もちろん、たしかにある程度の「頑張り」は必要ですが、それがプレッシャーとなって不健康な痩せ方をしたり、リバウンドをしたりということがあっては本末転倒です。
そこで最近注目されているのが「エフォートレスダイエット」。「エフォートレス」つまり、努力しないダイエットということです。
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■トレンドワード「エフォートレス」
エフォートレスとは、「努力を要しない」「肩の力が抜けた」といった意味がある言葉。最近、ファッション用語としてよく使用されています。
ダイエットが持つイメージとは対極にある「エフォートレス」ですが、最近はダイエット界でもトレンドワードになっているんです。
ここでは、代表的な「エフォートレスダイエット」をご紹介します。
■Mプランダイエット
「Mプランダイエット」は1日1食をキノコ料理に置き換えるというダイエット法。ケイティ・ペリーをはじめとする海外セレブが実践していることで話題となりました。
実はキノコはとても低カロリーな食材。文部科学省の食品標準成分表によると、生えのき(100g)22kカロリー、ぶなしめじ(100g)18kカロリー、エリンギ(100g)24kカロリーとのこと。ほかのキノコも同様に、20kカロリー前後のものが多いようです。
また、キノコに食べ応えがあるため、空腹感を感じにくい点も「Mプランダイエット」のうれしいポイント。さらに食物繊維やビタミン類が豊富で栄養価が高いので、健康的なダイエット食材だと言われています。カロリーを極力減らしたいときは、茹でる、蒸すなど、調理法にもひと工夫を。
■野菜ジュースファースト
『カゴメ』の調査によると、食事30分前の野菜ジュースの摂取により、食後血糖値の急激な上昇を抑えられることがわかったんだとか。
血糖値が急激に上昇すると、身体が処理しきれなかった糖が脂肪として蓄積し、肥満につながります。食前に野菜ジュースを飲めば、血糖値の上昇を抑え、糖が脂肪になるのを防いでくれるわけです。
「食べる順番ダイエット」でも、野菜を先に食べるとヤセると言われていましたが、これも同じ原理。
■頑張らないダイエットでヤセる
ほかに、温かいスープを飲むだけの「温クレンズダイエット」などが、「エフォートレスダイエットのひとつといえます。
いかに無理をせずカロリー摂取を抑えるかというのが、エフォートレスダイエットの基本。
イライラ、キリキリしないで行えるなんて、まさに新しいダイエットの考えかたです。
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