボディを美しく見せるためのランジェリーと、リラックスしてくつろぐためのランジェリーなど、用途に合わせて使い分けているんです。
恋人がいなくてもランジェリーで自分を高めるのが、本物のいい女。美しいランジェリーを身につけることは、女性にとってご褒美のようなものと言えるでしょう。
sleeping lady image via Shutterstock
(コバス)